今私はご飯を食べる時間を削ってこれを書いている。
これを書いたらこの後のアポまでにご飯を食べられないのは明白だけど、ご飯を食べることより今の気持ちを書いておく方が大事だと思うから、書く。
まだ1度見ただけなので、細かいところはまたの機会にして、全体の感想を記録しておきたい。
私は「ライネク新規」だ。だから、初めてのライブDVDはSZ10THの円盤にしたいと思っていた。
せっかくなら大好きなライネクが聞けるライブがいいし、と。
でも唐突にそして急速にセクゾ沼にはまり、いろんな情報を追いかける中で、ライフワークであるライブを見たことがないというのは、Sexy Zoneを知るうえでとんでもなくもったいないことだという思いが強くなった。
ならば最初は現時点で最新のライブDVDであるポプステからだろうと思い、購入した。そして、見た。
結論から言うと、号泣。泣き過ぎて今私は頭が痛い。
涙腺の弱さには定評がある私ですが、こんなにたくさん涙ってでるんだね!?と驚くくらい泣いた。
私は今までそもそもアイドルのライブを見たことがなかった。
今回はじめてアイドルのライブを見たことになる。
今までいろんなライブにいった経験はあるけれど、日本のバンド中心の音楽を聴いて育ってきた。
そして、どちらかといえばジャニーズのコンサートには苦手意識があった。
曲の途中にきゃー!とお客さんが叫ぶことも、バンド音楽のライブ育ちとしては強烈な違和感がある。(今回は配信だったのでその場面はなかったけれど)
バンド系のライブだと、アーティストのカラーにもよるけど、一緒に歌ってるお客さんが嫌がられることもある。静かにしてろ、お前の歌を聴きに来たんじゃねえんだ、アーティストの歌を聴きに来たんだと。
なので、ライブ、いやジャニーズはコンサートと呼ぶことが多いけど、これはエンターテイメントなんだな、とポプステを見始めてすぐに理解した。
ただ曲をかっこよく披露するだけでなくて、お芝居要素がはいったり、コメディ要素が入ったり。
曲をどう聞かせるかより、どう見せるかが大事なんだなと。(もちろん聞かせるという見せ方をする場面もある)
だから舞台演出にいろんな要素が入ってくるし、お客さんの反応というかレスポンスも大事なんだろう。
ファンを喜ばせるために、と彼らがよく口にするのはこういうことなんだな、と思った。
このDVDを見て、私の一番の衝撃を書いておきたい。
それは、マリウス葉の素晴らしさ。圧巻だった。
私がファンになったころにはマリウスはもう休養してて、過去の映像やラジオで彼を見てきた。
これまでライブは見たことがなかったので、バラエティやメイキングで見ているマリちゃんは、かわいらしくて、いろんなメンバーにいじられてて、でも最近大人になってかっこよさも出てきたよね、くらいの認識だった。
マリウスは可愛くて天使でアイドルで、その要素もふんだんに出ていたけど、いやいやものすごいアーティストだった。
どんなふうに?って聞かれると言語化がとても難しいんだけど、とにかくソロがすごかった。
ソロ以降もずっとすごかった。語彙力のほうから出てこいまじで!!!
あのねー、Sexy Zoneにマリちゃんが必要だっていうのはもともと思ってたんですよ、そんなもんは。
ライブを見ずとも明白な事実なわけ、そんなもんは。
でも、もしかしたら小さいころから一緒に走り抜けてきたメンバーであるってこと以上に、音楽的に彼はとっても必要な存在だな、と。
マリウスの声ってすごく特徴的でしょ?
このライブDVDを見てめちゃめちゃ思ったのは、ユニゾンになったときに聞こえるマリウスの声っていうのはとっても大事だなって。すごくそう思ったんですよ。Sexy Zoneの歌声にマリちゃんが与えてる影響は大きいなって。マリちゃんの声が歌声に深みというか個性を出してるんじゃないかな。
このDVDを見て一番思ったことは、一切隠さず本音を言うなら、マリウスお願い帰ってきて、だったな。
それくらい、マリウスのすごさ、良さ、必要性をひしひしと感じた。
私が見ているセクゾはすでにマリウスのいない状態だったけど、マリウスのいない穴はとんでもなく大きいぞ、と再認識。
マリウスの重要さを感じたうえで、絶対帰ってきてほしいと願ったうえで、ゆっくりお休みして、いろいろなことを感じて、マリちゃんの納得いく道を納得いくタイミングで選んでほしいです。
みんなマリちゃんのことが大好きだからね。
そしてやっぱり復帰した聡ちゃん。
聡ちゃんがここにいてくれることが、ほんとに必要だったんだなと思った。
風磨くんの最後の挨拶聞いて、ああって思った。
某占ってもらう番組で風磨くんは「松島が帰ってこなかったらSexy Zoneを諦めてた」って言ってて、私はえ?いやほんとに?って正直ピンときてなかったんですけれども、いろいろ考えることがあったって言ってる風磨くんの顔を見て話を聞いてると、そういうことが頭をよぎったことはたぶん本当だったんじゃないかなって素直に思った。
聡ちゃんが決断したこと、まだ若いし、いろんな選択肢があった中で戻ってきてくれたことに、改めて感謝するし、改めて嬉しいなと思った。
最後のRUNは、もう、泣くしかできなかったって感じだな。すごかったわ。
あと、見る前と後でのイメージとの差異で言えば、思いっていうか人に伝えたいっていう気持ちがバッシバシに伝わってきたのは勝利くんでしたね。
勝利くんってあんまりベラベラなんでも口にする方ではないんだと思うんだけど、こうやって示してくれるんだな、と。
感動してしまった。
佐藤勝利って人は、ああこういう人だから佐藤勝利なんだなって。
は???私の語彙力どこいったんだまじで。
この人の存在がSexy Zoneの輪郭をはっきりさせているっていうか、この人なしにはSexy Zoneは語れないというか。
最年長としてSexy Zoneをひっぱてきた事実と、何より中島健人っていう人の愛の大きさを存分に感じ取れた。
王子様っていうかもう王様だった。圧倒的強者。圧倒的勝者。
語弊を恐れず言えば孤高のアイドルだなと。唯一無二。
あと、なんていうか努力の跡も見える気がしたな、なんとなく。
そして風磨くん。
ほんっとうに風磨くんは声がいいのよね。良すぎる。
あ、これは声を大にして言いたいんだけど、Sexy Zone歌うますぎ!!!歌が、うますぎ!!!(2回言いたくもなる)
いやほんと昔はジャニーズってだけでナメてましたすいませんって感じ。本当に歌うまい。すごいよ。あれだけ歌って踊って走ってあの安定した歌声、まじでただごとじゃない。
しかも全員うまいんだよ、まじでどういうこと。すごすぎ。
で、全員が歌うまいっていうのは前提として、中でも風磨くんの声っていうのは本当に魅力的で。発声がそもそもいい。発声の仕方から大好き。
グループで歌ってるから当然歌割りがあって、歌える場所がきっちり決まってるわけなんだけど、ワンフレーズでぐっと掴める人だなと思う。表現力もすごいあるし。ワンフレーズで、楽曲全体のイメージをもつくりあげちゃうというか。
とにかく歌がよすぎるので、ギター1本とかピアノ1台だけとみたいなアコースティックライブとか、バンド背負って歌うとか、そういうの見てみたいです切実に。
そして風磨くんが演出を務めてるとのことで、私がまだ見てなかった側面、才能を見せつけられた感じもあったね。
風磨くんってキラキラアイドルって感じでは正直ないと思ってたけど、この人はアーティストであり、ちゃんとトップアイドルでもあるなと。
魅せるってことに関して言えばもうピカイチじゃないですかね。
何がすごいって、全員めっったくそにかっこいいのに、かっこいいが目立たないのよ、他の面がすごいから。
やっぱりかっこよかったです。でもそれ以上に音楽としてショーとして、素晴らしかったです。
ここまで素晴らしいショーになるのも、Sexy Zoneみんながあらゆる場面で戦ってきた証拠だなと思いました。
歴史がないとここまでのものはつくれなかったよね、きっと。
はぁ、昔からのセクラバさんはこれを何度も生で見てるのか。
私、こんなの見ちゃったら正気が保てる気がしないな笑。