はぁ……ちょっとタイプロ無理かも、しんどい。
もう1回見たいと思うのに、キツくて見れない。何が、と言われたら難しいけど。全員無理だな、と思ってしまうのが怖いのかもしれない。
大きく感情が動いているのは確かで、でもなんとも言えないこの感情をブログにすることによって、なんとか言語化&記録しておこうと思います。
きっと回を重ねるごとに気持ちも大きく変わっていくだろうと思うので、人に見せるためというより、本当に自分の感情の整理です。
見てる時は、いろんな人がいるなぁと思った。
歌が上手い人も、ダンスが上手い人も、お顔が綺麗な人もいる。
なぜか見ているこっち側が緊張してしまい、ものすごい疲労感でわりとすぐに寝た。(この日の昼間、仕事で怒り狂ったせいでもある笑)
起きてみて、もう1回見直すつもりでいた。
でも、なんかもう見れない。再生ボタンが押せなかった。
TLには候補生の過去がバンバン流れてくる。
私がとても優れている人だけどなんか嫌な感じだなと思った人がいた。
実際にその候補生がどんな人なのか、私は全く知らない。だけど、嫌な感じがしてしまったのは動かしようのない事実。3人はそう感じなかったかな。そう感じてなかったら、この人がメンバーになる可能性があるんだ。そうか……。
3人が持つこの嫌な感じセンサーの精度がどれほどのものかだなと思った。
聡ちゃんがいいと思った候補生をさときくはあまりいいと感じなかったようで、「2人がそうなら」と聡ちゃんはあっさり引き下がった。だからどうか、3人のそれぞれのセンサーが別の領域をカバーしあいながら、嫌な感じの人が紛れ込むようなことがないといいなと思った。
インタビューでは、timeleszの3人は「出会いにワクワクしている」みたいなことを言っていたと思う。
素敵な人と出会える喜びを語る裏で、こっちは文字通り人生かけて真剣に挑んでいるオーディションに、真剣味を感じられない人がいる。オーディションに来てるのに、Sexy Zoneのことをあまり知らないという人がいる。知っているフリをする人がいる。今までの道のりを、軽視する人がいる。
そりゃあ、2万人弱の候補生全員が本気なわけがない。そんなの最初から分かっている。
でも、候補生たちが意図的に悪意を持ってそうしたわけでなくても、こんなに審査する側とその様子を固唾をのんで見守る私たち既存のファンがナチュラルに傷つけられるのがオーディションなんだと、映像を見て初めて気づいた。
でも、彼らはきっとずっとそうだったに違いない。
真摯に取り組んでいるのに、どうせジャニーズ、どうせアイドルと軽視され続けてきた。その中で一切手を抜かず、真摯に仕事とファンと向かいあってきてくれたのが、私たちが応援してきたアイドルなんだなと思った。
でも、そんな人、一般にいるか?いるわけないじゃんね。というか、いないのが普通。
オタクから見てもアイドル、特にスタエン周りのアイドルはかなり特殊だと思う。理不尽なことが、こちらから見えてるだけでもかなり多い。内側にはもっとあるんだと思う。それに耐えられるのは、小さい頃からその内側に触れて育ってきたからなんじゃないだろうか。デビュー組なんて、生え抜きの中でさらにエリートとされる選りすぐりの集まりなんだし。
いないのは前提なんだから、どれだけ伸びるか、どれだけ適応できそうか、どれだけ強い意志を持ってやり抜く力があるかを見極めるオーディションなんだよな。そうだ、最初から彼らと肩を並べられる一般人なんか、そうそういるわけじゃない。というか、そんな人がいてたまるか。彼らは特別な選ばれし者たちなんだから。
そんな彼らと肩を並べる人を、2万人弱の中から2名程度のみ選ぶ。しかも、今後「別のことがしたい」と言い出されたら困る、ということはメンバーも口にしている。
さっき嫌な感じがする人がいたと言ったけれど、嫌な感じの人を避けるだけでなく、そんな未来の心まで見えるようになるんだろうか、たかが数回のオーディションで。
私は正直怖いんだと思う。
合格者が出て、その人が私の大好きなふましょりそうとともにtimeleszになって、同じステージに上がって、私はそのライブのチケットが当たれば当然見に行くことになる。
新メンバーのことを、信用できるかな。信用していた人ですら、結局は道を違えることになったのに。
それに私はananのインタビューを読んで、彼らが選ぶ人だったらどんな人でもいいと、本気で、心の底から思っていた。
なのに実際に候補生を見ると、好ましく思えるかという個人的な感情は残酷なほどに正直で、それが辛い。悲しい。
そもそも、私はスタエンの中でもSexy Zone及びtimeleszを好きなのって箱推しできるくらい全員が好きだから、というのは大きい。
そうでなくなった時、どうなるんですかね。分かりませんね。そもそも私はケンティーの脱退には普通に賛成で、ほとんど抵抗もなく受け入れた。シンプルに、それが最善だろうと思ったから。
でも、timeleszを応援できるかは分からないなと思いながらライブに行った。そして私は3人を実際この目で見て、timeleszは3人で何も不足なしと思った。それでもこの3人の美しさと強さを世の中に大々的に打ち出すにはオーディションは必要だと納得した上で見てるんですよ。
それなのに。頭では分かってるのに、感情がついて来ない。候補生の中から誰かを選ぶなんて、そんなことが出来るんだろうか。実際に行われようとしているその様子を見ることで、逆に現実味が薄れていく。
でも、これから目を見張るような成長を遂げる候補生が出てきたり、後半にとんでもない逸材が出てくる可能性はある。ジュニアだって来る可能性あるし。
納得できなくて悲しい思いをしている私に、3人が言葉を尽くして思いを届けてくれて、上手く飲み込める日が来るかもしれない。
そう、希望をすべて失ったわけではない。
新メンバーを信用できるかは分からないけど、私は菊池風磨のことは絶対的に信頼している。もちろん勝利くんのことも、聡ちゃんのことも。その風磨くんが、「全部上手くいく」と言っている。だから希望はまだある。うん。あるぞ。何があっても、最後まで見届けるという覚悟だけは揺るがないです。
最後に、現時点で私がいいなと思った人を記録しておきます。
まずは、アメリカから来た乃我くん。
ダンスや歌が大好きで実力があるということと、どことなく品がある感じがする。若すぎるくらい若くて(風磨くんとは12歳差。ラウールと深澤くんが11歳差らしいので、もし加入したら最大の年齢差になる)、素直な感じがして、印象がいい。
受け答えの時にゆらゆらするのがクセか緊張からかもしれないけど、ちょっと気になる。まぁこのあたりは気を付ければ改善できるとは思うので問題ってほどではないかな。アメリカからオーディションのためにやってきたというだけで、フラっとなんとなくで受けに来たわけではないのかなという感じもする。
懸念点としては、アイドルというものをどの程度理解しているのかが心配。英語の方が得意でアメリカに住んでいて、合格したら当然仕事のために移住することになるだろうし、そうしたらご両親とは離れて暮らすことになるかもしれない。そんな中で、日本でアイドルになったらどんな人を相手にしてどれだけ理不尽な要求をされるのか、ちゃんと理解してるんだろうか?とか、メンタル面は普通に心配です。
もうひとりは、元ジュニアの栗田くん。
彼が退所した理由はコーラ事件だそうで。私はジャニオタ歴が長くないのでコーラ事件がどれだけ酷い内容の動画だったのかを知らないんですが、シュークリーム事件の時にその事件の存在を知って、楽屋の壁にシュークリーム投げつけたのに比べたらいくらかマシなのでは?とちょっと思ったりします。(いや、クビになるくらいのかなり重大なダメなことなんですが)
確かにアイドルとして自覚が足りなかっただろうしマイナスでしかない事件に関わった人で、つまりアイドルとしての適性無しと判断されてしまった人なのかもしれないけど、自らアイドルを見限って退所したわけではないんだな、と。
退所後に国家資格が必要な保育士として働いているのも印象がいい。エプロンを持参するあたり、仕事に誇りを持って真面目に取り組んでいるんだなという印象も受けた。
経歴だけでなく元ジュニアなので、ある程度の人間性は3人がよく知っているんだろうと思うので、彼らが栗田くんを選ぶのなら信頼しやすいというのも大きい。ちなみに私は彼が元ジュニアで事務所由来の人(?)だからいいという考え方はないですが、timeleszでアイドルとして活動するということがどんなことなのかを知っているというのはアドバンテージになると思います。
気になった箇所としては、きっと今のお仕事が忙しいんだろうとは思うけれど、もう少し肌とか髪の毛とかを整えて欲しいとは感じちゃったかなぁ。ビジュアルが異常な強さの3人と肩を並べて立つ以上、そのあたりの努力もきっと必要になるだろうと正直思う。
今のところは、この2人ですかね。
「3次に進んでみてもらいたい人」だともう少し増えますが、今のとこいい印象を持っているとギリギリ言えるのはこの2人かなーという感じです。
合格者なしの可能性もあるということは勝利くんが明言しているので、選ばなくちゃいけないではなく、この人がいいと3人が心から思える人と出会えるといいなと思う。これは本当に心の底から思う。
#2は2次の後編で、3次になればもっと人数も絞られて、口先だけではどうにもごまかせない部分を審査する内容に変わっていくだろうから、それを楽しみにしたいと思います。
あー、文章にしたらちょっと落ち着いたな。
タイプロが終わるのを、私は一体どういう気持ちで見届けることになるんだろう。
気持ちが揺さぶられる、落ち着かない毎日が続くことになりそうです。