とんでもなくごちゃごちゃしそうなので、めずらしく目次機能なんか使っちゃうよ!!!
考察っぽいことを書いてますがそんなに高尚なものではなく、基本は思ったままを書くただの感想なので、軽い気持ちで見て下さい。(丁寧なハードル下げ)
あとダラダラ書いてるので、めっちゃ長いです。いつも長いけどいつも以上に長いです。
芸人さんってすごい
ガーすけ、とっても良かったです。
その要因として、あべこうじさんの存在が大きい。どう考えても天才やで……
ガーすけ、アドリブだろうなというシーンがたくさん見受けられるんですが、あべこうじさんを筆頭に芸人さんてアドリブにめちゃくちゃ強い。
アドリブの入れ方、特に間の取り方がやっぱり抜群。
私は古のお笑いオタクなので(あべさくMCの某番組よくみてたよ)あべちゃんと呼ばせていただきますが、あべちゃんといえばやっぱり漫談です。
近年のR-1で純粋に漫談する人って本当にいない。なぜなら恐らく大会向きじゃないから。漫談で勝つの、相当難しいと思う。
しっかりコント設定やフォーマットをつくりこんだ方が、大きな爆発地点をつくれて賞レースでは点数に繋がりやすいんだろうと思います。
そんな中、ごりっごりの漫談でR-1優勝してる人ですからね、あべちゃんは。
ずっと客席に真正面向いて立って、お客さん全員をひとりで相手してネタしてきた人なんだから、そりゃ空気の掴み方も上手いに決まってるよな~と思いながら見てました。
完全に空気を掌握してるから、何してもおもしろくなっちゃう。
ひょっこりはんも同じくピン芸人だし、あと春美さん役の上地さんも今は女優として活躍しているけれど元芸人さんだそうで、コメディーにおける芸人さん(の経験)の存在の力強さはやっぱり必要不可欠だなと思いました。(そう考えると当時感想にも書いたけど、川田さんがいたとはいえ学ななで主演とその他若手俳優たちにコメディー要素のほとんどを託す勇気も凄いし、託された俳優のカロリーは相当なものだっただろうなと思う)
阿達くんがやばい
阿達くんがやばい。めちゃくちゃにかわいい。わんこすぎる。
阿達くんは正体不明の謎の生命体サクラを演じたわけですけれど、あの天真爛漫さがわざとらしくなくイラッとしないのは、阿達くんが普段からゴリゴリのアイドルだからだと思っています。
終始一貫して明るくてルンルンなサクラが泣き始めるシーンでの、泣き声に変わるその瞬間が好き過ぎました。
手足もすらっとしていて、動きからいい意味での若さもすごく感じるし、元々いい子だなと思ってはいたけど、さらに大好きになりました。
最後の挨拶で、ガーすけが人生初の舞台だという菅生くんと初日から開演前お互いに背中をバンって叩くルーティーンをやってるって話をしていました。
緊張している菅生くんに阿達くんが「緊張してますか?僕もめちゃくちゃ緊張しちゃうんです」って声かけたことから始まったルーティーンだそうで。
……いや、そりゃあ舞台に立つっていうのは緊張することなのかもしれない。特に初日は。でも本当にめちゃくちゃ緊張していたら、他の人のことを気遣う余裕はないぞ普通。初舞台を踏む俳優さんに「僕もめちゃくちゃ緊張しちゃうんです」と声掛けられる高校生…恐ろしい子!!!©ガラスの仮面
何かしらの形でまた侍と共演する機会があればいいなー
まだ若いのにこれだけの信頼感をかっさらっていく阿達くん、超凄い。これは強火ファンを抱えているのも納得。
SHOCKも頑張れ~~~~
俳優・矢花黎
ご存じの方も多いかと思うんですが、私は病的なスタイルフェチなんですね。スタイルのいい人がとにかく大好き。
ただ矢花くんを見ていると、スタイルがいいとはまた少し違った「骨格がいい」を感じる。
骨格に魅力を感じる人、私の中ではなかなかいないです。
細いけど肩幅がしっかりあるので、頼りないひょろひょろした感じがあんまりしない人だなと思います。どこか和装を現代風にアレンジしたような、ウエストがしぼってある衣装なのもウエストの細さを感じる(後ろから見た時が特にやばい)んですが、とにかく佇まいが綺麗。
私は上手側だったので、あの鼻筋の通ったお顔をななめからたくさん見られてとても嬉しかった。(が、構造上龍之介のお部屋の中は見えにくかったのでそこは残念)
あと、途中で劇の中の登場人物という役割から脱して、こちら(客席)に語り掛けるシーンが冒頭含めて数回あるんですが、その切り替えが自然でした。とっても良かった。
美大の駅伝見て矢花くんのお芝居ってとってもいいなと思ったけど、舞台でもとってもとっても良かったです。特に素の喋りが。(語彙力)
あとこれは昔っから言ってますが、一緒に仕事をして長い時間を共有して、いろんな面を知っているであろうメンバーから「とにかく優しい男」と評される矢花くんから、私は金属のイメージを感じる(今回は特に鋭さも感じた)ので、次はコメディーじゃない舞台が見たい。
あの鋭さを生かして、矢花くんの悲劇とか見たいね。古典も古典、ソポクレスとかどうですか笑。コロス的な動きが似合う人なんだろうなというのもとっても思ったので。
矢花くん、最後の挨拶で「昨日少クラ収録で久しぶりに龍之介から矢花になって、周りにいつもの5人がいてワーワーしてて、そういえばこんな仕事してたなって不思議な気持ちになった」みたいなこと言ってたので、悲劇をやったらダーク期が続いてしまうかもしれないけど笑、きっと舞台上以外でも龍之介マインドで過ごすことが多いんだなぁ、と思いました。役が抜けないタイプなのかもしれない。
役者・矢花黎の可能性をひしひしと感じる舞台でした。
これからも矢花くんのお芝居の仕事がたくさん見たいので、事務所の偉い人よろしくお願いします。
考察のようなもの
まずはじめに神話におけるハデスとは?
考察をするにあたって、ハデスのことを知っておく必要があると思うので、私なりに抽出してみます。
ハデスはギリシャ神話に登場する冥界の王です。全知全能の神ゼウス、海を支配するポセイドンに続いて3番目に強大な力をもっているとされている神です。(ガーすけでは「ハデスさんのお友達」とされていますが、ポセイドンゼウスはハデスの兄弟)
なのにいつも冥界にいるため、オリュンポス十二神には数えられないことが多いし、ハデスにまつわる神話も少ないです。
ハデスの神話で有名なものといえば、ペルセポネに関する話だと思います。
ペルセポネは、ハデスの妻。ゼウスの娘なので、叔父と姪という関係性です(ギリシャ神話では平気で兄妹で結婚したりします)。
超ざっくり言うと、ハデスはペルセポネに一目ぼれ。ペルセポネが水仙を摘んでいる大地を引き裂いて登場、冥界へと連れ去ります。
ペルセポネの母親はデーメーテールという豊穣の女神です。娘が誘拐されてデーメーテールが怒りと悲しみに暮れたため、大地は不作となって荒れ果てます。
ゼウスはハデスは娘の夫に不足ないと言っていましたが、このまま大地が不作続きでは困るので、ハデスにペルセポネを返すように遣いをやります。
しかし、ペルセポネは既にハデスから丁寧に扱ってもらったことや空腹から、ハデスからもらった12粒のうちの4粒のザクロを口にしてしまっていました。
これは黄泉竈食(よもつへぐい)といって、日本のイザナギイザナミの神話にも見られるパターン。あの世のものを食べると、この世には戻れなくなってしまうとされています。
12粒のうち4粒食べてしまったので、ペルセポネは12か月のうち4か月を冥界で過ごすことになり、ペルセポネが地上に戻ってくると母である豊穣の神デーメーテールが喜んで、作物が実を結び花が咲く暖かい春がやってくるので、ペルセポネは冥界の女王でありながら春の女神とされています。そしてペルセポネが冥界に戻ると草花は枯れ、冬になります。これが四季の始まりです。
また、ハデスは冥界の番犬ケルベロスを飼っています。ケルベロスはハデスに忠実で、死者が冥界から逃げ出そうとすると食い殺してしまうといわれている、頭を3つ持つ地獄の番犬です。
普段は3つの頭が交代して眠るので常に監視を続けられますが、甘いものが大好きで、甘いものを与えられると夢中になって監視が緩んでしまうらしい(かわいい)。
夢を思い出すのに必要なものを手に入れる
夢は「なくしてしまうと取り戻すのは難しいかもしれませんが、忘れてしまっていたものであれば思い出せる」とされています。(パンフレットより)
龍之介の願いを叶えるためにやってきたサクラに、「就職は龍之介の夢?」と聞かれ「就職は夢にまでみた現実」と答えています。就職は龍之介の夢ではない。
龍之介が夢を思い出すのに必要なことを、たちどまり荘のみんなと四季を通して取り戻していく物語だと私は思いました。
1.親との関係性(春)
春美&いぶき親子の関係修復、娘のいぶきちゃんがかなり下手に出ているところに個人的には多少モヤりましたが、「子どもは親を選べない」、「子どもが未熟で産まれてくるのは、身体より脳の進化を優先したからとか、子が親を育てるためとも言われている」みたいなセリフがあったので、子が親を育てる形を強調したんだろうなと思いました。
龍之介は親か子かで言えばまだ圧倒的に子なので、「親に何をしてもらうか」ではなく「子が親にどう働きかけるか」がメインになる必要があったのかな、と。
ここで特に気になるのは、いぶきちゃんがハデスさんに手紙を託したということ。
ハデスさん、時々見えなくなるんですよね。前半部分で夏目ちゃんから見えなくなっていたけど、いぶきちゃんにはきちんと見えて、しかも手紙を託すことまでできた。
あ、あと蛇足ですが、春美さんのビジュアルが湯婆婆似なのは黄泉竈食繋がりかもしれない。千と千尋も黄泉竈食から始まる物語なので。
2.夢に対する熱い気持ち(夏)
夏目ちゃんが女優を諦めて実家に帰ると言い出した時、龍之介が熱い気持ちを露わにして止めることで、夢に対する熱い気持ちを思い出すことができた。
「諦めたらそこで試合終了っていうけど、諦めなかったら勝てる訳では無い」
「終了のホイッスルを吹くのは自分」っていうセリフがある。
夏目ちゃんは頑張れと言われて「頑張ってる」と答える。夢っていうのは、頑張ったからって叶うものでもないんですよねぇ。
夏目ちゃんに「芝居なんて嘘。脚本だってあるし練習だってたくさんする。私だって所詮全部嘘!」みたいなセリフがあるんですが、それに対して龍之介が言うのが「芝居が嘘だとしても、あの時客席から見たステージ上の夏目さんは、僕にとっては真実だった」。これは完全にオタクと推しとの関係性。
「アイドルは夢と夢と夢を売る仕事」ってセリフもあるように、この辺は矢花黎がアイドルであるという前提があってこその当て書きだろうな、と。
アイドルって確実に見せる部分と見せない部分をきちんと選定していて、私たちが見ることが出来るのは例えどんなに自然に見えてもお仕事の顔のみ。
でも、ステージの上で見せてくれる彼らの中に彼らの真実があると私は夢見るし、これぞ正しく「夢を売るということ」なんだろうな~みたいなことをぼんやり思ったりして聞いてました。
これはコロナ自粛の時に本当に感じたことだけど、龍之介のセリフ通り「娯楽がなくなったら心が死ぬ」んですよ。
あと、夏目ちゃんのお父さんも春美さんと同じく子どもが生まれて俳優の道を諦めた人だそうです。
3.守るということ(秋)
大家さんの名前は秋男。大家さんは立ち退きを命じられるものの、たちどまり荘を守るためになんとか交渉を引き伸ばしてくれます。
龍之介もたちどまり荘を守るために、絵本の賞を取るために奮闘する。
親子関係をきちんと築き、自分の中に熱い気持ちを取り戻したその先のミッションは、仲間を守るということ。
龍之介にとってたちどまり荘は住む場所で、みんなの大切な場所を守るという意味合いですが、大家さんにとってだけは「父親から受け継いだものを守る」が含まれているですよね。たちどまり荘は大家さんのお父さんが建てたアパートなので。
龍之介も才能を信じ続けてくれる岡本(=龍之介の才能を「咲かせてくれる人」である美大出身の「咲人」くん)の存在があって絵本という方向にシフトチェンジするものの、龍之介が絵本作家を目指すことは仲間を守ることと、父親から受け継いだ才能を守る(捨てない)ことの両方の意味があるような気がしました。
4.対峙(冬)
満を持してお父さん(とと)登場。
お父さんが訪問してくる前、サクラがクリスマスツリーみたいな門松みたいな置物を持ってくるんだけど、あれはお父さんとの対峙がクリスマスと正月が1度にくる(くらいのビッグイベント)ってこと?ですかね??
龍之介にとって、出来上がった作品をお父さんに見てもらう、そして認めてもらうというのは大きな意味があったんでしょう。
父親と同じ道を辿る、龍之介の憧れであり目標であり夢が作家。(だから名前が芥川から取って龍之介なんですかね)
でも龍之介は「僕には才能がなーい!」と思ってた。それが、岡本くんの才能とかけ合わさって、絵本作家という道を行くことになった。
私も今の仕事、巡り巡って結局昔いろんな事情で諦めた夢の亜種みたいなことをやらせていただいてるので、境遇的に重なります。
小説家であるお父さんからは「自分の物語を書きなさい」的なことを言われる。
同じような道を選んでも、そこに「自分」が存在することが大事なんですね。
気になったのは、ととが来る時にサクラは眠ってしまうことと、ととにはサクラの耳が見えるということ。
ととにサクラの耳が見えるのは、ガーすけが伝えたいことがある人だからなのかな(ととにも拾ってくれてありがとう!と言っていた)と思ったけど、ととが来てくれた時寝ちゃってたら伝えられないじゃんと思ったりして。
龍之介にとって大事な場面だったので、邪魔しないように寝てたのかな。でも、意識的に寝たというよりは「寝てしまっていた」って感じだったけど。
大人になることって、春美さんがいぶきちゃんを産んで演歌歌手を諦めたり、夏目ちゃんのパパが夏目ちゃんが生まれて俳優の道を諦めたりすることだったりもするのかもしれない。
龍之介も「なんでも出来るような気がして夢を描いたキャンバスが、ただの落書きだと気付くのが大人になるってことだと思ってた」みたいなこと言ってたし。
でも、「物語の主人公は自分」として、自分の人生に自分で納得のできる形で自分で責任をとることが大人になるということなのかもしれません。
サクラ
サクラはガーすけでした。
龍之介が強く願うことができたとき、龍之介はサクラがガーすけであることに気付きました。
でも、ガーすけのことを忘れていたわけではないんですよね。だって龍之介がたちどまり荘のみんなと協力して書き上げた絵本のタイトルがガーすけのことを描いたであろう「ガーすけと桜の子」なので。
気になったワードは「3番目だからな」というセリフ。すごく象徴的だったように思います。
単純にお母さん・ガーすけ・サクラで3番目、で良かったのかな。サクラはガーすけだったけど、ガーすけとサクラとで2度人生(犬生?)を共にしたみたいな感覚?ってことなのかな??
その後の「俺のところに来い」ってセリフが、圧倒的子の立場だった龍之介の、親の立場への移行みたいな感じがしました。責任を負う立場になったというか。
事故のシーンについてはいつ差し込まれたものなのかの記憶が曖昧で……笑。複数回見るチャンスがあれば意識して見たかった部分です。
ハデスさんは何者なのか
ハデスさんは多分ハデスだと私は受け取りました。普通に冥界の王。
何故そう思うかっていうと、ハデスさんがめちゃくちゃバイトに行ってるからです。
神話の中のハデスもとても忙しい。なんせ盆正月関係なく人は毎日どこかで誰かが死にます。なのでハデスはいつも冥界にいてオリュンポスにいなかったから、ゼウス・ポセイドンに続く実力者でありながら十二神に数えられないことが多いです。そして神話の中のエピソードも少ない。
命を扱う仕事です、とも言ってたので、冥王のお仕事(って具体的には何か知らんけど笑)してたんだろうなぁと思ってます。
最後のシーンでハデスとサクラは存在しなかったことになっています。
龍之介は、次は金賞を取るぞと意気込むわけなので(=絵本を書いて賞を貰ったことは事実)、ハデスとサクラは絵本「ガーすけと桜の子」で龍之介が描いた物語の登場人物だったのかもしれない、と思ってます。
ハデスが序盤の夏目ちゃんから見えなくなることの意味を考えると、ハデスさんは「後悔を抱えている人」にはよく見える存在なのかもしれない。
だから夢を一生懸命に追う序盤の夏目ちゃんからは少し見えにくくなる時があるのかな?とか。それなら強い後悔を抱えていたであろういぶきちゃんからはよく見えるはず。
あともう1回観劇のチャンスがあれば、ハデスさんと直接会話してない人っているかな、中でも特に岡本くんとハデスさんの直接的な会話ってあったかなってあたりは見ておきたかったです。
ガーすけにも龍之介に対する後悔の念が強くあって、その後悔を解消するためにハデスさんが力を貸してくれたのかな、と。
本来だったら亡くなった人は、番犬ケルベロスがいるので冥界から現世に来ることはできませんが、ハデスさんが取り計らってくれたんだろうと思います。
最後、サクラとハデスさんが存在しないことになってるシーンで、サクラがお団子を持って出てきたのは、再び冥界に帰るときにケルベロスにあげるためだったのかなと思ったりしました(ケルベロスは甘いものが好き)(神話では焼き菓子だったようですが)
ハデスさん、ポスタービジュアルがどっからどう見てもデトロイト・メタル・シティ(松山ケンイチ主演で映画化もされたギャグ漫画)なんですよね。メタルバンドにおける白塗り文化は他もありますが、髪型も一致してるし口の端っこの模様がどう見てもDMC。
1巻か2巻までしか読んだことがないので内容はほぼ覚えてないんですが、主人公は自分が好きなポップミュージックのミュージシャンとして売れたいのに、どんどんメタルバンドとしてカリスマ的人気を誇っていってしまう、みたいな内容だったと思います。簡単に言えば好きなことと才能(与えられた役割)が違うみたいなことです。
ハデスさんも冥王という立場だし、いかにも怖そうな風貌ですが、本当はこうして人助けがしたい優しくて心穏やかな神様だったのかも、と思ったら急にかわいく見えてきました笑。
まとめ
多分、子どもの有無・ペットを飼った経験の有無、親の死に直面したことがあるかどうかで、大きく感想が違う舞台のような気がします。
私はあまり人の感想を積極的に拾っていくタイプじゃないんですが、TLで流れてきたものは見ていて、生まれてから観劇までにした経験・それまでに思ったことで受け取り方って大きく違うんだろうな、というのは凄く感じました。
私個人としては、なるべく多くのものを受け取りたいなと思って観劇した舞台でした。
これまでつらつらと書いた私の感想が本来の狙いだったのかどうかは不明ですし、そもそも1度しか観劇していないので間違って受け取ってるところもあるかもしれないんですが、別に細部まで合っている必要も特にないかなと思っていて笑、夢を追う人がいて、その周りに支えてくれる人がいて、その両方が「自分の物語の主人公」だと胸を張って言える人生だったらいいよね、みたいなことを大筋として受け取りました。
なので、私もどんな立場におかれようとも「自分の物語の主人公は私だ」と胸を張って生きていける選択ができるようにしていたいな、と思いました。
やっぱり矢花くんの存在感って凄かったなと思います。本当に綺麗だった。
そりゃーもちろん顔はいいんですけど、顔が良いってだけじゃなくて本当に雰囲気のある人だなと思いました。
矢花くんて音楽面に優れているので、もしかしたら先輩方がまだ誰も通っていないような道を行くんじゃないかなと勝手に思っているんですが、お芝居というフィールドでの活躍も並行していってくれたら嬉しいなと思う舞台でした。
座長矢花くん・そして阿達くん、カンパニーの皆様、大千穐楽おめでとうございました。全ての公演が無事開催されて、私も体調を崩すことなく見に行けてよかったです。
そして阿達くんという存在がいたことで、座長であり先輩としての矢花くんの顔も垣間見れて嬉しかったです。
阿達くんはすっかり私の無所推しリストの中に入りました。
また、矢花くんのお芝居を見に行く機会がありますように!!!
最後まで根気強く読んだ人がいたら、あなたは凄い!!!(約8500文字)