好きな人やものが多すぎて。

自分の情報収集記録用。7 MEN 侍。SexyZone。

Show must go on

アイドルってすごいなと思う。

アイドルに限らず、舞台に上がる人、人前に立ってパフォーマンスをする人、そしてそれを支える人ってすごいなと本当に思う。

 

私は替えが利く仕事だから、余計にそう思う。

彼らは替えが利かない仕事だから、どんなことがあっても舞台に立ち続ける。

 

例えば、ケンティーのコンタクトが途中で外れてしまったのもそう。

カラコンだから、カメラが寄りになった時にコンタクトが外れているのがわかる。

コンタクトユーザーは分かると思うけど、片目しかコンタクトが入っていない状態って、とてつもなく気持ち悪い。

それでも綺麗な表情のまま完璧に歌い踊るケンティー、やっぱりとんでもないプロだなと思う。

 

それ以上にSZ10THドキュメントで、どうしてもグッときてしまう部分がある。

 

それが、ケンティーが湿布を貼っているシーン。

帰る前に一声かけようと勝利くんと聡ちゃんがトレーナールームをのぞくと、トレーナーさん2人に囲まれて大きな湿布を貼るケンティー

勝利くん聡ちゃんはお疲れ様でしたと声をかけた後、

「怪我んティーだったね」

「ね。(湿布)似合ってた。湿布が似合う男ってかっこいい」

「湿布までも似合わせる」

とのんきな会話を繰り広げながら帰宅する。

 

 

これを見て、私はTravis Japanの七五三掛くんを思い出したんですよ。

 

ROTでトラジャの回を見たんですが、舞台でトランポリンを使ったパフォーマンス中に七五三掛くんが着地をミスしてしまい、首を痛めてしまうシーンがある。

 

トランポリンで首を痛めたって、めちゃくちゃ心配になるやつ。

でも、Show must go onで舞台は進行していく。

舞台から袖にはけてきた瞬間にみんな倒れ込んでしまうような激しいダンスで、元々不調を訴えていた中村海人くんが足をつってしまったこともあって、急遽舞台裏で振付の変更をするトラジャ。

 

終演後、首に氷嚢を固定されて舞台裏から楽屋へ向かい歩く七五三掛くんの姿が。

途中周りのスタッフさんに「水風呂行けよー」なんて軽く声をかけられる。

振付を担当した先輩である屋良くんは首が動かせずロボットのような動きになる七五三掛くんを見て大笑いした後、「笑っていいんですよこういうのは」とカメラに向かって言う。

当の本人である七五三掛くんも、全く悲壮感なくぽわぽわした雰囲気で冗談を言われたりしながら屋良くんとお喋りする。

七五三掛くんが楽屋につくと、わずかに首を動かそうとするだけで「いたたた…」と声が出てしまうくらいの痛みがある様子。

でも、感想を聞かれて相変わらず穏やかな表情で「楽しかったですよ」「みんなが明日も頑張ろうと思ってくれたら嬉しい」と答える。

(RIDE ON TIME シーズン3 エピソード16より)

 

私はこのシーンを見て、すごく衝撃を受けたんです。

大丈夫?と心配そうに声をかける人がいないということに。

いや、きっと怪我した直後はもちろんスタッフさんも心配して声をかけただろうし、メンバーも声をかけたかもしれない。

そういうシーンが撮れていなかったり、使われなかっただけの可能性はもちろんある。

 

ROTの密着カメラマンさんは元太くんから至極冷静に残り3曲の時点で足をつってしまったメンバーがいることを知らされると「つっちゃった!?」と思わず心配そうな声をあげている。

これが普通の反応だろうと思う。

 

でも、舞台裏にいる人は役割は違えど全員舞台をつくり上げるプロフェッショナルたち。

何が起こってもShow must go onだし、千穐楽まで幕は上がる。

きっと舞台のプロたちは、大きい小さいはあれど、こういうトラブルを日常的にいくつも乗り越えて、それでも舞台を守ってきた人たちなんだろうっていうのが透けて見えたシーンだった。

だからこそのああいう反応なんだろうなって。

これが衝撃的で、すごく印象に残ってた。

 

 

ケンティーの湿布姿を見て、それを思い出した。

ケンティーの湿布がどれほどの痛みだったのか分からない。

動かすのも辛いほどのものだったのか、予防的な意味での湿布だったのか、もちろん見ただけではわからない。

でも、勝利くんが「怪我んティーだったね」と発言していることから、少なくともライブ後日常的にやるケアの類いではなかったんだと思う。

そして、Sexy Zoneも舞台に立つプロとして、メンバーの怪我を日常だと受け止めている。

それだけたくさんのことをこの10年乗り越え続けてきたんだろうし、表舞台しか見ていない私たちが想像するよりはるかにたくさんのトラブルを抱えながら彼らはステージに立ってるんだろうな。

SZ10THのケンティーと言えば、ライブで桜のような~の衣装さんに引かれるほどの擦り傷(というかやけど?)をつくったともラジオで話してたね。

 

アイドルだって人間だから痛かったり体調が悪かったり絶対にあるのに、それを微塵も感じさせないで私たちに幸せを届け続けてくれてる彼らはやっぱりすごい。

 

 

 

八乙女くんが不調をおしてステージに立ったり特番を撮っていたこと、後になってから知るとすごくギュッとなる。

どうかゆっくり休んで、病状が早く落ち着きますように。

また以前と変わらず元気に復帰できますように。

八乙女くんが強い思いを抱いて立つはずだった舞台に立てなくなってしまったという、その気持ちを背負って舞台に立つことになった聡ちゃん。

そんな聡ちゃんを応援したくて、覚悟を決めて舞台に立つ俳優松島聡が見たくて、舞台「こどもの一生」申し込みました。