私の大好きなドラマーといえば、河村カースケ智康氏と刄田綴色氏のお2人です。
全く別ベクトルのお2人ですが、本当に唯一無二のお2人。
ドラム。言わずもがな打楽器です。ピアノとかギターとかならまだ分かるけど、ただ叩くだけのドラムでそんなに違いあるんか?と思ってる人も多いと思うんだけど、TEPPENで大光くんのビジュアルや結果だけにとらわれず、他の出演者の方含めドラムの音にも是非注目して聴いて欲しい。まじで全っ然人によって音が違うので。
そう思って、放送前に書いてます。ドラムがフューチャーされることなんてめったにないのでね。
この「人によって全然違う」というのを、これ以上無いほど思い知らされるのがカースケさんのドラム。
これと同じ譜面を叩けって言われたら、私でも叩けます。決して難しいことをしているわけじゃない。
なのに、絶対同じようには叩けない。次元が違いすぎる。一打一打がもれなく全部最高級品だから、すごくシンプルなことをしているのに絶対に到達できない高みにいる、異次元の人。
カースケさんの音を聴いてると、いつも一打の音の隅々まで1ミリの取りこぼしも無く完璧に完全に作り上げてるイメージが湧く。あまりに最高すぎて、それが代替不可の個性になってる人だと私は思ってます。毎打席ホームラン打つもんだから、ホームランが日常になってしまった人、みたいな。
音の粒立ちや正確さもさることながら、超シンプルなビート叩いてもとんでもないグルーヴ感を生み出せる人なのも、もしかして魔法でも使ってるんか???と思うレベル。すごい。まじですっっっっっごい(語彙力)
ドラムって音楽の中核を担うパートだと思いますが、決して主役ではない。
カースケさんが数々のミュージシャンから愛される理由は、音楽の中心で全く揺るがずにきちんと中核を担ってくれて、欲しい音を欲しいタイミングで最高のレベルで出してくれるからだと思うんですよね。
上記の動画のRは椎名林檎の「正しい街」と「丸の内サディスティック」だと思うので、一緒に歌うか演奏するかするとその凄さがより感じられると思う。まるで自分の歌や演奏が上手くなったかと錯覚するくらいの安定感、安心感とグルーヴ感。
カースケさんのドラムを一言で表すとしたら、「職人」。まじで説得力が違う。
続いて刃田綴色さん。
どの動画にしようか迷ったけど、私の人生を変えてしまった1曲でもある群青日和にしよう。
こんなのが見られるなんて、本当いい世の中になったね……死ぬほど東京事変を聴いて刃田綴色になってドラムを叩いてみたい!と思っていた10代の私に言ったら失神しちゃうレベル。
刃田さんはオープンハンドといって、手をクロスさせずに叩く奏法を採用しています。
刃田さんに憧れてオープンハンドの練習するのはあるある笑。練習するけど挫折するのも多分あるある(私だけじゃないよね?ね!?笑)
どうですかどうですか、このとっても華やかなドラム。
上手く言葉で表現できないんですが、語弊を恐れず言うならば刃田さんは一言で言うと「取り憑かれている」感じのするドラマーで、独特のグルーヴ感のあるドラマ―。
刃田さんは小さいころから石見神楽と和太鼓をやってらした方なんですね。↓参考資料。舞っているの、刃田さんご本人です。
刃田さんのドラム聴いたりプレイングを見ていると、この白い息を吐きながら舞っている情景が思い浮かぶ。「踊っている」じゃなくて「舞っている」が感覚的に近い。
私はダンスに関してただのド素人なので良く分からないけど、この御神楽の舞から日本特有の「何か」を感じるじゃないですか。衣装だけじゃなくて、動きから。それの「何か」の正体は私にはわからないし上手いこと言語化できないけれど、確実にヒップホップやバレエにない「何か」がこの御神楽の舞にはある。
同じように刃田さんのドラムには決してアメリカ人ドラマーにはない、日本人ならではの何かがあるドラマ―だと私は思っていて、唯一無二。本当に好き。本当に好きです。(大事だから2回言うやつ)
短刀みたいなドラムって言えばいいのかなぁ、サイズも小さくて小回りの良さもあるんだけど、無難にコンパクトにまとまらないどころか使い方によって幅広く使用用途があってちゃんと殺傷能力も高いというかなんというか。
……お察しの方もいるかもしれませんが、音楽の好きを言語化するのって難しいなと思って白目むいてるところです笑。
あ!あと視覚的に分かりやすいなと思ったのも追加させてください。
これ、特に左足がありえない次元のことをやってるんですが、左足だけ見てると踊ってるように見えません??笑
音を鳴らすためにペダルを踏むっていう、目的のための動作に見えない。音楽に合わせて動いた結果音が出てるみたい(伝われ)
刃田さんのドラムは本当に舞ってるみたいな、体内のなにかを消費してその代わりにリズムを生み出すような、そんなイメージの唯一無二すぎるドラマ―です。大好き。
さあ、読んで下さってる方はドラムに興味のない方が恐らく大半で、そういう人はすでに読むのを止めたか、知らないおじさん2人紹介された???状態かもしれないので(日本の偉大なトッププロですよ!!!笑)ちゃんと私は佐々木大光というドラマ―についてもお話をします!!!
こんな日本のトッププロたちと同列で語るのはちょっとアレですけども、トッププロのことだけ語って終われるブログじゃないので……
えーーっとねぇ、ちょっとすでに記憶が曖昧なんですが、多分1番最初にあ……好きかも?と思ったのはこれですね。
そうだよ思い返してみればこんな動画も出してました。
私は多分これ聴いて好きになった人のひとりなので、こういうのまたやればいいのに!と思ったりしますけどね。まぁ、今のこのタイミングじゃない気がするけど。(バラエティ企画で支持を得て、再生回数盛り返してきた頃に投下が多分理想的)
で、大好きになったのは多分Mステ買ってからですね。
当時まじ最高!!と思って仕事始める前必ず見たりしてたんですが、今久しぶりに見たら今のパフォーマンスのレベルが上がりすぎてて驚愕してる。改めて進化を感じる。
あ、そうだ大光くんのドラムについて語る前にまずは大光くんの憧れのドラマ―であるTomoyaさんを見ていただこうかな。
見て、今までのお二方と比べてタイプ的にああ大光くんが憧れてるっていうのわかるなって感じのドラマ―さんだなと思いません?それが伝われば万々歳。
私上記2人のドラマ―はもちろん、ワンオクもまだこんなに有名になる前(多分2007年くらい)(2007年といえば大光くん5歳、幼稚園児。昔の話をするとき、大光くんは当時何歳かな?って考えて爆死する癖やめたい笑)に生で見たことあるんですが、とにかく勢いと一体感が凄くてこれコピーしたら楽しそうだなって思ったのが凄く印象に残ってます。
刃田さんを聴いた後だと特にカースケさんの言うところのアメリカンな感じがするというか、力強くてからっとしてて、パフォーマンス的にも派手でかっこよくて、って印象を受けるドラマ―さんです。
大光くんのパフォーマンスで力強さとパシッと感を感じる、しかもわかりやすい動画といえばこれかな。
まじでこれ一生聴いてられる大好き矢花くんお願いこのリズム隊シリーズ化してまたやって……!!!
大好き。
特にフロアドコドコやってるところ大好き。
ただね、佐々木大光というドラマ―の、というかそもそも佐々木大光というアイドルの最大にして最高の武器は、私はエモいところだと思ってるんですよ。
今のところガルアワがベストパフォーマンスかな、と個人的には思ってます。動画として公式に残されてるパフォーマンスの中では個人的に1番好き。
大光くんのドラム、安定感がしっかりあるのね。初期の、かなりはちゃめちゃしてた時の映像見てもらうとより顕著だけど、大光くんのドラムが安定して中心にいてくれるから好き勝手できるみたいなところは確実にあったと思う。これでドラムも不安定だったらとんでもない仕上がりになっちゃう。ドラムが不安定なバンド、まじで聞いてられません。不安定なドラムが言うんだから間違いない笑。
でも、安定感云々もあるけどそれ以上にエモい。パフォーマンス能力が高い。
例えばガルアワでいえば3:39あたりの口開けて顎が上がってる状態から3:45のBreaking down be freeで嶺亜くんのうしろで「渾身の」って表現がぴったりの1拍目を叩く様子や、腕を高々と上げて叩く佐々木大光に、私はどうしようもなくエモさを感じてしまいす。魅せるプレイング。
今まで何回も言ってきてるけど、このガルアワシャウトの後半の盛り上がりっていうのは大光くんのツーバスを生かしたバスドラ連打がかなり効いてるわけです。
私は大光くんのドラムの、音と目でエモさをつくりあげることができるところが好きなんだよ。
超偏見っていうかただの個人の感想だけど、ドラムって没入感が特に凄い楽器だと思ってるのね。私が好きだからっていうのは大いにあるんだろうけども。
そしてドラムやってる人あるあるだけど、太鼓の達人をよくやらされる笑。ドラムやってるなら上手いんでしょ?やってーって。
私はドラムは触ってた程度で全然上手くないけど、太鼓の達人に関しては上手くないどころか下手です。昔バンド組んでたけど、ギターの方がよっぽど上手かった笑。
なんでこんなに私は太鼓の達人が下手だし好きじゃないんだろう?って当時考えたんですが、叩かされているからなんだろうな、という結論に至ったんです。
流れてくるマークに合わせて叩かされている感覚。多分ちゃんと練習して慣れていけば楽しくなるんだろうけど。
ドラムって楽しいんですが、何が楽しいかって音を聴いて体内に取り込んでそこからそれを発散するかのように外に放出する作業っていうのが超楽しいんですよ。それが太鼓の達人では私は味わえなかった。数回しかやったことないからだろうけど笑。
そのドラムの楽しさである「発散」みたいなところや没入感といった魅力を表現できるところが、私が大光くんをドラマーとしても大好きな理由。内側に留めきれずに溢れてきてしまうような感情というかパワーというかなんというか。
ここまで読んで、なんなの?つまり大光くんのドラムってパフォーマンス的にいいってだけでスキル的には上手じゃないってこと?って思ってる人がもしいたら伝えておきたいのは、こういう感覚を表現するのに決してノリがいいだけでは絶対に絶対に無理です。スキルもきちんと備わってないと。
これ書くのにパパママからMステから色々かいつまんで見返したりしたんだけど、私はやっぱり今の侍が1番好きだわ。
多分ガリさんが言ってたのはパパママあたりの話なんだろうと思ったけど、私は比較したら最近のガルアワやカウコンの方が好きで、このスキルを持ってあの時みたいな表現ができるようになったら確かに最強じゃない?と思います。見た目としては確かにあっちのほうがインパクトあるのは確かにそう。でも、今は音楽的に洗練されてきてれるのを感じる。
TEPPEN、是非注目して聴いてほしいのは、音の質。
他の方がどちらかというと軽やかなタイプっぽいので、大光くんの突き刺さる音がよくわかるかと。
私は大光くんのスネア(両足の間に置いてある太鼓のこと)の音が特に大好きなので注目(注耳?)していただけたらと思います。
TEPPEN、楽しみだねー!
これは勝てるかどうかももちろん大事なんだけど、予告見た時点であれがゴールデンで流れると思ったらもうそれだけで得るものが多すぎるなと思ってしまったので、すでに満足感がすごい笑。だからダンスの時みたいに、なぜか私が緊張する!とか祈るような気持ちはあんまりなくて、楽しみの方が格段に強い。自信たっぷりに見せつけるのみです。番組見始めたらコロッと態度変えて緊張してきた!!!とか言い出す可能性も十分あるけど笑。
悲しいことに今の時点でリアタイできるかちょっと怪しいのですが、可能な限りリアタイできるように頑張ります!!!