好きな人やものが多すぎて。

自分の情報収集記録用。7 MEN 侍。SexyZone。

THE WのAマッソがかっこよかった話。

誰も興味が無いと思うので、できるだけ簡潔に。

 

昨日THE Wという、女芸人No.1を決める大会が放送された。

まずは優勝したオダウエダ、おめでとうございます。

回を重ねるごとにどんどんいい大会になってきていて、去年本当に素晴らしい大会になったなと思ったけど、今回はそれを超えてきたと思う。

特に決勝3組に残ったコンビは全員優勝で終わりにしてもいいんじゃないかと思うくらい、みんな面白かった。

 

とりあえず、私はAマッソを見て号泣してしまったので、その記録を。

 

 

Aマッソって、すごくカッコいいコンビだと私は前から思っていた。

なんていうのかな、毅然としてる。

すごくファンで追っかけてました!って程ではなかったんだけど、もちろん好きではあったし、見てて色んな意味で絶対ブレないというか。とにかくカッコいいコンビっていう印象。

THE Wは2017年に出場して準決勝で敗退してから、しばらく出場すらしていなかった。

 

それが去年、THE Wにエントリーして、見事決勝に残った。

柿沼キヨシさん(映像作家さん)とタッグを組んでネタをやるらしいということは事前に把握してたものの、予選を見にいったりはしていなかったので、去年の決勝ネタをテレビで見て、度肝を抜かれた。

プロジェクションマッピングを駆使した、今まで全く見たことがない新しい漫才。

 

ああ、さすがAマッソだなと思った。

形は漫才なのでもちろんキングオブコントでは披露できないし、いくら漫才といえどもM-1でも受け入れてもらうのは難しいであろうネタを、ネタの形式不問のTHE Wにぶつけてくるあたり、Aマッソの矜持みたいなものを感じた。

多分、そもそもAマッソは女芸人の中で1番になることを特別望んでいなかったんだろうなと思っていて。

男女関係なく、全芸人の中で勝ちあがっていきたいと思ってるはずだし、だからこその数年THE Wエントリーなしだったんだろうと思ってたけど、KOCやM-1でできない、でもとてもいいネタなのであれば、THE Wに出る意味はすごくあるっていう判断に至ったのかなって、私は勝手にそう思った。

結果、4-3でゆりやんさんにギリギリ競り負けて、敗退。

もちろん決勝に残ること自体がさすがだし、新しい形をつくり上げたAマッソはすごかったな、って去年思った。ゴリッゴリにAマッソ応援してたし。

 

そして今年、私は途中からお笑い界隈を離れてジャニーズの沼へ引っ越してきたので、お笑い関係はほとんど追えていない。

THE Wの予選も全然チェックしてなかったし、決勝進出者が発表されたのもネットニュースで知った。

なので、Aマッソの前評判みたいなものはなにも知らずに大会を見た。

 

ネタ開始前の煽りVで、「あの蝶々1匹(審査員の投票は蝶々の形で示される。4-3で負けた、その1票のこと)を追い求めてきた」「今までは新しいネタをどんどんつくってきたけど、今年は磨いてきた」という旨のことを話していた。

 

ネタを見たら、ド直球のコント。しかもかなり面白いやつ。

後半になるにつれてどんどん盛り上がって、最後2人でわーわー叫びあってるの見てめちゃめちゃ笑った。

ネタが終わって、はぁーって一息ついたら、急にめちゃめちゃ泣けてきた。

 

去年、次世代のネタともいえる全く新しいことに挑戦して負けを知ったAマッソが、今年こんなにド直球の、しかもこんなに面白いネタをぶつけてきた事実に泣けた。Aマッソはやっぱりかっこいい。

新しいっていうことは本当に価値のあることで素晴らしいことだけど、今年のは積み重ねたスキルがあってこそのネタ。まっすぐストレート、剛速球。

M-1とかでめちゃめちゃ応援してる人たちが爆笑かっさらって、勝ちが見えた時にうるっとするとかはまああるけど(あるんかい)、このネタをやっているっていう事実で泣けるってあんまりない。多分未経験。

 

結果、Aマッソは見事決勝進出を決めた。私、号泣笑。

 

そして決勝。

ステージがライトアップされて絶句。

去年と同じ、柿沼さんとの映像漫才の真っ白の舞台。

これがまた面白くて。明らかに去年よりもずっとスマートで、それでいて格段に面白くなってた。

去年、絶対的な自信をもって挑んで惜しくも敗退した映像漫才で、今年こそ絶対に勝ってやるっていうAマッソの強い意思を感じた。

面白くて泣けるってなんだ。めちゃめちゃ笑ったのに、涙もめちゃめちゃ出てきた。

かっこいいよAマッソ。本当に筋が通ってるというか、かっこいい。

 

決勝はどこも面白くて、3組どこが勝っても全然おかしくなかった。

実際2-2-3で票が分かれて、結果オダウエダが優勝したわけだけど、審査員が誰か1人違う人だったら結果も変わってたと思う。多分、好みの問題でしかない。

私はAマッソが優勝したと正直思ったけど、これも好みの問題(あと他の2組と思い入れも違いすぎる)。間違いないのは3組どこもめちゃめちゃ面白かったっていうこと。

オダウエダ、本当におめでとうだよ。

ネタだけで成りあがって優勝に手が届いた姿は本当にかっこよかった。

 

THE W、今年はさらにいい大会でした。めちゃめちゃ楽しかったです。

もう男女の垣根みたいなものはほとんどなくなってきてる気がするし、そもそも最近はネタのクオリティが怖いくらい上がってるので、どの賞レースも年々面白くなってきてる。

うっかりジャニーズ沼にはまってしまったので私はお笑い界からは離れてしまったけど、やっぱり賞レースは特別だな。

 

次はM-1。今年のM-1も楽しみにしています。