好きな人やものが多すぎて。

自分の情報収集記録用。7 MEN 侍。SexyZone。

JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLD感想。

ジャニアイ本編を見た。私は残念ながら当選しなかったので、完全に初見。

私はジャニオタ歴がまだまだ浅くて、ジャニーズイズムみたいなものに理解が浅い方だと思う。

それでも1年の間にジャニーズ伝統の舞台と言われるドリボ、そしてSHOCKを観劇した。少年たちはスノストの映画版を見た。そして円盤といえどジャニアイを見た。

 

見終えて、よくも私はこのジャニアイを見ずにJr.担を名乗ってたな!!!!という気持ち。

 

ジャニーさんが追い求めてきた、あるいは表現したかったエンターテイメントの形を、ジャニーさんを知る最後の若い世代、そしてジャニーさんを知らない世代の子たちがやり遂げたこの舞台の目撃者になれて良かった!!!

 

SHOCKを見た時も思ったんだけど、ジャニアイでも改めて、さらに強く「ああ、ジャニーさんは日本のウォルトディズニーだったんだ」と思った。

ディズニーランドは夢と魔法の王国。ディズニーが着ぐるみ(決して着ぐるみではない)(←配慮)の中に現実を押し込めて、おとぎ話や物語という虚構をリアルに再現して現実にすることで夢を与えるのに対して、

ジャニアイ、もといジャニーズは夢と未来の王国。輝く未来を目指す生身の青少年たちが自分に何ができるのかを問い続け成長する姿で人々に夢を与える。夢から生まれた夢じゃなくて、1人の人間の人生をかけたどこまでもリアルな戦いの一部始終に、夢と勇気をもらう。

Jr.担としては自担にデビューという夢を掴んで欲しくて、それが喉から手が出るほど欲しくて応援を続けてるわけなんだけど、ジャニーズの神髄ってもしかしたらJr.にあるんじゃないかとまで思った。「大人は子どもに戻れない」という儚さ。一瞬のその時にしかない輝き。実際ジャニーさんはデビュー組でなくいつもJr.の現場にいる人だったわけで、あながち間違いじゃないんだと思うけど。

 

夢を見てひたむきに頑張る少年たちが、入れ代わり立ち代わり衣装も目まぐるしく変えながら次から次へとパフォーマンスする。

大人数で舞台いっぱいに広がって、細かく細かく決められているであろうフォーメーション等、ひとつひとつ着実に遂行してみんなでひとつの舞台をつくり上げる。

ジャニーズのライブや舞台では当たり前だけど、大人が出てきて機構のセッティングをしたりしない。

小道具はJr.同士で受け渡しをしたり、全部自分たちでやる。失敗したら怪我に繋がりそうなパフォーマンスもみんなで全力で挑む。

そんなの見せられたら、感動しかないじゃん……あまりに眩しくて、虚構かと勘違いしちゃうくらいの、まさに夢の世界だよ。

そして未来を見据えてるからこそ、過去の人間の過ちも深く刻む必要がある。そこから学んだ未来をつくらなきゃいけない。

ジャニーさん、本当に偉大なエンターテイナーだわ。ジャニーズという存在をつくってくれて本当にありがとう……という気持ちでいっぱいになりました。

今、ボーイズグループは群雄割拠、かつてのジャニーズ一強の時代はもう終わったと言われるかもしれない。

でも、アイドルとしての価値だけで勝負してるんじゃなく、ジャニーズにはジャニーズイズムが脈々と受け継がれていて、その深みがあれば生き残っていけるんじゃないかと思う。

 

 

正直なことを言いますとですね、私が他のJr.のグループを見る機会といえば基本的に少クラくらいしかなくて、そこからはあんまりHi美の魅力が十分に伝わりきってこなかったんだよね(侍以外を大して集中して見てないせいも大いにある笑)。

だけどジャニアイを見て、Hi美含めてああみんな本当にいいグループだわ、と思った。特に両Gの魅力がめちゃめちゃ伝わった。

 

HiHiはね、私が思ったのは完全にイメージだけど「揮発性が高い」。

液体としてそこに置いておくと、ぶわっと気体になって飛散して、こちらに迫ってくる力の強さというか。

68人の中で何かの部門においてNo.1じゃなくても、人を惹きつけられる力があるのが「揮発性が高い」っていうイメージに結び付いたんですけども。

彼らのハングリーさとかにも関係してくるのかなと思うけど、瞬発力とか爆発力がある。

 

美少年は、序盤の登場の仕方とか龍我くんメインのところとかで象徴的だなと思ったけど、綺麗な衣装を着せて綺麗にヘアメイクを施して、ガラスケースの中に大切に綺麗に飾りたい、と思わせる力があるな、と。

具体的に例えると、あのガラスケースから出てくるのがHiHiとか侍とかだったら、決められた枠組みから飛び出すみたいなアンチテーゼの象徴みたいになるんだろうけど、美少年なら綺麗に飾られてたお人形に命が吹き込まれて動き出したみたいなイメージになるというか。

美少年が持っている、この独特の雰囲気。これだけSNSが発達している世の中で、アイドル=偶像の図式を保たせたくなる存在。大人たちが彼らに手を掛けたくなるのは凄く分かるし、ファンがそれを眺めて居たいなと思うのもすごく分かる。

 

なによりJr.SP良すぎましたね。どう考えてもJr.SP凄すぎたでしょ。

トラジャがカウコンでKinKiの後ろについた時に、ガラッと空気を変えて一瞬でライブというよりSHOWの空気をつくりあげたのが本当に圧巻だったんだけど、SPもグッと舞台全体の格とクオリティを上げる力があるなと。

そりゃああちこちの先輩Gから求められるよね。実力に裏打ちされた強さ。本当に舞台に映える。アクロバットイメージの強いグループだけど、歌もいいのよ。浩大さんはもちろんなんだけど、Jr.SP全体のユニゾンがさわやかで。

彼らがパフォーマンスしてるところをもっと軽率にたくさん見られる機会を増やしてくれ、切実に。少クラでもJr.チャンネルプラスでもいいからさ~~~

あともっともっとすぺちゃんのいいところが出せるオリ曲も頼む!!!

 

あと少年忍者は本当に実力者たちの集まり。

人数が多いことばかりに注目されがちだけど、個々の能力が本当に高い。皇輝くんとか渉くんとか、ちっこい頃から活躍してる子たちは特に積み重ねてきた経験が感じられるし、アクロバットも優秀な子がたくさんいるわ、歌うまい子もいるわ、ダンスの上手い子もたくさんいてさ、本当に個々の力が強い。

忍者は孫みたいなテンションで見てたけども、本当に今がみんな伸び時だなって感じするし、いつの間に孫っぽさは消えるんだろうな。今後が楽しみ。

 

大東くんはなんていうのか、あの…普通にファンです……笑。もはや私はほぼ俳優さんだと思って見てる。

ちょっと尋常じゃないです彼。お顔は小さいしダンスえっっっっぐい。超華やか。一瞬一瞬どこ切り取っても美しい。高校生でしょ?とんでもねぇわ、恐ろしい。

もう彼は1人でミュージカル俳優としてやっていけばいいと思ってるよ私は。ごーごーきっずに入らなかった時点でそうなんじゃないかとすら思ってる。彼、無所属Jr.だけど序列的にいうとごーごーきっずより1人格上だもんね。

ゴリ押しとか言われちゃうことあるけど、彼のパフォーマンス見たことある?あの実力に太刀打ちできるフレジュが他にいますか??っつー話!実力から言って順当だと思う。

彼はジャニーさんを知らない世代なので、光一くんのもとでSHOCKを経験させてもらったのはものすごい財産になったと思う。だから今後はガンガン外部のミュージカルにも出してやって。将来とんでもないミュージカル俳優になると思うよ彼は。子どもの頃から一流の中で学んだ子だし、どんどんミュージカル界の一流の方々と共演させてあげてくれ。頼んだ、滝沢社長。

 

 

そして肝心の7 MEN 侍。

まず、私は大光くんが本当に好きです(宣言)。ほとんどのシーン、自分でも笑っちゃうくらい大光くんに目がいく。どこにいるんだろう?って探す気持ちも当然あるんだけど、感覚としては探すというより、ぱっと目に入る。吸い込まれる。

私、多分考えられないレベルで大光くんのパフォーマンスと造形が好きなんだと思うわ。大光くんのダンス見てると泣きたくなるのは私の情緒がぶっ壊れてるからですか???本当にエモーショナルなダンする人だよね、大光くんって。

あとReiYabanaのベースめちゃめちゃかっこよかった。本当に私は矢花くんのベースが好きだ。矢花くんのベース聞いてると心拍数上がる。特に最初の7 MEN 侍のとこ。本当かっこよかったわ。シンプルにベースが上手い!

なんか当時ジャニアイ見た人が侍があんまり目立たなくてがっかりみたいな感想を見かけてて、そうなんだ……と思ってたんですが、ベースであれだけ存在感出せる矢花黎を私はとっても誇らしく感じてしまって、ステージの真ん中に立ってなかったとしても冒頭からかなりの満足感でした。お花畑って言われたらそうなのかもしれないけど、あれが出来るの多分ジャニーズで矢花黎だけだよ。代替不可。

そして嶺亜くんのヒンデンブルグの自決シーン。えぐい。えぐい以外に言葉でます??あんな綺麗な人がこの世に存在して、それが私たちがお金を払えば見られるシステムになってる現世に一生感謝して生きるしかなくない?なにより嶺亜くん、改めてジャニーズにいてくれて本当に本当にありがとうね……。同じ時代に生まれた時点で勝ち組。自分の人生まで全肯定できるくらいの美しさ。神棚に飾って毎朝拝みたい。ちょっと異常な美しさ。

克樹くんは大東くんとのキーボードのシーンがあったけど、凄くプライドを感じたわ。ピアノなんて習い事の中ではメジャーな方だし、大東くんに限らず他にも弾ける人そこそこいるんだと思うけど、キーボードと言えば自分だっていう、7 MEN 侍の鍵盤担当としてのプライドを感じた。とっても良かった。

こんぴーは歌選抜に入ってて「うたせんばつ!!!!」って声出た(黙って歌を聴け笑)。歌声はもちろん素敵だったけど、こんぴーに関してはもっと長めに歌聴きたかった~とは思った。でも、シャウトの最後こんぴーの声が残るの大好きすぎるし、(他担さんからしたら特に)こんぴーにダンスのイメージあんまりないと思うんだけど、私こんぴーのダンス好きなんだよね。品があって、すごくこんぴーらしいというか。好き。

そして琳寧くんのタイタニック。もーテレビの前で泣きながら拍手した。気迫が凄い。タイタニックに乗るために努力した話とかもフラッシュバックして号泣。ダイナミックで力強くて、素晴らしかった以外に言葉がない。あれを毎公演あの熱量でやり遂げたと思うと、本当に琳寧くんは偉い!偉い順1位!!

 

他Gと比較するからこそ見えてくるものがあって、侍だけを見てたら感じなかったであろうことがたくさんあった。

今回は68人全員座長と謳いながらも、結局Hi美が座長でメインに据えられてるわけじゃないですか。

その中で各々得意なことを生かして68人みんなが活躍できるシーンをつくろうってことだと思うんだけど。

なんかね、そういう今回のこの舞台の演出上のことも当然あると思うんだけど、侍は自分たちで掴み取らなきゃいけないんだろうなって、すごく思った。

もちろんいつかメインに据えられて、綺麗に着飾ってもらってがっつり大人にお膳立てしてもらってきらきらに輝く侍も見たい。それも絶対に素敵なんだけど、多分ベースは自分たちでつくりだして掴み取っていった方がより魅力的な人たちなんじゃないかなって。他Gと比較すると、よりそういう部分が際立つというか。

ぶわっと放つようなイメージなのがHi美だとしたら、ぎゅいっと引き込んでくるのが侍みたいな(こんな感覚的な表現が果たして伝わるんだろうか笑)。もちろん、今回の舞台の関係性だからそう見える部分はあると思う。ライブじゃなくて舞台だから今回全員大人に決められたことをやってたんだろうけど、その舞台を見てなんかすごくそう思った。

だから、これからも自分たちでつくり上げることは一瞬も止めないで欲しいな。で、いつか「7 MEN 侍というジャンル」をつくりあげて欲しい。

 

あー、夢しかない。あの舞台には夢しかなかった。円盤化してくれて本当にありがとう、東宝さんとJI Labelとかいう謎レーベル。(調べたらJ Stom系列らしく、ディスコグラフィーにはまだ今回のジャニアイ円盤しかない。Jr.用のレーベル?これからJr.関連のライブや舞台の円盤化が進んでいく兆しだといいなぁ…)

特典映像もついてこの値段、ちょっと破格すぎるので、あと2000円くらい上乗せしてもらって大丈夫です、多分それくらいが適正価格。

 

 

最近いろんなものを見てどんどん私の中での認識が変わっていく。

これどうなんだろう?って思ってたものに別角度からなんとなくの答えが見えたり、恐れてたものがそんなに怖いものじゃなさそうだとか、色々。

なので、なるべくブログに書き記して記録しておきたい。時間もつかうし言語化するのも大変っちゃあ大変なんだけど。自分の感覚の変化って、変化した後はすぐ忘れちゃうから。

単純に表に出しづらい思考とかもあるので、全てを包み隠さずってわけにはいかないけれど笑、記録のためになるべく書いていきたいなと思った次第です。