好きな人やものが多すぎて。

自分の情報収集記録用。7 MEN 侍。SexyZone。

12/26 Sexy Zone Chapter Ⅱ in DOME感想

ここ最近のセクゾはやばい。すごい。本当に声を大にして言いたい。

ここだけの話、ドームツアーをやってくれたけど倍率はさほど高くなかったらしい。

それでも私はまたドームに立って欲しいと思う。アリーナももちろん楽しい。距離も近くて、アイドルファンとしては正直アリーナの方が幸せな現場だと思う。

でも、Sexy Zoneのライブはたくさんの人に見てもらうべき。絶対にそう。セクラバだけが独占していいものとは思えない。

事実、今回初めてセクゾのライブに入ったという人もかなりいたように思う。周りを見ても、今回のライブのペンラでなく過去のライブのペンラを掲げている人もいた。直接聞いた訳ではないので分からないけど、久しぶりにセクゾのライブに来た人もそれなりにいるのかもしれないと思った。

そういう人をどんどん巻き込んで欲しい。あのライブを見てくれさえすれば、Sexy Zoneを好きになってくれると思う。

 

今回特に素晴らしいと思ったのは演出。

chapter Ⅱというアルバムをひっさげてのライブは、既に今年の夏アリーナで行われた。

同じアルバムをタイトルに冠してのライブ、つまり披露される曲は前回のアリーナと似通ったものになる。

それでもきちんと伝えたいことを前回のアリーナとは違うかたちで伝えるライブになっていいた。私は風磨くんの演出家としての才能に驚愕した。

 

 

セット&衣装

まず最初に触れておきたいのはセット。いや、セットすごくね??架空の渋谷みたいな感じの街なんだけど、看板は全てセクシーに関するもの。実在する企業(ガストとかハンズとか)のオマージュになっていて、私は終演後規制退場がかなり最後の方だったのでゆっくり眺められた。

驚いたのは東京タワー。セットの中に東京タワーがあったことに気付ていないセクラバさんも恐らくいたと思う。他の席からどう見えていたかは分からないけど、少なくとも私の席からはひっそり程度しか見えなかった。

舞台の上手側の端の端、なんなら別の建物に遮られてほとんど見えない位置に東京タワーがそびえたっていた。私からは見えなかったけど、下手側にも私からは見えない何かがあったのかもしれない。

あの東京タワー、かなりつくりがしっかりしてた上に、良く見えるところに配置すればセットのメインテーマになり得るくらいのかなりの大きさだったと思う。それなのに、最上手の目立たないところに配置してあり、掛かってる金……と思った(下世話)。

 

逆に、中央寄りの下手、かなり目立つところが工事現場になっていた。まだつくり上げている途中のSexy Zoneということなんだろうと解釈した。

メンステ上部の飾りは道路をモチーフにしたものとペンラにもなっている瓶の王冠(蓋)になっており、Sexy Zoneという名前では最後のライブということで「これまで歩んできた道」いうテーマだったんだろうと思う。

 

衣装で一番強烈に印象に残っているのは赤衣装。

私は7 MEN 侍のオタクなので、風磨くんがプロデュースして侍につくってくれた赤衣装とかなり似ているなと思った。(SZと侍が兄弟みたいでかわいいうれしい)

……ってことは風磨くんってSZの衣装もプロデュースしてるってことですか???

侍の衣装もSexy Zoneの衣装も赤でちょっとダボッとしたシルエットの服だけど、ケンティーは革っぽいというかライダー風の赤衣装で、あれが風磨オーダーだとしたら、「うっっっっっっ!!!」となりますね……アイドル中島健人に一番夢を持ってるのは菊池風磨説。

 

感じたこと諸々

私は記憶力がザルすぎるので、特に印象残ったことだけ羅列します。

アリーナだったので見えていない演出も多々あるし記憶も曖昧です。レポではなく感想です。

 

人生遊戯&Try This One More Time

セトリを入れずに行ったので、一曲目から人生遊戯でブチ上がり。と同時に驚き。

前回のアリツア時にまだ発売されてなかった曲(本音と建前も発売前だったけれど、ライブで披露はされていた)なので、アリツアと差別化するなら人生遊戯がライブの要の曲になると思っていた。それを1曲目に使ってしまうんだという驚き。でも疾走感あふれて、幕開けに相応しい曲だった。

私は試聴の時点では正直あんまり好みじゃないかもと思っていて、歌番組で披露されたのを聴いて大好きになったタイプの曲なんですが、ライブで聴いてさらになんていい曲なんだと(手のひらくるー)

近年のSexy Zoneの魅力のひとつは応援歌を実感を込めて歌えるところだろうと思っている。それはジリジリと勢いを増すグループだからこそより何倍もお客さんに届くのだろう。

「それでいいよ」に代表されるように、Sexy Zoneにはありのままを肯定する曲も多い中、人生遊戯はちょっとケツを叩く感じの応援歌。

これは「今」にぴったりだ。この1年色々なことがあり、きっと悔しい思いも悲しい思いも腹の立つことも山ほど経験してきて、さらに改名を控える彼らにぴったりだなと。

曲のリリースに関しては発売のかなり前から動き出しているだろうから、色々なことがあり改名を決めた「今」のために用意された曲ではないのだろうと思うけど、それでも今そういう曲を引き寄せるSexy Zoneはもってるし、この曲を1曲目に持ってくる風磨くん…と初っ端から演出に感嘆。

 

Try This One More Timeも、めっちゃいい曲。めっっっっっっちゃいい曲!!!

言わずと知れた映画トランスフォーマーの主題歌に起用された曲で、もちろん私も何度も聴いた曲ですが、私は普段あまり歌詞を意識して曲を聴かないので改めて歌詞を聴いて、うわぁ~~~~…と。

アリーナで聴いたときは初披露だったので「わ~かっこいい~、transformって歌詞入ってる~~」くらいのことを思っていた記憶なんですが、人生遊戯でケツを叩くけど「争いはStop」で「目を向け語り合って 当たり前をTransform」というSexy Zoneらしさ。

お客さんをノリに乗せる冒頭2曲。

 

いつかはっきり覚えていないんですが、今回ふまけんのメイクがとっても印象的で序盤に顔に見とれる時間が発生。

ケンティーは長めはっきりめのアイラインに、目尻の下あたりにボルドーっぽいブラウンの影?を入れていてそれがとっても可愛くて、今度真似してみようと思った記憶。

風磨くんはピンクっぽいシャドウを結構入れていた。

それからこれも序盤、有難いことにかなり前の方の席で、肉眼できちんと表情まで見える席だったのですが、相変わらずの歌の上手さとその圧倒的なオーラを浴び、全ての努力の塊がここに立っている…みたいなことを感じて少し泣きそうに(早すぎるよ)

いやほんと、エネルギー量がすごいんだよなSexy Zoneって。それが先天性のものももちろんあるだろうけど、後天的に掴み取ったものが大い感じがする。

 

本当にドームの隅から隅まできちんと全員を相手にしようという気概を感じる演出で、メンステからバクステ、序盤からクレーンを使ったりと冒頭からファン全員を掴み切ろうとしていたように見えた。

私はアリーナだったので埋もれて、今セクシーたちはどこにいるんですか??の時間も多々発生したけれど、それでも楽曲の良さで押し切れる強さも感じた。

 

My World

My Worldが、今回のライブの中でも特に印象に残った一曲だった。

夏のアリーナのChapter Ⅱでは風磨くんのプレイヤーとしての熱量みたいなものを受け取った。

My World、皆さんご存じの通り「I am the King and This is my world」というとんでもない歌詞の曲なんですが、アリーナのときは特攻隊長のようにガムシャラに突っ込むような雰囲気を纏っていたように思う。

それを見て、殺人級の猛暑でしかも1日2公演あって、全体の構成をつくりあげてどうやってペース配分していかなきゃいけないかを誰よりも熟知した上で、それでもガムシャラなパフォーマンスを見せる風磨くんに、なるほどこれがSexy Zoneの、菊池風磨のChapter Ⅱへの意気込みなのかと思った。

今回のMy Worldは本当にKingの風格漂う、どっしりとした力強さを感じるMy Worldだった。ひとつ上のステップに登ったような。アリーナからドームまでの間、失う物もあったかもしれないけれど、だからこそ分かった自分がきちんと手にしているもの、手にしたと感じられるものが明確になったんじゃないかと、なんだかそんなことを漠然と思うMy Worldだった。

風磨くんがどの程度アリーナとの差別化を意識していたかは不明ですが、とにかく私は同じ曲のパフォーマンスを見たことで、明確な風磨くんの変化を感じた。これが内面からにじみ出たものなのか、それとも演出によるものなのかは分からない。

 

ROSSO

絶対に期待を裏切らない男、それが中島健人だと思った。

ROSSOは正直曲として好きすぎまして、多分アルバムChapter Ⅱの中で1番聴いているであろう曲。最高過ぎるよケンティー

雰囲気をつくり上げる力、そこに没入する力、そして溢れて零れて仕方ないサービス精神。本当にケンティーはどこに行っても何をしてても、どれだけ環境が変わったとしても私たちの大好きなケンティーでいてくれるのだろうと、そういう信頼をより強固にしたROSSOだった。

 

せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい

東京ドームでお客さんにおしり向けてカラオケした人って、今までいるんですか???(カラオケでペンラ振るの楽しかった)(強めのビブラート)

 

Cream

脱帽。脱帽です、まじで。

大人の落ち着いた雰囲気の曲で、ライブの演目としてはいったんちょっとゆったりした気分になるところだと思うんですが、お客さんの気持ちを落ち着かせないぞ、掴んで離さないぞという意思をすごく感じた。

Creamがやりすぎる事なく、でも可愛らしい曲に仕立てられていた。びっくりした。

私は下世話なので()、この曲がごくごく一部のファンから叩かれてたことを思い出した。

熱愛疑惑なんか出たりもして笑。私にとっては「笑」みたいな出来事ですが、そういう意見を目にして多少なりとも動揺したセクラバは一定数いたと思うし、なーにを言いやがるんだと怒ったセクラバもいただろうし、当然風磨くん本人にも届いていたと思う。

それでも、ファンに歌わせるという形で気持ちを乗せて、可愛らしさまでまぶしたのを見て、ファン同士は同じグループを応援しているのに何故か時にいがみ合い、それがヒートアップして「アンタみたいなのはファンじゃない」「脳死盲目馬鹿」なんて険悪なムードになってしまうことすらあるけど(悲しいね)、会場に足を運んだファンをきちんと隅々まで連れていこうとして、プロフェッショナルだなと思った。

特に周年の頃、「1度でも僕らを好きになってくれた人全て」に対する感謝を述べていたの、口先だけじゃなかったんだな。

 

雨に唄えば

アリーナの時はおじいちゃんのこともあり、もちろんお父さんのエピソードも知っていたので「今でもさ 僕のこと見て笑ってくれるかな」という歌詞にグッと来てしまって、自分と両親のことを考えたりして雨に唄えばを聴いて泣いていたんですが、今回のドームでは着ぐるみーズにより更に楽しく可愛らしい雰囲気になっており、チェックの衣装は可愛くて、「ワクワクしてきた 僕は無敵ここでは」が強く伝わった気がして泣いた(結局泣くんだ、あんなに可愛い曲で)

勝利くんがワクワクして自分は無敵だと思えるライブが、これからもたくさんあるといいなと思う。私は無敵の勝利くんを何度だって見たい。

 

Turbulence

Sexy Zoneのザ・アイドルと言われて思い浮かべるのはケンティーの人が多いと思うけど、私は聡ちゃんも同じくらいザ・アイドルな人だと思う。

個展でマネキンを使って様々な感情を表現した聡ちゃんが、最後の締めくくりとして自分をマネキンのように見た立てて表現したTurbulence。

初めて聞いた時壮大な雰囲気の曲で、あぁ聡ちゃんの新境地だなという印象だったけど、今回ライブで見て今の聡ちゃんにぴったりの曲だなという印象に変わった。

そもそも、聡ちゃんがペンラを消して欲しいと求めることも今までなら無かったと思う。聡ちゃんはオタクがペンラを振りたい気持ちを絶対に理解しているから。

それでも表現者として表現したいものがあるという欲が出てきたことが、これからのSexy Zoneをブーストしていく原動力になるだろうと思った。

だからと言って、聡ちゃんのアイドル性が失われつつあるとは全く思わない。

MCやファンサ曲で「DASH村の時はノーメイクでやると決めている。前の仕事でメイクしていたら、落としてから行く」というこだわり、「僕が5.5万人いたらいいのにね、そしたら1人1人にファンサできるのに」という発言、自身がアイドルであることにとても自覚的だと思った。聡ちゃん、世界で1番幸せになってくれ!!!

 

本音と建前

あの!本音と建前の前と後を作り上げたのは誰なんですか!?!?!?天才最高!!!!

ケンティー、難易度的な意味でピアノが思ってたよりも上手かったし、あの雰囲気と音楽、私は林檎さんの雰囲気をバシバシに感じた(私は東京事変がデビューした頃からの東京事変ファンでもあります)。林檎さん、見てるー!?!?と心の中で思っていた(林檎さんは今紅白準備で忙しいですよ)。

そう思って気付いたけど、椎名林檎というかなり独特の世界観の持ち主、そしてライブに掛ける情熱と周到さを持つアーティストの雰囲気を、自分たちのライブに取り入れて自分のモノに出来てしまうというのは、多分凄いことなんじゃないかと思う。

ほんたてがChapter Ⅱ in DOMEというライブの中核を担っていた(ほぼほぼほんたての為にあのジャジーな空間が作り上げられていた)ことに、長年の林檎さんファンとして、かなり嬉しく思った。

林檎さんが引き出したかったSexyが見事引き出せていて、Sexy Zoneがそれを生かして見事に乗りこなす様、本当に最高。

 

リミックスメドレー

リミックスメドレー、新しくて好き。わくわくするし、こんなに合致するんだ!という発見があって楽しい。

なんだろう、初ドームの時もおぉ~とは思ったけど、今回は輪をかけて楽しかったという印象。

ここにダンケシェーンをぶちこんできたことも凄かったし(聡ちゃんが本家の前だから緊張したと言っていたのも愛)、中でも男ネバギバという初期トンチキと割と最近のMoneyの合致具合(?)が本当にすごくて、歳を重ねて大人になって、雰囲気や形を変えても通じるスピリットがあるんだな~と思ったりして、ちょっともう1回円盤でちゃんと聴きたいですゾーン。ワィワィHaワィという未発表曲を当然のようにぶち込んでくるあたり、この人たちのエンタメ心が大好きだなと思う。

 

Forever Gold & Sexy Zone

ひたすらに楽しいリミックスメドレーの後のForever Goldで「あぁこのSexy Zoneとして過ごした全ての時間がForever Goldなんだ」と思ったら号泣号泣号泣。(フェイスタオル取り出し)

Sexy Zoneではオタクのペンラが一糸乱れず振り付けの通りに振られ、Sexy Zoneが発売された当時、この曲でこんなにも泣く日が来ることを誰が予想しただろう。

少なくとも私の人生で、甲高い子どもの声のあの曲が意味を持つ日なんて来るとは思っていなかった。

私は今確かに幸せだなと思った。

もしかしたら、若い女の子ならまだしもいい大人がアイドルに夢中になることをみっともないと思う人も少なからずいるだろう。私にとって今日この場にいられることがどれだけの価値を持つのか、理解されないことも多々あるだろう。

でも、理解が得られなくても嘲笑う人がいたとしても、私が今幸せだと感じた心は誰にも邪魔されない私だけの想いだ、というようなことを思った。

元来理解が欲しいタイプでもないし、他人の感想より自分の感想(というか、私は自分にとってどうなのかという視点がかなり強い)が大事な方ではあると思うけど、この感動が人に伝わらなくても確かにここにある、この価値も私の中に間違いなくしっかりあるぞ!!何も無いところから価値をSexy Zoneが生みだしてくれた!!!形のないものの価値を大切にしたい!!!!というようなことを思っていた気がする。ひたすらに泣きながら。

 

Timeless

本当に、こんなに涙って出るんだっけというレベルでボロボロ泣いた。去年のドームの時は、明確にマリちゃんのことを想って歌われた曲だと思ったし、実際にそうだった。

でも、くまの合図(サプライズ)でみんなで力の限りのSexy Zone!!!!と絶叫して、冒頭から泣いてしまって歌えない聡ちゃんをフォローしていたあの風磨くんまでもが泣いた。

You're beautiful,You're beautiful,Everyday Evrytime you're beautiful.は本来マリに向けられた歌詞だろうけど、それでも私の元来のプラス思考も相まって腹の底から勇気が湧いてきたというか、失敗したって躓いたって上手くいかなくたって、色々考えながらあーでもないこーでもないと生きている限り私は美しいんだという、自分を信じる力を受け取った。

本当に1年前のドームとはまた違った大切な意味を持った楽曲だった。マリちゃんへの大切な思いを切り取ってくれた歌として素敵な歌だったけど、このライブできっとこれから何度もあるであろう上手くいかなかったり、自分にがっかりした時、私の力になってくれる曲にもなったと思う。

 

マリウス

出来るだけ毎日ハッピーに過ごしておくれ。願うのはそれだけだけど、それをずっと願ってるよ!

 

ふまけん

私は強烈なふまけん信者という訳では無いけれど、このライブを語るのにふまけんを語らずには終われない。ふまけんというのは何とも言い難い、でもどうしようもなく絶対的なシンメ。

風磨くんがふまけんを明確に演出に取り入れることは、正直少ない。

ロッコだって、ふまけんはいつも分かれる。

それが、My WorldからROSSOの流れで風磨くんとケンティーがグラスで乾杯してステージが引き継がれたのを見て、キャー!!!という歓声の中、私は地響きのような「おぉぉおおぉ」という全く可愛くない声を出していた。笑

正直驚いた。ベストパフォーマンスからベストパフォーマンスへ引き継がれることを信頼しきった乾杯のように見えて、ふまけんって本当に凄いよ……の気持ちに。

 

ふまけんを「同じ交差点に立ち続ける2人」と表現したのは勝利くん。「すれ違いざまに肩がぶつかることもあるし、道を挟んで距離を置くこともある。でも、ケンティーも風磨くんも絶対にその交差点から動こうとしない」と。

そして、RUNのふまけん背中合わせが投下された。

少し仰け反るほど完全に自分の背中を風磨くんに預けるケンティーに「ちょっとちょっと中島さん……」とでも言いたげに笑う風磨くんが歌うのが「誰もいない交差点の中 走り出す 明日へ向かってるか」なの、よく出来すぎでは……???????

最初、風磨くんがちょっとちっちゃくなって、ケンティーの体重を完全に受け止めきらなくても、ケンティーは構わずグイグイと背中を預け続けた。

風磨くんが照れて笑ってみても、真剣な顔で歌い続け背中を預け続けるケンティーに、次第に背筋を伸ばした風磨くん。

私には、そんな風に見えた。(私の記憶の改ざんがなければ………笑)

 

最後の挨拶も凄かった。どんな出来事も華麗にセクシーに切り替えてくれる前向きなケンティーが、「改名は元から考えていたことだ」と報告してくれていて、それは当然本当のことなんだろうけど「寂しいです」と言い切ったこと。

グループを1人の背中で背負っていた頃にはできない発言だったと思う。

勝利くんがいて、聡ちゃんがいて、マリのスピリットがあって、そしてSexy Zoneを背負って共に大活躍の風磨くんがいてこそ出来た発言だったんじゃないかと思った。(ケンティーの寂しいで大号泣。私もだよ~~~~)

Sexy Zoneの名のもとに、勝利と、聡ちゃんと……」と言い始めた時、勝利聡ちゃんときたら最後は風磨くんか!?!?と身構えた時「マリウスと」と続きやっぱりぃ!!!と息を飲み込んだ時に投下された「風磨と出会って」で会場大絶叫。

冷静に考えたら、メンバーの下の名前を呼んだだけて悲鳴が起こるの、これぞザ・ふまけんの歴史すぎる。笑

私個人としては、さぁ風磨くん、どうする???という気持ち。(は?)

ケンティーがにじりにじりと明確に歩み寄ってきたのを、風磨くんがどう受けとって変化していくのか、それとも相変わらずなのか、私たちには見えない裏でだけこっそりじんわり変化が起こるのか……その場合は強火ふまけん担の聡ちゃん、可能な範囲でレポよろしくお願いします。でもオタクがわーわー言ったらアレかもとも思うから、本人たちが表出しないならそのままオタクは知らない方がいいかもとか、こんなことを色々想像しながら生温い目で見守るのが私的ふまけんの楽しみ方(?)。

いいんだいいんだ、無理にふまけん売りしなくても。無理ない範囲でやっていただければ。どうせ2人とも同じ交差点から動こうとしないんでしょ。

 

最後に

 

Sexy Zoneって最高だね!!!!!

私はコロナ禍を経てどうしてエンタメが存在するのかの意義とエンタメの力を見せつけたのがザ・アリーナだったと思っているのですが、今回はエンタメの力を(既にザアリで証明済みなので)信じきった上で、観客に力を与えようとしてくれたライブがChapter Ⅱ in DOMEだったように思う。私自身がそういうフェーズにいた可能性も高いけど。

それはきっと、新しい名前で再出発することに決めた彼ら自身から発せられるからこそ意味を持つ。

Sexy Zoneとして、最後のライブ。そこで、感謝を込めて力の限りのSexy Zoneを叫べて本当に良かった。お葬式は亡くなった人のためでなく生きている人のためにやる、というのを時折耳にするけれど、みんなでSexy Zoneという名前と別れを惜しむ時間を作ってもらえて本当に良かった。ファンの気持ちをおいていかない、それがSexy Zone

真摯にエンタメに向き合っているSexy Zoneのことだから、名前が変わってきっとどんどんパワーアップしてくれるに違いない。

寂しさはある。それでも、マリちゃんの卒業の時も今回もファンと一緒に寂しいと言ってくれること、ある意味失うことになるけれどその上でこれからも快進撃が続いていくだろうと信じさせてくれる力、紛れもなく彼らの「アイドル力」だなと思う。

 

Sexy Zoneのこれからの快進撃に期待。

まだファンじゃない人はSexy Zoneにハマるなら今だよ、今ならまだ間に合うよということだけは伝えておきたい。