あんまり何度も何日も気持ち悪いレベルで詳細にTEPPENについてツイートするのがはばかられるので、ブログにまとめます笑。
まずは大光くん、初代ドラムTEPPENおめでとう!!素晴らしかった!!!
以下丁寧に番組をさらいながら、感想というか思ったことを書きます。
メンバーに内緒で収録に挑んで「いい結果が出たら言おっかなって」と笑う可愛らしさを見せたあとに「でも、ジャニーさんから『君は事務所の中で1番のドラマーにならなきゃダメだよ』って言われてから、松岡くん・大倉くん・佐々木大光って並びたいなって」と。
泰造さんに「その2人抜かさなきゃいけないんだ」と言われ「抜かしたいですね」。
「少しでも1人の人が笑顔になったらいいなっていう気持ちで、この平和、みたいなものを、自分が画面を通して皆さんに届けられればいいなって思ってます」
これが選曲理由。
この言葉を聞いて矢田亜希子さんが「おー」って言って、少し肩を動かす様子が映る。
そして審査員であるナヲさんから「一応さっき本人(サンボマスターのドラム木内さん)にポイントを聞きました」「リズムとしては難しいことはしてないんだけど、歌と一体になること(がポイント)」と言われ、うんうんと頷く大光くん。
続いてナヲさんが「この曲って感情がすごく入っちゃうと思うので、私がやるとしたら多分歌を追い越しちゃうと思う。それをキープするのが難しいのかなって」と言った後、「とにかく楽しんで、ライブをやってもらいたいなと思います」と言ってもらった。
ナヲさんって、7 MEN 侍のことっていうか、大光くんのことどの程度知ってたんだろう。
矢花くんとは元々知り合いで、この前八王子会でもご一緒できたから侍の存在は知ってたと思うけど、パフォーマンスをみたことあるんだろうか。
この「ライブをやってもらいたい」って声掛けてもらえたのって、もしかして侍がどういうライブするかある程度知っててくれたから、こうやって大光くんに声掛けてくれたのかも?ってうっすらと思ったりした。(ただの願望)
そしてその声掛けを受けて大光くんが「いいパフォーマンスして、テッペンの席に座りたいと思います」と返すんだけど、その時ムックが後ろでわー!ってやった後パチパチパチ!って拍手してくれてる。頑張れー!みたいなジェスチャーだったように私は思う。
ムック、自分の演奏の時はちょっとミスがあって点数が伸びなかったんだけど、紅を選曲する時点で絶対に勝ちに来てたと思うんだよね。悔しさの残る演奏だったはず。
でもその中で、映ってるかどうか分からない後ろのひな壇でこうやってジェスチャーしてくれてたの見て、ムックお前まじ良い奴じゃん……と思って大好きになりました笑。
ドラムセットの前に大光くんが座って、ハイハットのペダルを軽く踏む。
そして演奏開始。
ここまで他の方々の演奏を見て多分大丈夫だろうなと思ってはいたんだけど、さすがに演奏の始まりはちょっと緊張した。入りが難しいだろうから、私もグッと身構えた笑。
普通だったらというかバンドだったら、ドラムのカウントを聞いてから演奏が始まるとか、1小節分とかドラムパートを聞いてからそれに合わせて演奏が始まるとか、とにかくドラム先行でそれを合図にして全体の演奏が始まることが多いけど、今回は流れてくる音楽に合わせて入らなきゃいけないので。まぁ普段からクリック音聞いてライブしてる人ではあるんだけどね。
結果上手いこと調整して乗り切ったので、ほっとした。
そしてサビ前に、あぁもうこれは大丈夫だなって確信した。後半は特に良かった。
演奏中、のってるナヲさんとか、呆気に取られるホリケンさんと泰造さんの顔とかが映ってた。
私思うんだけど、「少しでも1人の人が笑顔になったらいいなっていう気持ちで、この平和みたいなものを、自分が画面を通して皆さんに届けられればいいなって思ってます」みたいな心持ちで挑んでた人って、もしかしたら大光くんだけなんじゃないかなと思う。
だってライブとかフェスとかじゃなくて、特技を披露して対決する番組だから。上手いかを競う場だから。そりゃミスないようにとか、実力を発揮しきって終わりたいとか、そういうことを当然考えると思うんだよね。己との戦いというか。
ただ、大光くんはもう選曲の時点で「お客さんに何を伝えたいか」から入ってる。意識が外に向いてる。これは大光くんのドラムがただの趣味や特技じゃなくて、ずっとステージに立ち続けてきて、自分がドラムを叩く意味、人前に立つ意味みたいなものとずっと向き合ってきたからだと思う。
番組出場の情報解禁があった時点から私はずっと、プロかどうかの境界線はどこなんだ?って言ってた。
いや、佐々木大光はプロでしょうよって思ったので。
CDデビューはしてないけど、何万人って人を動員するライブやってるんだから、それはもうプロなんじゃない?
番組に出られるのはすごく有難かったけど、大光くんのドラムを特技って言われて、正直ちょっとムッとした笑。まだまだプロじゃないって言われたような気がして。
でも、大光くんの番組に取り組む姿勢を見て演奏を聞いて、他人の評価がどうであれ、出演する時にプロとして出演したらいいだけの話だったんだなと思った。私の考えが浅はかだった。
お客さんに届けるために表現して演奏した大光くんは、立派なパフォーマーでプロだったと思う。
でもやっぱり特技披露の番組だから、急にジャニーズJr.の若い男の子が「笑顔になって欲しい、平和を届けたい」って言い出して、私たちはあぁ大光くんらしいなと思ったけど、矢田さんの反応とかを見る限り、ちょっと面食らったんだと思うんだよね。
あの熱いパフォーマンスも、ちょっと予想してなかったんじゃないかな。あの拳を突き上げるところなんかも、音には直接関係ないわけで。それでホリケンさんや泰造さんも呆気にとられてたと思う。
でも、全力でやりきった大光くんに向けられた拍手と笑顔がもう全てを物語ってたような気がする。
わぁっという歓声をホッとしたように胸をパタパタ叩きながら受け止める大光くんが、超可愛かった。
そしてここから得点発表に移るんだけど、表情がまたスっと変わる。ここの表情があまりに良すぎる。
特にCM明けの、胸の前で祈って組んでた手を下ろした時の表情が抜群。言葉では言い表し難いけど。
ひたすら真っ直ぐに静かにジャッジを待ってる表情から、清廉さみたいなものもありつつ肚の据わった感じもして……上手いこと言葉にならないから、ちょっとここの表情注目してTVer見て欲しい。
普段の大光くんっていたずらっぽいところがあったり、最年少らしく弟っぽいところがあったりするけど、時々パフォーマンスの時に高潔さみたいなものを感じることがあって、今回はそれが見られたなと思った。
エンタメなのでコンテンツそのものにどうとか言うつもりは全くないんだけど、自身に置き換えてみると、自分が真剣に取り組んでる事柄で人と比較してはっきり優劣をつけられるって結構キツいなと思う。
でも、アイドルとしてあの事務所でとんでもない人数いるJr.として過ごしてると、そういうことって日常茶飯事なんだろうなとか、こういう風に比較して優劣つけられることに慣れたり順応することってあるんだろうか、とか。
普段から活動してて、頑張っても報われないことなんかきっとたくさんある。それでも、全力を尽くして他者から下されるジャッジを真摯に受け止める。騒ぎ立てず、腐らず、冷静に周りのことも見ながら自分の立場を確認して、また静かに技術の研鑽をして。「お前に任せたい」って選んでもらえる人になるために。それをずっとずっと繰り返してる人なんだよな、と思った。
あの静かに審判を待つ表情を見て、なんかそんな余計なことをごちゃごちゃと思ってました。(さすがに激重すぎる)
そして得点が出て、一発目のナヲさんの得点が高かったのを見てから、おー!わぁ!!って感じで少年みたいな笑顔になって、可愛いのなんの……反則でしょこのギャップ!!!!
本当に少年からものすごい速度で成長して大人になっていく、いい時期を応援させてもらってるなと思うよ私は……(誰)
優勝が決まり、よっしゃー!!!と両手を上げてガッツポーズした後、立ち上がってありがとうございますと各方面にお辞儀をする。
真矢さんから「正直言って、そんじょそこらのプロのバンドマンより上手いんじゃないですか」って言っていただいたことに対する反応が、ありがとうございますとか照れるとか謙遜とかじゃなくて、「えー!?」って言ってるのもすごく良かった。驕らない人だなぁと思って。
プロより上手いって言って貰えたことはもちろん凄く嬉しかったんだけど、その後一言「感動しました」って言っていただけたのがきっと大光くんが届けたかったことだと思うので、それが普段から応援してるファンの私たちだけでなくしっかり審査員の方々にも届いてて嬉しかった。
「これから自分が、ジャニーズのドラムのところを引っ張っていける存在になれたらって思いますので……ありがとうございます!」とコメントを残して番組は終了。
この後TLが痺愛の喜びの声に溢れるだけじゃなく、大光くんがいわゆる「見つかった」状態になって、ジャニオタ以外の人からもたくさん褒められてて嬉しかった。
大光くんがTEPPENで「ジャニーズの子良かった!」「7 MEN 侍の佐々木くんって子上手かった!」って言われてて、以前大光くんが「今までジャニーズを知らなかった人達に、ジャニーズってすげぇって思ってもらえる1つのグループになりたい」って言ってたの、自分の力で叶えてるじゃん……ってなってる
— ゆゆ (@7MEN_yu03) 2023年2月5日
大光くんのドラムがすごかったことで「どうせアイドルでしょ」とか「どうせジャニーズでしょ」と言われることも多いジャニーズという名前が、「魅せ方が上手いの、さすがジャニーズ」って言ってもらってるのがまじで泣ける。
— ゆゆ (@7MEN_yu03) 2023年2月5日
本当、これに尽きます。
大光くんから興味持って侍のパフォーマンス見てくれた人に、ベースやべぇwwwって矢花くんまで若干見つかってて最高of最高。
あー、なんか色々やってみるのってすごく大事だと思うんだけど、こうやって継続していくことの大切さみたいなものを思い知ったなぁ。
大光くんの魅せ方が上手いのはジャニーズっていう世界に生きてるってことも大いにあると思うけど、何より本人の努力の積み重ね。努力を積み重ねてきたからこその今回の評価なので。
なかなか思うように結果が出ないなら変えてみることも、評価されなくても継続することもどちらも大事で、その判断って難しいよねー。誰にも正解は分からなくって、結果論でしか語れないもんな。
だから侍のあれもこれも全部諦めずにやりますもっと手に入れますの姿勢が、結果今の時点では1番いいのかもな~とかぼんやりと思いました。言葉で言うのは簡単だけど、やるとなったら大変なことなんだけどね。
そして最後に、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」。めちゃめちゃいい歌。
もちろん存在は知ってたし、なんなら普通にカラオケで歌えって言われたら歌えるくらいサビ以外も知ってたけど、歌詞ちゃんと読んだら超深かった……
涙の中にかすかな明かりがともったら
君の目の前であたためてた事話すのさ
それでも僕等の声が乾いてゆくだけなら
朝が来るまでせめて誰かと歌いたいんだ
昨日のあなたが偽だと言うなら
昨日の景色を捨てちまうだけだ
新しい日々をつなぐのは 新しい君と僕なのさ
僕等なぜか確かめ合う世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ
心の声をつなぐのが これ程怖いモノだとは
君と僕が声を合わす
今までの過去なんてなかったかのように歌い出すんだ
愛と平和!
愛と平和!
愛と平和!
悲しみで花が咲くものか!
あなたのために歌うのが これ程怖いモノだとは
だけど僕等確かめ合う
今までの過去なんてなかったかのように
悲しみの夜なんてなかったかのように歌い出すんだぜ
世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ
世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター より一部抜粋
山口さんの愛って、赦すことなんだなぁ。
昨日まで間違ってばかりいた人も、後悔してる人も、上手くいかなかった人も、ちょっと理想の自分から離れてしまっている人も、「新しい日々をつなぐのは 新しい君と僕なのさ」って、完全に赦しだよな。
「悲しみの夜なんてなかったかのように歌い出すんだぜ」って、一方的に高いところから赦しを与える神様みたいな存在じゃなくて、あちら側も抱える悲しみがあって、それでもみんなで愛と平和を歌うんでしょ……「悲しみで花が咲くものか!」って。
以前ブログで取り上げたので偶然調べたことがあるんだけど、この曲大光くん3歳の時に発売された歌なんだよね。全然大光くん世代の曲でもないし、今話題の曲って感じでもない。
それでもテレビの向こうに何を届けるのかを考えてこの曲を選んでくるのが、最高に佐々木大光って感じ。
私はいつまでたっても自担のくせに大光くんのどこが好きなのかみたいなことを上手く言語化できなくて、いっつもぐぐぐぐぐ……ってなってるんですが(?)、TEPPEN見てもらえれば大まかなことは伝わるんじゃないかなと思うわ。
最高でした。ていうかそもそもこんなにドラムにフィーチャした企画をテレビでやってくれたことそのものも嬉しいし。
とりあえず放送後練習用パッドとスタンドをポチりました。影響されやすい女なので笑。あとはスティックも年季入った古いのと太めで重いのしかないから新調したいな。楽器屋さん行かないと。
ある程度勘を取り戻して形になったら、100億光年ぶりにスタジオも入りたいなぁ。
侍を好きになってから大光くんのことを年単位でガン見し続けたので、フォームとか勉強になったことはたくさんあるんだよな、見てるだけでも。そういうのが生かせたらいいな。
とにかく大光くんの魅力が詰まった最高番組だった。結果まで着いてきて更に嬉しい。
ドラムの素晴らしさというか、ドラムって楽器の可能性まで見せてくれた気がする。
自担が最高でした、ありがとうございました!!!
これ、優勝したってことは第2回があったら呼んでもらえそうだよね……?
どうか第2回がありますように!!