好きな人やものが多すぎて。

自分の情報収集記録用。7 MEN 侍。SexyZone。

8/20 わっしょいCAMP!感想

直接見た感想、そして配信をみた感想をごちゃまぜにしてお送りします!!!いつもに増してとっちらかった内容ですが、パッション重視で!書きます!!パッション!!!!

 

まずは、私は7 MEN 侍のファンなので、侍のことから感想を。

私は大光担で、東京ドームではほぼほぼ大光くんを追って見てたんですが、大光くんが買ってもらっている、信頼を得ているであろうことがありありとみて取れて、ひとりで号泣してました笑。

 

最初グループごとにリフターで動いた後、リアデラで各グループごちゃまぜになった立ち位置で踊り始めた時、大光くんがど真ん中に立ってたんです。

まあ序列的な意味で言えば1階にいる人の方が上なのかもしれないけど(侍で1階に立っていたのは嶺亜くんと克樹くん)、大光くんは2階のど真ん中でセンターを割ってました。

私はその200人のJr.たちがグループの力を脱ぎ捨てて、それぞれが個として同じ振り付けを踊っている中、ど真ん中で踊っている大光くんを見て「あぁ、将来有望なJr.たちが何百人集まろうと、大光くんが1番なんだぁ……」と思って半泣き。(超ハッピーオタク)

リアデラの振付って独特だけど、大光くんの脚長が凄く生かされるっていうこともあって、リアデラの大光くん本当に本当にかっこよかったんだよ……

双眼鏡のぞいても、遠すぎて表情はほとんど見えなかった。顔がかっこいいとか、いい表情をしてるとか、そんなのは全然わからなかった。当然ユニゾンなので、大光くんの歌声が聴こえるわけでもない。それなのに、そのダンスはもちろんその立ち姿の説得力があまりに凄すぎて、知ってはいたつもりだけど、私の自担ってやっぱり本当に凄い人なんだよ……!と思ってうるうるしてました。

 

それから、正門くんと大光くんのギタードラムセクション。

めちゃくちゃいいという話は聞いてたけど、まじでまじでまじで良くて!!!想像を遥かに超える良さでした。

私は侍のライブには行ったことがあって、大光くんのドラムを生で聴く機会はこれまでにもありました。

大光くんが好きだから大光くんのドラムが好きという面も否定はできないけど、それを抜きにしても普通に大光くんのドラムが好きで(なんならドラム好きだなっていうきっかけで好きになってるし)、その実力はもちろん知っていました。

が、東京ドームという日本トップクラスの収容人数を誇る大きな会場で聴いたことで、さらにそのすごさを感じた。

 

少なくとも正門くんとのギタードラムセクションは「ギタードラムバトル」だったわけ。セッションじゃなくて、「バトル」。

大光くんのドラムの良さっていうのは、まず第一に安定感。本当に拍のど真ん中で叩いてくれる。7 MEN 侍っていうバンドは安定感のある大光くんのドラムがあってこそ、矢花くんが自由にやれるという側面がかなりあると思う。ドラムの安定感っつーのはバンドにおいてかなり重要です。ドラムの安定しないバンド、びっくりするくらいグダっとします。全然締まらん。

で、もう一つは表現力。ここにアイドル佐々木大光がドラムをやる意味があるんですよ!!!!!!

ドラムっていうのはバンド内でいうと縁の下の力持ち的な役割だったりすることが多くて、大光くんはその安定したパフォーマンスでその役割を全うすることもあるんだけど、そこにエモさ(エモといえば佐々木大光の真髄!!!)をふんだんに振りかけてというかぶちまけてくるのが最高なんだよね。本当に色んな表現ができる上に、主役にもなれる。

今回のギタードラムバトル、あるいは以前大光くんが優勝したTEPPENなんかは確実にドラムで主役になるべき場面で、そこであれだけの惹きつけるパフォーマンスができるっていうのは、単にスタジオでドラムが上手に叩けますってだけじゃできないことだと思うのね。人前に立って人々を魅了する仕事の「アイドル佐々木大光」だからできるんじゃないかと。

じゃあなんでアイドルの中でも佐々木大光がそういうことができるかっていうと、彼がダンスが得意だからじゃないかなと思います。

自分の身体を駆使して表現をするということを普段から磨いている恩恵が多分デカい。身体の使い方と、表現力がドラム以外で磨かれている。逆に、大光くんのダンスはドラムで鍛えたリズム感がかなり生きていて(大光くんのダンス、拍が見える!と思うことがある。ダンスでも拍のど真ん中を気持ちよく捉える人だなと思う)、佐々木大光、捨てるところなし!!!(?)。

 

私はドラムをやっていたことがあるんですが、ドラムを好きな理由に「発散」がある。

ドラムの何が楽しいかって、音楽に浸って音楽を体内に取り込んで、そこからそれを発散するように外に放出するっていうのが、ドラムをやってて楽しいところだと思うんです。私は。

でも、発散ってある程度の基礎とか練度が無いとできないことで、大光くんがあんなに高出力で発散できるっていうのは、大光くんが積み重ねてきたものがあってこそだなと思う。そう、彼のドラムには派手さがあるけれど、そこに間違いなく努力を、恐らく地味な基礎練を積み重ねてきたという間違いない信頼がある。

 

ギタードラムバトル。つまり戦いだったわけです。TEPPENでテレビを通して全国に「渾身の愛と平和」を叫んだ大光くんが、東京ドームではギター正門と殺し合いをしたわけです(過激表現)

そう、私はギター倒してやるという気概で叩くドラムを浴びたんだよ。最高最高最高。没入する力、そしてそれを表現するスキルと感性を全部持ってるからできる。

私はシンバルを蹴飛ばした大光くんを見て、比喩じゃなくてまじで息が止まった。で、ぶわぁぁぁぁって鳥肌。

ライティングを見ても、正門くんには白っぽいライト、大光くんには赤ライトが当たっていて、演出陣にリハの段階からこの大光くんが醸し出す殺気が伝わっていたんでしょうね。配信を見てて、いいぞ!!ギターを倒せ殺せーーー!!!!!の気持ちに(物騒すぎ)(正門くんもとっても良かったよ)

大光くんが手にしたもの全てを持ち合わせていないできないこと、どれかひとつが欠けてもできないであろうことをやっている大光くんを見て、ほぼほぼ泣いてました。それがはちゃめちゃにかっこいいわけ。当たり前だけど。最高すぎる。ねーーーー佐々木大光って最高すぎる。

 

そして侍のシャウト。

ほんとさーーーーーーーーーーー侍って最高だよね。何が最高かって、与えられた機会を最大限生かすっていうのが本当に得意で、ぜってぇにひとつも取り逃すものかっていう気迫を感じるところ。そしてそれを意外と冷静に戦略を練っているということ。(多分)

シャウトが始まる前に各自楽器の音出しをしてたのは、多分戦略。誰の戦略だ??矢花くんか?はたまた克樹大先生か??大光くんか???誰かこの辺り言及して下さい。

シャウトが始まる前数秒無音になって、そこから各々ジャカジャカ音鳴らして、現場では聴こえてなかったんだけど配信見てたら小さな声で嶺亜くんが「OK」って言ったらみんなが手を止めて静寂。その静寂の中、大光くんがスティックを天に高々と掲げて、たっぷり静止してから始まる。

この一連の、なんの感情も無く見てたらどうってことない数秒の動作が、他担も山ほどいる5.5万人の東京ドームを自分たちのものにする戦略だったんだと思うんだよ。

流れるように次々と楽曲が変わっていき、そのスムーズさは世界観を生んだり気持ちよさにも繋がって、ひとつのライブを作り上げるという意味で大事なことだと思うけど、ここからのこの数分は自分たちの時間だという侍の気概。自分たちにならやれるという自信。

 

またシャウトでも大光くんの鋭い音が迫ってくる感じがして、豆粒くらいの大きさにしか見えないくらい離れてるのに、本当に音がここまで飛んできた!みたいな感覚(あくまで感覚)で、最高最高最高でした。

ドラムで音圧の話をすると、大きい音がいいの?だったら思いっきり叩けばいいだけでしょ?と思われがちなんですが、全然そんなことはないです。例えば鉄の塊を叩くならとにかく力任せに叩いたら大きい音が出るのかもしれないけど、ドラムは楽器で、響くし鳴ります。力任せに叩いても、音は出ますが全然いい感じに鳴ってくれません。

 

私はドームでほぼモニターを見ていなかったので、矢花くんがあんなことになっていたのを知らず笑、配信を見て「お!こんなにやっていらっしゃったのね!!」と思いました。他のみんなもかっこよかったねー。嶺亜くんが完全に目ぇいっちゃってて超良かった。(そして尚顔面が強すぎるというファン初日みたいな感想を抱いた)

矢花くんのパフォに好き嫌いが分かれるのもまぁわかりますが、矢花黎って人はジャニーズの固定概念を変えるためにジャニーズにいる人なのでね!!!ジャニーズのアイドルでありながら、将来日本一の音楽家になる人なので!!!

 

 

ちょっと暑苦しくなってきたので、以下他グループ含めて印象に残っていることや思ったことを箇条書きにしていきます。ぜーーーんぶ個人の感想ですので、私と違う意見の人がいていいやつです。

あと、私はせっかくこんなにたくさんのJr.を生で見る機会はないので、オーラというか、歌が上手いとかダンスが上手いとか、そういうスキル的なことでなく、立ち姿から溢れ出る説得力みたいなものをなるべく見るようにしてたので、そういうことも書いてあります。苦手な人は目に入れないで下さい。

あとシャッフルは普通に名前抜けてる人が大量にいると思うので、抜けが分かる方いたら教えて下さい、こっそり修正します。

 

・HiHi HiHiのローラー、会場が大きくなればなるほど強い。あの疾走感は他Gには真似できない。全体を通して、ガリさんの力を感じるわっしょいで、お客さんを惹きつける力、他の子たちを巻き込む力がエグい。オーラはやっぱりガリさん。瑞稀くんも良かった。

 

・Lil なんせ斗亜くんが凄かった。センター力(ぢから)がすごくあって、今までなめててごめんなさいの気持ちに(別になめてはいなかったんだけど、ここまでの子だとは思っておらず…)。私はりとかんなら風雅くんが好きなんですが、配信でHysteria見てひっくり返ってしまった。なんだあれ、かっこよすぎるだろうが。(現場では双眼鏡で克樹くんしか見ていなかったため)

 

・SpeciaL れんくんのことをみんなでカバーしあって4人でSpeciaLです!とやっている姿を見て、頑張れー!!!と思ってました。たつるくんがあまりにフェアリーすぎた。配信で声をちゃんと聴きましたが、浩大くんはもちろん歌うまいんだけど、スぺちゃんって他の人たちもピッチも安定してるし声質も良い人ばっかり。各々の職人技みたいなところが武器だけど、アイドルの基本である歌もぬかりなくて最高。どう考えても序列が低すぎる。おかしい。

 

・Aぇ バンド演奏をパフォーマンスとして昇華して武器にしている感じをひしひしと感じた。グループとして一丸となって戦っている感じもすごくした。ドラムがくるくる回転してる目線の映像を見て、この状態でリズムキープするのなんかむずそう…という感想を抱きました笑。

 

・らいおんハート 瑞稀・北川・斗亜・大昇・楽・悠仁・末澤。楽くんの歌を初めて聞いたけどドームでもよく通る声で良かった。瑞稀くんは逆にドームだとちょっともにょってたけど(ドームの音響が悪いせい)、配信で聴いたら繊細な歌声だね~と思ったし、大昇くんはさすが。

 

・リアフェ~One Love こんぴ・橋本・龍我・プロ・こた・黒田。らいおんハート組よりユニゾンの一体感がすごかった。こんぴーの発光度合いが段違いすぎて、画面に映るたびにビクッとした。発光しすぎている、何かが絶対おかしい。今野大先生が100年先もずっと愛してるって言ってたので、痺愛全員生涯愛してもらえることが確定しました。やったね!

 

・キミアトラクション 嶺亜・浮所・廣末裕理・将聖・亀井兄弟・佐久間れく・浦。可愛くてポップな曲調ながら、すごく丁寧に歌ってたという印象。嶺亜くんに「やっぱり俺がNo.1♡」といわれたら、それはまじでそう以外の感想が浮かばない。キミアトラクションの将聖見て、将聖ってれにちゃんに似てない?と思ったんだけど。似てない?そうですか……

 

・オモイダマ~GUTS ゆうぴ・湧・千井野・久保廉・池田ゆきや・尾崎ゆうせい・高松かいと。千井野くん、自己紹介の時「覚えてください」みたいなこと言ってたけど、歓声デカくて驚くくらいだった。千井野くん、もうよく覚えられてると思う。フェ~の時にも思ったけど、ゆうぴ本当に痩せたよね、薄い。ゆうぴはマジで肩が強くて、サインボール投げる度に「おお~」って歓声が上がってた。

 

・S.C ガリ・金指・内村・るーく・長瀬。ボイパ丸岡くん大活躍。チームガリ。曲調のせいもあるだろうし、各グループラップ選抜の集まりということもあってか全員目バキバキで良かった。私は克樹くんのラップが好きなので入っててくれたら……とは思ったけど、Hysteriaがあまりに良すぎたのでオールオッケー。

 

・MFTP 琳寧・たつる・星輝・リオン・あじ・小久保・永岡れお・岡ゆうり・竹村実悟・丹下。アクロバットをいとも簡単にやってのけてしまう集団。琳寧くんは後輩たちの土台をたくさんやりながらも、センターというか中心人物的な役割を任されていて、さすがの実績と信頼。

 

・まいったネ今夜~アンダルシアに憧れて 大光無双ゾーン

 

・Fun!Fun!Fun! 自己紹介的なものが入ってるとは全く知らず、じゃあもう一生歌うことのない曲ってこと!?と思った。楽しい曲でわりと好きなのに。

 

・CANDY 阿達・森ケイン。短い!!!!短すぎた!!!!!!!サマパラで琳寧くんにがっちり訓練されたオタク、「LOVE KEITY!」を全力で叫んできました

 

・Chu!Chu!Chu! 伊藤篤史・羽村仁成。恋するアツハム、振り切っててよかった。

 

・REAL ME にしたく・かいる。にしたくの対になるの、かいるなんだ!?にしたくの力を見た、みたいな気分に。

 

青春アミーゴ こじけん・福本・ヴァサ・長瀬・瀧・角・剣心。曲を途中で止めてコントインだったため、「いつ楽曲が始まるんだ?」の気持ちで最初から最後まで見てしまった。仕事の片手間で他のことに気をとられて見るコントより、家のリビングでくつろいで見るコントの方が面白く感じるものだと思うので、「いつ曲が始まるんだ?」の気持ちじゃなくて、「これからコントの時間なのね」という心持ちで見たかった。

 

・Hysteria 本髙・那須・風雅・作間・太郎・和田・真弓・深田。端的に言うと、ヤバい。克樹くん、もう少し歌割があったら!と思ったけど、克樹くんの色気だだもれで最高。ソロでやりな????全体的にみんな力入ってて見ごたえがあってよかった。

 

・Distance 大光・リチャ・織山・つーちゃん・井上一太・石渡。歌割が想像以上に多くて、大光くんが今まで努力を積み重ねてきたことが認められている…!という感じがして、終始大号泣。デビュー発表が無かったので、ドームであんなに泣いてたの私だけだったのでは?レベルで泣いてた笑。大光くんってダンスが良いのは周知の事実だけど、歌もいいんだよ、それが出てて良かった。一瞬一瞬がいちいち最高にかっこいいパフォーマンスで良かった…とても良かった……

 

・スぺオダ 矢花・正門・佐野・檜山・稲葉・青木。会場では大号泣の直後だったためあまり冷静に聴けず、後日配信にてじっくり聴きました。矢花くんの頭の中にある音楽に1番近い状態のものを見てみたいなという気持ちに。この曲をバンドにしてやろうというエネルギーがそもそも凄い。バンドに直して難易度調整をするわけですが、やっぱりどこまでのことを要求するかというのは気心知れた侍と比べたら格段に難しかったと思うし、もっと言えば矢花くんは侍に対してこれくらいのことを要求してもこれくらいまでにはなんとかしてくれるだろうみたいなことまで把握してるからBANANAが生まれたんだな、と。本人ブログによってとっても楽しそうな様子を聴けて良かった。(スぺオダ出演者担の方は8/23の矢花くんのブログを見てください)

 

・奇跡が起きるとき 美は大昇くんに圧倒された。画面越しで見てた印象と生で見た印象、1番変わったのが大昇くんかもしれない。鬼気迫るような迫力を感じるところすらあり、なんかとっても凄かったです、圧倒された。それぞれリフターに一人で乗って、5.5万人の会場全体を6人でしっかり相手するように、と任されるグループなんだなと思った。白ペンラ綺麗だったね。

 

・Reach for the sky 真弓くんの顔が良すぎる。私は基本的に好きになった人が好きで、顔に対するこだわりはジャニオタの中ではかなり低い方だと思うんですが、真弓くんは顔が好きだと明確に思いました(私にしてはめずらしい)。パフォーマンスを見てとっても良かった子がいて、帰宅後名前を調べたものの見分けがつかなかったので笑、関西に詳しい相互さんに協力を仰いだ結果、私がいいなと思ったのは井上一太くんであることが判明しました。このたくさんのお客さんをしっかり相手しようという気概が感じられて、全然ドームに負けてない子でした。

 

・Journey must go on 普段忍者を見てて、大人数であるということを生かしたグループ力で戦うという印象だったけど、アンビと連続で比べて見ると、もしかして私が思ってるより個を大事にしてるグループなのかもという印象に変わりました。気合入ってて良かった。

 

・シャウト すでに触れたので割愛。

 

・Dial up/この青空は忘れない かわいいね、頑張って!

 

・月夜ノ物語 嶺亜くんの歌も良かったし、大阪の配信時より全体的にみんな歌が安定してた印象。嶺亜くんって顔がいいね、というファン1日目の感想を何回でも持ってしまう

 

・ichiban サビのダンス最高~~~~!!!基本的に東京は大阪と比べて短縮短縮で嫌になっちゃったけど、この変更点は最高すぎた!!!

 

・アホ新世界/関西アイランド 関西担のペンラ芸がエグい!!!!

 

 

いやー全体的にすごく楽しかったです。いいライブでした。

ちょっと多幸感が凄すぎて、今他界隈の推しのエンタメを全く摂取できなくなりました。ジャニーズから受け取った幸せの満足度が高すぎて。配信があったおかげもあって、ずーっと幸せが続いてる感じがする。幸せが持続するライブ。

 

改めて7 MEN 侍ってすごいと思ったし大好きだなと思ったし、私は大光くんを心の底から好きだなと再確認しました。はぁ~~~~~~~~~~夏が終わってしまった………(以降現場予定なし、死)

わっしょい社長、まじで楽しいライブをありがとね。忙しいと思うから、身体に気を付けてください、本当に。

あとはデビューの件、何卒よろしくお願いします!!!!

 

Make 侍 Noise感想

まず声を大にして、地球の隅々まで伝えなければいけないことがある。

 

7 MEN 侍、歌がうまい!!!!!!!

 

ピッチが気になった箇所が、全体で本当に数箇所ほんの僅かだけ。物凄い安定ぶりだった。まじで凄かったと思う。

少し前まで私は嶺亜くんの歌を「以前と比べて上手くなった」って言ってたんですよ。

でも今は以前と比べて良くなったってだけじゃなくて、普通に歌が上手いって言える。侍に対して、嶺亜くんに対して歌があーだーこーだ言ってた奴らの手引っ張ってライブに連れてきて、「ほら!」「ね!?」って横で曲終わりにいちいち言ってやりたい(性格に難アリすぎる)

わっしょいで嶺亜くん克樹くんが2日ともかなり安定したピッチで歌ってたけど、ただの実力だなと思った。全員確実に歌が上手くなっている。

これが春の舞台祭りの成果なのか………………

 

舞台祭りを経てやるライブがどんなものになるかなと思ってたけど、まずはスキルの面で文句無しに結果が出てたと思う。

 

大光くんのドラムは、バスドラヘッドがMake 侍 Noise仕様で、インチが小さめだった気がする。ツインペダル。全部は見えなかったけど、私が失神しかけるくらいめちゃくちゃいい音鳴ってたクラッシュとチャイナは確かジルジャンだったんだけど、本当にガシャーン!って鳴ってて最高だった。なんていい音出すんだ……

 

侍魂とか去年のサマステとかに比べると、バスドラの圧が下がって、シンバル類に注目(注耳?)しやすくなってたかも。本当にクラッシュとチャイナが雷みたいにビシャーーン!って……(しつこい)

ついでにベースの圧も下がったかも。侍はドラムとベースの低音を特に全面に際立たせるイメージだったけど、今回特別そういう感じは受けなかった。(PAさんの好みかもしれない)

アドレナリン出まくってたので、あんまり冷静に聴いてませんが笑。体感はそんな感じでした。

 

ここらで一旦、各メンバーにそれぞれ触れていこうと思います。

 

まずはこんぴー。

ねーーーーーあのさ、侍全員なんだけどさ、こんぴー顔が良すぎるね????????まじで無理なんだが

手紙の時もそうだったけど、本当にドキッとする容姿の良さ。あくまで私にとってはなんだけど、このドキッって「ドキッ♡」みたいな感じじゃなくて、「ビクッ」って感じで、恋♡というより、どちらかというと畏怖に近い。

私は手紙の時も目の前にこんぴーが立った時に、あまりの美しさに座ったまま後ずさりしたんですが、本当に神がかった何かがある。ひたすらに綺麗。天上人なんだなと再確認。とにかく特別な人って感じ。

もしかしたら私の入った日は喉の調子が本調子じゃなかったかもしれない。それでもさすがの歌唱力でカバーしてたし、序盤ちょっとキツそうに歌う姿もそれはそれで大層美しく、最高でございました。

それなのにMCになるとただひたすらに可愛くなるの、この世の最大のバグなのでは…………

とにかくたいこんぴパフォーマンスの歌が本当に素晴らしくて。自分の声を楽器としてる感じがたまらんかった。

 

次は琳寧くん。

琳寧くんって、オールラウンダーなんだよね。出来ないことが無いというか。

それはダンスが上手くて振り付けもやってアクロバットもやってっていうスキルの面でもそうだし、アイドル全開パフォーマンスを笑いで誤魔化したりせずできてファンサも凄く丁寧に拾ってたし、だけどオラオラも積極的にできるみたいなところから考えてもそう。恋泥棒お兄さんみたいなムーブもするし、天然でかわいいところもある。

最近「かっこいい系になりたい」みたいに自身のキャラについて言及するけど、これだけ何でも出来たら迷うよな~って思った。

ライブに限らず色々な場所で、琳寧くんがいるから出来ることが侍には多いと思うので、今後とも何卒よろしくお願いします(誰)

下手側だったのでギターソロ目の前で聴いたんだけど、普段ならカメラに抜かれない、1小節前のよし!いくぞ!!っていう一歩踏み出すところが見られて、なんかグッときたよ。

琳寧くんってこれだけ色々出来るけど、決して「元から何でも出来る人」じゃなくて確実に「何でも出来るようになった人」なんだよなぁ……本当偉いよ。偉い順1位。

 

矢花くん。

まずはソロについて。

以前克樹くんがおにぎり担当したりして面白を担った訳ですが、今回は矢花くんが面白担当。

ていうか、矢花くんって声の演技上手くないですか???

ラジオ聴いてても思うんだよね、声色で感情を伝えるのが上手いというか。

あのソロ前のセリフ、矢花くんだから成り立ったんじゃないかなと思ったりして。

矢花くんといえば、楽器!演奏!編曲!みたいなイメージで、作る側の人間として能力が高いっていうのはもう周知の事実だと思うけど、今回のサマパラは矢花くんのアイドルとしてのパフォーマンスが堪能できるライブだったなと。抑えきれないオラオラな部分も、自分が可愛いのもちゃんと分かってんだよなぁ……!!!

あと、何より歌!矢花くんの歌良かった!!安定感マシマシ。いつものライブより自分のパフォーマンスに注力する時間が増えたからなのかな?とにかく矢花くんの歌良かったです。

 

克樹くん

思いが溢れすぎてレポの方に書いちゃったんだけど笑、克樹くんのソロ、「自分が好きなこと」と「自分をより良く表現すること」のベン図の共通部分を抽出してきた感じ。

ソロの書きたいことはレポの方に書いちゃったし、パフォーマンスにおいてはやっぱり自作曲は大きいだろうと思うけど、私が1番思ったのは、メンバーとの関係性がより良くなってないか???っていう。よく偏差値20違うと会話が成り立たないとか言うけど、多分普通にメンバーと20~30くらいは偏差値違うと思うんだよね笑。

それでもグループの雰囲気がさらに良くなってる感じがしてなんか嬉しかったなぁ。みんな大人になったんだろうな……(しみじみ)

 

嶺亜

特筆すべきはソロ。

ムビステで後方まで行ったわけなんですが、嶺亜くんのことだからムビステの上から下覗き込むようにしたりしてひたすらファンサしまくるのかな?と思ったら、きちんとスタンドマイクの前で歌いきったみたいな印象。

嶺亜くんってひたすら自分のファンにファンサする人ってイメージだけど、今回のソロは個々の嶺亜担に向けてじゃなくて、誰担とか関係なく会場全員の痺愛に向けて「百年先も愛を誓った」ように見えた。衣装も相まって、まるで人前式みたいな。

改めて大賞のお礼の意味も込めてたかもしれない。対オタクたちに「君は僕のすべてさ」と歌ってくれたのかもしれない。

でも、7 MEN 侍の最年長であり顔であるアイドル中村嶺亜としての、決意だったかもしれないとも思う。嶺亜くんは元々意識高くアイドルしてる人だけど、概念で言えばアイドルという職業との結婚、みたいな。とにかく背負うものがある人だと思うし、きっとそういう自覚もあるだろうし、その背負うべきものを受け止めることができる人だよなみたいなことも思いました。

嶺亜くんがソロに込めた意図は詳しくは分からないけど、ただカッコイイだけのソロでは無かった気がした。何か強い意志みたいなものを感じました。

 

そして最後に大光くん。

私は大光くんがSTAMP ITをやると聞いて、あぁ大光くんの清廉なセクシーのやつね、と思った。伝わるかな、大光くんの清廉なセクシー。

色めき立つような色気って大光くんのイメージにはあんまり無いのね、正直。私は。かっこいいとはまた別の話ね、色気の話。色気とかセクシー方面の表現は表現の1種としてもちろんできるけど、清廉さというか、清潔さみたいなものがどうしても拭いきれないと言うか。清廉さとか清潔さって、セクシーとは対局にあるじゃないですか。

私は大光くんのこの"清廉なセクシー"が悪いことだとは全く思わないどころか大好きなので、楽しみにしてたんですよ、STAMP IT。

そしたらさぁーーーーーーーーー、私の想像を軽々と飛び越えてきたんだよね。

パフォーマンスを見て、あぁ、20歳も超えて本当に大人になったんだなぁ……と思って。

セクシーって湿度の高さと相関性が高いと思うんだけど、以前は無かった湿度が感じられるようになって。でもいやらしさとは程遠い大光くん本来の良さも残した結果、すごく洗練されたかっこ良さが出てたなと思った。あー、言語化するとなんて陳腐なんだ。とにかく良かったんだよ、、、

ライティングも多分凄くこだわってて、なんて言うのかなぁ……パフォーマンスとしてとても高度なものになってたと思う。大光くん自身(顔とか脚長)とか、大光くんのダンスとか、大光くんの歌が良かったみたいな話じゃなくて、その全てを総合して出来上がったパフォーマンスが物凄い良かったというか。

大光くんがダンスが上手いとか歌が上手いなんていうのは、10代の頃から分かりきってたことじゃないですか。でも、そのスキルの高さに表現力が間違いなくついていたなぁと。

元々RUNみたいなエモ方面で感情を乗せて表現するのは得意な人だなという印象はあったけど、セクシーを乗りこなしつつあって(きっとこういうことを目標にした選曲だったんだろう)、歳を重ねて経験から来る深みみたいなものがこれからどんどん加わっていくんだと思ったら、もうきっととんでもない人になっていくんだろうなと思ったりして。

これから先も、多分ずっと私の自担は最高なんだろうなと思いました。

 

 

さてさて、また全体の話に戻ります。

Make 侍 Noise、去年のサマステとか侍魂とはまた全然違うライブだった。

 

まず格段に演出にかかってるお金が増えてる(直球表現)

私はバンド大好き勢なので、バンド曲が最後に数曲しか無いって聞いた時は正直「えー……」って感じだったんだけど、ダンス曲をあれだけ詰めたからこそ、多彩な演出が見られたなぁと思った。なかなか動きの出せないバンドで世界観を表現しようとしたら、どうしても大掛かりなセットとか映像とかが必要になるので……ダンスもやるし楽器を出し入れする侍に、そういうガッチリ作り込んだ大掛かりなセットは多分不向きで……

バンドとダンスをやるからこそ出来ることもあるし、難しくなることも恐らくある。

だから、バンドを最後に固めたっていうのは演出の都合上の話もあったと思うし、バンドに飢えた()痺愛が盛り上がる仕掛けでもあったと思う。大光くんの手のひらでコロコロ踊りころげてるよ~~~最高。

改めて、バンドもダンスも出来るグループだなって証明したと思う。侍魂でバンドであることの決意とかプライドみたいなものが感じられたけど、その最大の武器であるバンドがこんなに少なくてもきちんと成立する、紛れもなくTHEアイドルのライブだった。とても良い意味で。

大光くんの考えるアイドル像が、「きゅるきゅるの可愛らしい曲を可愛く歌うこと」みたいな表面的なことじゃなくて、脈々と受け継がれてきたジャニーズイズムの中に目指すものがあるんだなって思った。

「ジャニーズイズムとは」を言語化するのは難しいんだけど、最近私が強烈にジャニーズを感じたのは音楽の日のダンスコラボでの宮近くんの仮面舞踏会だったんだよね。

もちろん全員ダンスのスキルは高い。全員同じ振り付けを踊ってる。でも、ジャニーズを感じてかっこいいなと私が思ったのは宮近くんだった。トラジャはダンサーとしてもかなりの実力者だけど、アイドルだっていうアイデンティティはパフォーマンスから失われてないなと思った。

ジャニーズイズムって何だと言われると言語化するのは難しいけど、確実にジャニーズイズムというものは存在してると思う。ジャニーズのアイドルって、特別なアイドル。その「特別なアイドル感」を侍から感じた。

 

これまで侍は「アイドルらしくないグループ」として扱われてきたと思う。

7 MEN 侍は異端児、反骨精神みたいなのがグループのイメージだった。これ、なんとなくバンドをやっているからだと思い込んできたけど、今考えればバンドが理由では無かったなと思う。だってAぇだって忍者だってバンドやるし……

そういう曲ばっかり貰ってたことから考えても、そういう役割を与えられていたからそう思ってた部分はあるだろうなと思った。

それって、めちゃくちゃ相対評価だったような気がする。ジャニアイみたいな場に立ったらそうなるのも仕方ないんだけど、美と比べたら、Hiと比べたら、侍はこう。みたいな。

そうやって、Hiと美の守備範囲を避けた先に侍に「個性」として与えられたダークさだったり逆境魂みたいなものって、もちろん素晴らしい個性には違いないし、私はそれがかなり好きだけど、見方によっては凄くHi美ありきのような気がする。

 

Hi美と同じことをやるグループじゃいけない。だから、Hi美のやらないことをやるグループでいなきゃいけない。自分たちにしかないカラーを。

そういう意識は少なからずあったと思う。

 

でも、侍ができることってHi美の守備範囲を避けた狭い範囲に限った話じゃない。もっと広範囲に色んなことができる人たちなんだよ。

ダークさだったり逆境魂だったり、そういう表現は十分磨いてきたと思うし、大きな武器になってると思う。

以前何かの記事で言ったことがある気がするけど、Jr.として突き抜けるためには、何かひとつ自分たちのカラーを決めて、徹底するのがいいのかもしれない。「このグループはこういうグループ」ってイメージを持ってもらった方が、覚えてもらいやすいし。

でも、デビューした後のことを考えたら、できることがたくさんある方がいいに決まってるんですよ。今どれだけデビューを渇望しているとしても、デビュー後は何十年と続くんだから。

「デビューは通過点」ってよく聞く、今や別にめずらしくない言葉だけど、侍はそれをきちんと行動理念にしてる感じがする。

 

あと、私が凄く感じたのは「7 MEN 侍、壊しに来てるな」っていうこと。

自分たちが努力で積み上げたものを、壊しに来てる。

侍といえばバンド、侍といえばダークでロック、作曲といえば矢花、イラストといえば嶺亜、みたいな固定概念を壊しに来てた。

侍はバンドをほとんどやらないライブも出来るし、ダークばかりでもロックばかりでもないし、克樹くんも作曲(しかもプロからお直しを受けない程の完成度)、ライブ本編の演出では矢花くんがイラストを担当してたり。

演出面で言えば、ジャポニカなんか顕著だったかもしれない。

「JAPONICA STYLE」って言ったら当然和をイメージするところ、スーツにサングラスで晩餐の席につき、グラスを掲げる。これ、かなり独特というか、個性的だと思う。

でも後半桜吹雪が降るし(桜吹雪を見上げた時の大光くんの一瞬の表情と立ち姿が、写真みたいにずっと私の脳内に残ってる。本当にいい表情だった)、特技フェーズに出てきた行燈はあるしで、和のテイストもある。

あれ、テーブルの上にわざわざ乗って、乗り越えてくるんだよね。

和に対しての異端さをスーツにグラスという独特な選択でまずは最初に表現して、その境界線(テーブル)を乗り越えた先で、和の表現の王道である桜吹雪の中で個性(スーツ姿)を失わずにパフォーマンスするのが侍。

↑この文の「和」の部分を「ジャニーズ」や「アイドル」に変えると、なんとなくこのライブで侍がやりたかったこと、大光くんが表現したかったことが見えてくるような。

アイドルであること、ジャニーズであることのプライドが根底にあるライブだったと言っていいと思う。

 

その後、待ちに待ったバンドフェーズ。

私はやっぱバンド!やっぱりバンドが好きだ!!って気持ちがめちゃくちゃ溢れてきて、つい大声をだして喉を痛めました笑。

侍魂では、アイドルのライブの演出のひとつとしてバンドをやっているのではなく、自分たちはバンドなんだっていうプライドみたいなものが感じられるライブだった。

今回は真逆で、どちらかというとアイドルのライブの演出のひとつがバンドという構成だったと思う。

それでもバンドに"お飾り感"が全く無いどころか最高潮の盛り上がりなのは、7 MEN 侍がきちんと積み上げてきたからに他ならない。

バンドを7~8割やってきた人達じゃないと、こうは出来ないと思う。

 

演出は従来のイメージをぶち壊すだけでなく、矢花くんのベースと克樹くんのラップ、大光くんのダンスとこんぴの歌、嶺亜くんのスケボーと琳寧くんのアクロバットと、従来イメージの強いいわゆる定番特技みたいなパフォーマンスもユニットで盛り込んであった。

なんてお得感……バンドが少ないことで物足りなくなるかと思ったけど、素晴らしい満足度のライブがMake 侍 Noiseだったと思います。

 

正直なことを言うと、去年の夏、侍のライブを見てからSZのライブに行ったんです。

そこで圧倒的な力の差を感じちゃったんですよね。上手く言えないけど、「お客さんを巻き込む力」みたいなものに、歴然の差があったように感じた。

SZの方が会場も広くて、しかも私が入った回は勝利くんが欠席した回だったにも関わらず、アリーナのファン全員を3人できちんと相手にできてる感じがした(その後ドームでもそれをやるんだから、そりゃSZはすごいに決まってる)。

でも、今回はSZのライブ行ってからほんの数日後侍のライブに行ったけど、侍に物足りなさみたいな、足りなかったものに意識が向くことはなかった。今回は声出し可だったのも大きかったかも。

 

でもさー!

今回のサマパラがやりたいことの伝わる良いライブだったなぁと思うのと同時に、早く次のライブに行きたいなという気持ちにもなっている。

やっぱりバンドがもっと見たい。早くも次への期待感を持つのって、初めてかも。

なんでかなって考えてみたんだけど、今回のサマパラ自体はこの約2時間のライブをどういうものにしたいかということがしっかりと伝わるいいライブだなと思ったけど、侍の魅力は2時間じゃおさまりきらなかったってことなんじゃないかと思って。もっと見たい。もっとかっこいいところがあるのを知ってるだけに。

 

この後わっしょい東京があって、ドリボ(落選済)以降のお仕事が何も決まってないの、地味にメンタルにくるな。

大光くんが黒髪なのが、なにかのお仕事だったらいいなと思ってるけど。

1番の望みは秋にまた単独やって欲しいな。どっかが抜けるだろうから、春に単独アリツアの可能性もあったりするかな~

 

最近目に見えて大光くんの侍への影響力が大きくなった気がしてる。

今回の演出を自分の責任として引き受けたこと、それを見て欲しいと先輩方をはじめ、いろんな人に声をかけていることもそう。

まだ詳細は不明だけど、琳寧くん曰く大光くんが交渉して何かが実現したらしいし。

大光くんってどちらかというととりあえず当たって砕けろ!!!的な人じゃないと思うのね。きちんと着実に積み重ねておきたいタイプな気がする。

以前雑誌のインタビューで大光くんが「7 MEN 侍には華が足りない。それは自信がないから」って言ってたけど、ここ最近の大光くんの動き方を見てると、自分に対する評価がかなり厳しい大光くんが少しずつ自信をつけてきたことのあらわれなのかもしれないなと思った。

 

7 MEN 侍を推す楽しさって、「成長」と「変化」がすごく大きいなと私は思ってるし、多分そういう痺愛も多いと思う。

以前と比べてメキメキ成長して、いつもこちらの想定を超えてきてくれる。想定を超えるほどの完成度になったなと思ったら、今度はまた違うやり方で見せてくれる。

こんなアイドル、他にいないんじゃない?推してて飽きない。いつも驚かされる。

それを難なくやっているように見せてるけど、侍全員が全員努力家(大光くん談)だからこそ成り立つことだよな~~~7 MEN 侍、最高。

 

なんだかいつの間にかライブの感想から離れてきてしまった気が……笑。そろそろ終わりにしようかな。相変わらずの長さになってきちゃったし。(8000字超え)

 

とにかく楽しくて良いライブだったし、次が待ちきれなくなるライブでした。

最高の時間をありがとう!!!!!

7/25 Make 侍 Noise 昼公演 レポ

いつも頑なにレポではなく感想を書くんですが、今回は記憶が割としっかりしてる(当社比)ので、めずらしくレポを書きます。

感想はまた時間がある時に!セトリ順に振り返っていきます。

 

サイレン

全員拡声器持ち。大光くんの拡声器が黒地に赤で字が書いてあって(SAMURAI?Aだけはっきり見えた)、こんぴがマットな黒に銀?のスプレーでうっすら模様、嶺亜くんが紫地で何か絵が書いてあったのは覚えてる。誰かのが黒に赤の縞っぽい模様。

 

Grandeur

振り付けがオリジナル。めちゃくちゃ琳寧くんっぽい振り付けだった。

 

outrageous

話題のクランプを取り入れたダンス。めちゃくちゃかっこいい。大光くんがセンターで引っ張る感じのフォーメーション。

 

Banana

絶対に嶺亜くんが好きな世界観()。これ作詞は矢花くんなんだっけ?言葉のチョイスの仕方が林檎さん風味もあって、私としては2度美味しいみたいなところありました(?)

 

I Scream Night

声出し楽しいよ~えーんえーん。ダンスも覚えていくと楽しいと思うよ~~~

 

Butterfly(こんぴソロ)

ギター弾いて、サングラス(かなり下にかけてる)。映像が砂嵐的なちょっと乱れた感じでスクリーンに映ってた。前曲からイメージ大分変わるのに曲の繋ぎが自然すぎた。

 

Electric flow(克樹ソロ)

両手のグローブと靴が光る仕様。振り付けもそれを生かして足を蹴りあげるみたいな振りも多かった。両手両足を目立たせるため、会場の照明は落とし気味なんだけど、手を顔のそばにかざした時に浮かび上がる克樹くんの顔が綺麗すぎる。この人、そうすると自分のお顔が特別カッコよく見えるって分かってやってるぞ………………と思った笑。超絶顔がいい。

 

CANDY(琳寧ソロ)

らぶりんね!!!!!(楽しすぎ)

後ろはインスタ風の映像。らぶりんね!の時、デッカく琳寧くんの写真がうつされて最高。後半、メンバーが琳寧くんのうちわを両手に持って踊る。

 

サマパララ

大光くんとこんぴだけ引き続き琳寧くんのうちわを持って踊ってた笑。改めて私はこの曲が好きだわ……変な曲だけど………笑。

 

Beating Hearts

矢花くんだけベース、他はダンス。途中、誰が矢花くんを落とせるか対決みたいなのが始まり、それぞれ歌いながら矢花くんに絡みまくるメンバー。誰から始めたのか忘れちゃったけど、覚えてるのは琳寧くんがバックハグ、克樹くんが超至近距離で目を見つめながら歌う、最後が嶺亜くんで、頭ポンポンからの顎クイで会場から悲鳴。絡まれるたびに「ひゃー♡」みたいな顔してる矢花くんも可愛い。

 

ゼンゼンカンケイナイ

曲前「新しいことに挑戦しようと思います」と、全員トロンボーンを持って登場。お客さんも「え!?」って人とニヤついている人がいて、大光くんは笑いをこらえた笑。

他メンバーから「大光頑張れ」「沢山練習してきたもんな」「落ち着いて、大丈夫」などと声をかけられ(茶番)、大光くんが大きく息を吸い込んで吹くフリをしたらゼンゼンカンケイナイ♪と曲が開始笑。

メンバー何人かトロンボーンのスライドするところ伸ばしすぎて外れちゃってすぐはめてたんだけど、克樹くんはがっつり外れちゃって、一生懸命はめ直しながら歌ってた笑。

 

 

MC(記憶曖昧なのでなんか違うかもだし順番もぐちゃぐちゃかも)

 

・またグイグイ前に出てきてしまう侍。大光「下がれ!お前ら何公演やってんだよ!」

 

・矢花「みんなも座ってね」嶺亜「おすわり!ハウス!」

 

・嶺亜「で、今日八王子は何度なの?」大光「天気の話する人、話に興味無いらしいよ」

 

・八王子は特殊な街。(理由:山があるから。東京といえばビル群みたいなイメージでしょ?)→矢花くんと大光くんで地元自慢対決→矢花「駅前にスタバ4つあるんだぞ!どこの出口から出てもスタバがある!」→さすがにスタバ作りすぎじゃない?→矢花「シムシティみたいに俺がつくった訳じゃないから」

 

・コラボドリンクの話。「何それそんなのあるの?」→オタク、空の容器を見せる→大光「俺コーラ飲みたいんだけど。ジャン負けが買いに行こうぜ」→ジャンケン一発目で大光くん1人負けで会場笑い。「言い出しっぺが負ける~」→大光「え?マジで買いにに行っちゃダメ?」→オタク「いいよ~」→嶺亜(?)「でも買いに行ったら大光いなくなっちゃうよ?」→オタク「いいよ~」→大光「ゴラァ!!!!」(この後何回か大光くんを蔑ろにする流れがちょっと続いたんだけど「でもこういうのも声出せるようになったから出来ることだよね。こうやってイジってくれるのはありがたいですよ」ってフォローしてて天才アイドル……!と思った)

 

・今日どこから来たの~?という話で、シドニーから9時間かけてきた人がいて、会場拍手。こんぴが突然1歩前に出て「でもさ~?俺らだって今日のために1ヶ月練習頑張ってきたよな!?」と何故か張り合うこんぴ(かわいい)。メンバーからそうだね、9時間どころじゃないもんね?と口々に甘やかされていてさらにかわいい。

 

・克樹くんがノースリーブ衣装の話。克樹「これちょっと恥ずかしいよね」「でも自分で選んだんじゃん」克樹「衣装さんにこれがいいってオススメされて……」大光「ねぇ、バンザイしてみて」→克樹くん、バンザイする→メンバーから「脇ツルツル~♪」とイジられる→克樹くんめちゃくちゃ恥ずかしがって「もう帰るぞ!!!」とぷんすこ

 

・その流れで着替えチーム分けは克樹くんが選んでいいよと言われ、「え~誰でもいいよ~」(って言って色々気遣ってスパッとすぐ選ばないの克樹くんらしいなぁと思った)と言いながらも手前にいた琳寧矢花を連れて行きこの3人が先発、嶺亜大光今野が後発(矢花くん曰く「琳寧くんは少々お時間頂きます」とのことで、出てくるのかなり遅かった)

 

・ミュージカル「手紙」3人のトーク。大光「俺らだけでもぶっちゃけライブできる」今野「スリーピースでね」嶺亜「Get Over Myself!?」→オタク沸く→大光「そんなに嬉しいの?」

 

・少クラ生放送の裏話。大光くんが青チームで歌ったラブバイ「笑ってたことは認めますよ!でもね、カメラの向こう側で、本当そのあたり(客席指す)の後ろの方にいた琳寧のバカでかい笑い声を手元のマイクが拾っちゃったの!それで笑っちゃった。あと、ガリさんが急にサビでどデカい声で歌い出したんだよ『ぅあいしてる!!!!』って笑」嶺亜「自信あったんだろうね笑。大光っていつもふざけたりして笑わせるけど、ゲラなんだよね」

 

・着替えが早く終わってトコトコ帰ってくる矢花くん→大光くんに「まだ(帰ってくる時間じゃない)です」と言われ、袖にUターンしようとする矢花くん→こんぴ(?)「いいよいいよ、おいで」→再びトコトコ真ん中に歩いてくる矢花くん→オタク「かわい~」→大光「物好きな人もいるもんだね」→爆笑。その笑いの後ろで「俺のこと好きな人も物好きだと思ってる」って言ってた(自担から物好き認定された大光担)

 

・嶺亜「きっと残りの2人も面白く帰ってきてくれるはず(無茶振り)」→袖のちょっとだけ手前から帰ってくる克樹くんに嶺亜くん笑う→克樹「だって変な事言うからぁ~」(かわいい)

 

・成れ果ての話。克樹「どう?瑞稀は俺その前まで一緒だったからさぁ」矢花「瑞稀くんとご飯行った時『克樹ってやっぱ変わってるよねぇ』って言ってたよ」

 

NHK短歌の話。矢花くんが「見てたよ~って人?」「短歌送ったよ~って人?」と聞き、短歌選考の時の話(NHKの見たことないでっかい会議室でその日選考のためだけに行き、2~3時間かけて選考した)。矢花「スタッフさんが1番こだわってるの、ここ(オープニングでロゴを手のひらに載せて飛ばしたりするところ)だからね。やり直しとかあったりして」

 

・なれそめの話。短歌の経験があるおかげで、「見逃し配信はNHKプラスで~」というお決まりの文言が、カンペを全く見ずに言えて楽。

 

・大光くん発案で声出しが出来るからお客さんから質問してもらおうという流れに。「質問ある人~?」→オタク、1/5くらい?手を上げる→こんぴ「意外と少ないんだね。全員上げてくれるかと思ったのに」と拗ねる(かわいすぎる)

大光くんが紫ペンラの人を指名。質問は「ビールかハイボールどっちが好き?」→嶺亜「ハイボール」こんぴ「ジントニック(ビールもハイボールも飲めないから)」大光「コーラ」矢花「アサヒ一択かなぁ」琳寧「ん?何が?(帰ってきたばかりで質問をきいておらず)」嶺亜「(琳寧は)プロテインだって!」琳寧「うん、イチゴ味のプロテイン!」克樹「ビールは太っちゃうからハイボールかなぁ」

 

・各メンバーがたくさん話したな~、(時間)おしちゃったらごめんね~言う中、「まだ話し足りないな~」と不満げなこんぴ(かわいい)

 

Lovin' you

MC終わり、「じゃあ次の曲いきます。Lovin' you」って大光くんが言って、PEACHが来ると思ってたオタクがえ!?ってなってて、それを見て大光くんがフッって笑ってた(死)。

 

Luv Bias

冒頭の克樹くんのピアノソロ、ミスしても暫く続けようと頑張ったんだけど、さらにミスが重なって「間違えた~~~!」って止まってピアノに突っ伏してた。メンバーみんな「どうしたどうした!」って感じでワラワラ克樹くんの側に寄ってきて、「いったん明るくして!」と照明を明るくしたら、克樹くん耳まで真っ赤にしてた(それを指摘する嶺亜くん)。

じゃ、続きやろもう1回やろ!!とらびんゆーの最後をアカペラで歌って演奏まで再現してやり直ししてあげるメンバー。ミスった直後は「待って動揺してる…」って言ってたのに、2回目はめちゃくちゃかっこよく決めてました。

 

トイレットペッパーマン(矢花ソロ)

頭のてっぺんにトイレットペーパーを模したものをくっつけた帽子を付けた矢花くんが、トイレに座りながら客席通路を行ったり来たり。ステージでは他メンバーがトイレットペーパーを投げて盛り上げてました。

 

STAMP IT(大光ソロ)

死が見えた(失神寸前)、最高(後ほどまた別ブログで詳しく書きます)。ライティングが全体通して特に凝ってた。

 

One Love(嶺亜ソロ)

水色のスーツで、お花がたくさん飾られたスタンドマイクに、これまたお花で装飾されたムビステで後方(2階席目の前)に行って歌ってた。

 

パフォーマンスパート

矢花ベース&克樹ラップ→下手で矢花くんがベース弾き始め、上手で克樹くんがラップ。バチバチ

大光ダンス&こんぴ歌→大光くんがステージでダンス。こんぴが後方の高いステージで歌(歌詞無し)

琳寧アクロバット&嶺亜スケボー→2人が何度も上手下手からそれぞれのパフォーマンスをしながら交差する感じ

BGMとかが確か和!って感じだった気がする。

 

JAPONICA STYLE

全員スーツ。晩餐が用意されたテーブルで金のグラスを持ちながら歌う(イメージはセクゾのTrust Me,Trust YouのMV)。途中から桜吹雪。

 

Call

大光くんのドラムの周りに集まって、ムビステで後方へ。

 

SAMURAI

ムビステで後方から戻ってくる

 

サムダマ

メインステージに戻ってくる。「みんなこれが歌いたかったんだろー!?」みたいな感じの嶺亜くんの煽り。

 

シャウト

大光くんのドラムはガルアワver.(バスドラ連打有り)、克樹くんのキーボソロは侍魂ver.だったと思う

 

アンコール(侍👏👏侍👏👏)

 

Hot Night

風磨くんプロデュースの新曲。新衣装。風磨くんの香りがプンプンする笑。

 

さよならまたねもうちょっと

前奏部分とちょこっとだけ踊るけど、基本的にファンサ曲扱い。

 

色々曖昧なので間違ってるところもあると思うけど、記憶が失われないうちに、とりあえずレポらしきものをまとめました。

行ってなかった人に雰囲気でもだけでも伝われば!

 

全体の感想は気力が途切れなければまた別に出します!

7/22 Chapter Ⅱ 第2章のSexy Zone

7/22横アリ昼、今回はスタンド席でした。

去年アリーナで風磨くんから目線を貰ったりして(みんな思ってるやつ)、それはそれでぶち上がったんですが、私は低身長すぎるが故に埋もれて何が行われているのか全く把握出来なかったので、スタンド席の方が演出もよく見えるし、私にはあってるかも~と思いました。

ロッコで十分近くで見られたし。全員私と同じ人間か疑いたくなるくらい綺麗すぎた。当然顔面は強いし、佇まいからして強い。それがSexy Zone

 

まず最初、聡ちゃんの髪型で横アリに悲鳴。凄かったね。ケンティーはサラスト。

 

前半に攻め攻め曲()がまとまっていたんだけど、風磨くんの攻めっぷりが凄かった。

その後のMCでも寝不足でエネルギー不足の日は力の配分を考えなきゃいけないみたいなことを言っていたけど、ライブだって絶対同じ。こんなに暑い時期は特にそうだろうけど、昼夜公演あるし力の配分は絶対に必要なんだけど、初っ端からかっ飛ばしてた。

ソロ曲も風磨くんが攻め担当なので、気合い入ってたなぁと。

私の中で、パフォーマンスで語るのって勝利くんっていうイメージなんだけど、今回は風磨くんもパフォーマンスで語りたいことがあるんだろうというのを感じた。

構成を担当している人なので、より全体が良く見えてる人のはずなんですよ。

それでも全体のバランスを上手いこと取る、みたいなところに落ち着いてなかったと思う。プレイヤーとして攻めてた。そこがすごく良かったなと思いました。

 

そして何よりもふまけん。ふまけんってすげぇ(n回目)。

別に特別な演出があったわけじゃないんですよ。基本的にふまけんはトロッコでも逆サイドに別れるし。

ただノッファの背中合わせから、2人で肩を並べて花道を闊歩するふまけんを見たら、「あぁ、ずっと一緒にいる人だ。一生一緒にいる2人だ……おじいちゃんの言う通りだ……」と思う他なくて。

こんなに絶対的なシンメを抱えてるグループって多分そんなに無いだろうなと思うんだよね。

しかも、すっごく仲良しとかではない。なのに、どうしても離れられないみたいな……なんか創作物みたいな2人だなと改めて思った。

そんなこと言ったら、SZという存在そのものが創作物みたいなストーリー性を持っている(というか与えられている)グループだなと思うけど。

 

ザアリ(去年夏のツアー)がこれぞエンタメ!って感じの楽しさで、ドームがSexyZoneとファンへの感謝と愛を伝える公演だとしたら、Chapter Ⅱはダンスをしっかり見せる場面が全体的に増えたなという印象だった。

SZはアイドル力の高いグループだと思うけど、Chapter Ⅱ、つまり第2章からはアイドル力だけではなく、歌やダンスのスキルもしっかり見せていきたいのかなぁと、そういう意思が伝わる公演だったなと私は思いました。

12年目といってもまだ全員20代。キャリアでいえば随分上の方になってきてるけど、平均年齢で言えばまだまだ若い。

ここで落ち着くには早い!ってことなんだろうなと。

個々がびっくりするくらい忙しい中(特に風磨くんいつ寝てるんだよまじで……)、ダンスにもしっかり時間割いてきたのが分かる。

そうか、Chapter Ⅱってこういうことなんだな、と思いました。

 

個人的には勝利くんのソロがめちゃくちゃ良くて。

歌い出しの前からダブルピースしてめっかわ勝利を惜しげも無く披露してくれたので、きゃー!かわいいーー!!しょりたん最高ーーー!!!とキモオタ丸出しでニコニコにやにやして聴いてたんですが。

 

あの歌ってきっともう会えない、もう言葉を直接伝えることの出来ないお父さんを思って書いた曲だろうと私は思っていて。

お父さんに連れていってもらった場所で純粋に楽しい!と思って遊んでいた気持ちや、ヒーローに憧れてた幼い頃の気持ちが、今アイドルとしてステージに立っている気持ちと繋がっている、みたいな歌じゃないですか。多分。

 

生で聴いたら、CDで聴いてるだけより遥かにたくさん愛情を浴びて育った勝利くんがイメージできて、明るい曲調に乗せて今空の上にいる人に思いを馳せるっていう状況になんかめちゃくちゃグッときてしまって。

 

私もかなり愛情を受けて育った自覚があり、もういい大人なので様々な場所で責任を負う立場になっているんですね。

それでも両親からしたら私はいつまでも娘で、私のために美味しいものを用意してくれたり、私の希望を叶えるために私を優先して動いてくれて、庇護されているな~と感じるんですよね、この歳になっても。

もう私にとってそんな場所、ここしかないんですよね。

幸いなことに我が家は両親とも健在で元気に仕事もしているんですが、順序通りに行けば私は残される立場で……みたいなことが一瞬のうちに頭を駆け巡り。。。

 

勝利くんが、SZの第2章は守ることだって言ってたんだよね。

守るために攻めるんだって。

勝利くんのソロ曲もそうだけど、長電話も親との関係をイメージさせる歌じゃないですか。

 

自分の夢を叶えるために邁進するのが若者なわけですよ。自分がどうしたい、どうなりたいっていうのが大きな原動力になる。

彼らは全員十分まだ若者ではあるんだけど、もうそれこそ責任を負う立場になったんだろうなって。

親は、庇護してくれる人から庇護すべき人に変わっていくじゃないですか。

彼らも、庇護してもらう立場から庇護する立場に変わったんだろうなみたいなことを…なんかそんなことを感じとったんですよね。

風磨くん自身が成人式の提案から始まり、SpeciaLのライブのプロデュース、7 MEN 侍の新曲と衣装のプロデュースと、後輩と関わることが増えたことにも関係しているかもしれない。

勝利くんもQrで後輩を呼ぶことにしたっていうのも、似たような思考だろうなと思ったり。

 

守る。そのために攻める。そのために磨いて作ったライブなんだろうな、と。

 

でもいくら同じグループだからといって全員が同じ思考である必要は全くないと思っていて、ケンティーはまだまだ攻めまくって、海外のチャンスを掴んで事務所の可能性まで広げた人だと思うし、聡ちゃんは目を見張るほどのスピードでメキメキ成長して、個展を開催したり自分を愛してどんどん自由に表現するフェーズに入ってるし。

 

そういう個々の変化、成長、飛躍が反映されての今だと思うので、セトリだけ見て、キラキラアイドル曲や代表曲を捨てたとか、そんな単純な話じゃない気がしました、私は。

Chapter Ⅱ、タイトルに相違なし!!!

言語化が非常に難しくて、これ一体どれだけ伝わるんだ???と今唸りながらブログを書いてますが…………笑

 

あと、私は東京事変及び椎名林檎のファンなので!!!

本音と建前でマジで天を仰ぎました笑。最高と最高で最高になるのは当たり前すぎた!!!

本当、我ながらよく奇声を発さなかった。キャーみたいな可愛いやつじゃなくて、ゔぅぅぅ!!!みたいな怖い奇声を発するところだったのを必死に耐えた。偉すぎ。

期待。期待だ。ひたすらに期待だ、楽しみすぎる。MVも期待していますので、何卒。

 

そして、3大ドームが決定しましたね。めでたい。

去年の初ドームがあまりに出来すぎな、本当に作り話より作り話みたいな完璧な内容だったので、あれをどう超えてくるのか、今年の冬どんなSexy Zoneが見せてくれるのか、非常に楽しみです。こちらもめちゃくちゃ期待しています。

GYPSY感想+α

カーテンコールの拍手を終えた後、しばらく放心状態だった。

「素晴らしい」という言葉以外でどう表現したら良いのか分からなくて、帰宅しながら私は果たして感想ブログが書けるだろうか、この素晴らしさを言語化なんてできるんだろうかと考えながら電車に揺られた。ずっと、夢見心地だった。

でも、この感動を文字にせずにいたら、きっとゆっくりと記憶は薄れていってしまう。だからこれを読み返せば何度も新鮮にこの感激を思い出せるように、今このブログを書いています。

 

 

東京芸術劇場プレイハウス

私は初めてお邪魔しましたが、素晴らしい劇場でした。

空間を贅沢に使っているステージ。奥行もあるし天井も高く、大きくひらけている。

オーケストラピットが舞台奥、レンガの壁の金網の向こうにあって、とても雰囲気があって素敵。

 

1番最初にオケが鳴った時、思わずわぁっと声をあげそうになった。音響がとてもいい。

持ち前の強運を発揮してまたしてもかなり前で観劇させていただいたんですが、俳優陣の生の声も良く響く会場だったように思います。

 

今後、何かご縁があって東京芸術劇場プレイハウスで他の演目を見る機会があったとしても、ここは私にとって「GYPSYの場所」になりました。

 

 

理想を押し付けられて舞台に立つ子どもたち

ローズのような人生を歩みたい、と思う人は恐らくあまりいない。

子を学校にも通わせずステージに立たせるために周囲のことは考えず突っ走り、父親の誇りとして飾ってある勤続50年の純金のプレートを勝手に持ち出して旅の資金にし、自分のやりたい演目のために道中男の子を自らの一座に引き入れるためにさらい、経験が給料だとお給料は渡さず、レストランでは食べきれなかった料理とともにお店の銀食器をなんの躊躇いもなく持ち帰る。「私のやり方にいつになったら慣れるの?」と、悪びれもせず。

両親に捨てられ、結婚は3度失敗、スターになることを期待して育てた娘は駆け落ちをして姿を消すし、恋人にも愛想を尽かされる。

 

でも、ローズは決して不幸じゃない。強気で、傍若無人

どこに行っても、誰を失っても、彼女は自分の望むまま、生きたいように生きている。

そんな彼女の異様なまでの情熱と前を向く力に、私は圧倒された。

 

ローズは異常な人だと言っていいと思うし、母親としても欠落している。

例えば、演目のために子どもたちを永遠の10歳として扱う。

誕生日のケーキに立てるロウソクは一昨年も去年も今年も10本。

子どもたちの身長がすっかり伸びた後も「あの子たちはまだ子どもよ」「寝かしつけなきゃ」と言う。

ローズ一座の演目のセリフに身長が含まれていることの効果は大きい。

最初は99cm、次は157cm、そして162cm。

同じ曲で身長が伸びていくことで、時間の経過と演目に無理があることがありありと分かるし、ジューンが駆け落ちした後さらに身長が変わることで、ジューンの代わりをさせられるルイーズが強調されたように感じた。

(調べてみたら、99cmは現代日本でいうところの4歳児の平均身長でした。)

ハイティーンにさしかかろうかというジューンが「本当は何歳なの?」と聞かれて、元気に「9歳!もう少しで10歳になる、9歳!」と答えるシーンでは、その異常さにゾッとしてしまった。そんな嘘、押し通せるわけないのに。

実際ルイーズたちは今自分が何歳なのか、わからなくなっていたそう。(GYPSYは実話をもとにしたお話で、実在の人物の話です)

 

ローズ一座の子どもたちは、こうであって欲しいというローズの理想を押し付けられてステージに立っている。

彼らはその役目を全うしようとする。ローズから望まれていることと、お金を稼がないといけないというのが理由になっていたのだと思う。特に、幼い頃から「そう」であったということは、子どもから判断力を奪っただろう。

 

でも、実の所ジューンの内面はもうすっかり大人で、ローズに言われた通りの9歳として振舞った後、母親を見る目のなんと冷静で辛辣なことか。(ジューンの「いやするね」「いやしないね」のところ、とても好き)

タルサも同じく中身はもうすっかり大人で、自らの実年齢に合ったショーの構成を考えている。ジューンもタルサも、ローズの前では従順な子どもを演じながら、もう既にローズの言いなりの子どもではなくなっている。

 

対して、姉であるルイーズはまだ子どもだった。ローズの言葉を無垢に信じ、言われた通りに動く。

そこに本人の夢や目標はない。ルイーズはからっぽのまま、舞台に立っていた。だからスターとして扱われる妹のジューンに嫉妬したりしない。

 

ルイーズはタルサに淡い恋心を抱いていたようだった。

ルイーズの誕生日にみんなからプレゼントを受け取った後、まず初めにローズからもらったヤギの人形を嬉しそうに抱きしめ、嬉しそうにそして大切そうに包装されていないタルサからもらった本を手に取って胸に抱く。

今はホウキのタルサの相手役に、タルサの想い人になれたらどんなに素敵だろうと合わせて踊る。けれど、具体的に行動を起こしたのはそれくらいで、思いを打ち明けるつもりもなさそうだった。

 

ジューンとタルサは、ローズのわがままでチャンスを失ったことをきっかけにローズとの決別を決心し、駆け落ちという選択肢を選ぶ。その他の少年たちも同じく自分たちの演目をつくりローズの元を去る。

ローズの元でローズの言う通りに演じてきた子どもたちは、自分自身の役者としての夢という、ローズによる「母親の呪い」を解く力を既に手に入れていた。

 

自分の夢を持たないからっぽのルイーズだけが、ローズの元に残る。

一座のみんながジューンとタルサの駆け落ちを知っていて離脱の準備を整えていたのに、ルイーズだけが置手紙でそのことを知ったということから考えても、ルイーズは他の団員たちとは「違った」んだろうと思う。

幼い頃からジプシーのようにあちこちを転々とし、ジューンの脇役として生きてきたルイーズが渇望しているのは、あたたかい家族との生活、特に母親からの愛だったのだろう。

 

ハービーとローズ

ウィチタのバーレスクでローズに「結婚しない?」と言われて大喜びしていたハービーは、結局ローズの元を去る決断をする。

ローズが結婚を口に出したのは、恐らく時代の流れによって希望が持てなくなってきたからだろうと思う。

トーキー映画の台頭や不況等の理由が重なって、ボードウィルの終焉が見えてきてきていた。生活が困難なほどの状況に追いやられ、あの強気なローズが「私たちは最後までやりきった。それは誰にも否定できない」と諦めにも似たセリフを言う。

そしてこのセリフの後にローズから出てくる言葉が「結婚しない?」だった。

ローズにとっての結婚は、恐らく諦めのその先にあるものだった。

 

あれだけ結婚に浮かれてたハービーが一瞬でローズの元を去る決断をしたのは、自分との結婚をないがしろにされたのが原因だと思うし、「僕になにを望む?」の問いに「あらゆることよ」と答えたローズに「ひとつでいいんだよ」と言い残したのも本心だと思う。「誰も君を妻にできない」。これも真理だと思う。ローズがハービーを必要としていたのは、パートナーとしてだけではなく、子どもたちのエージェントとしてという側面が大いにあった。

私はこれまであのローズを受け入れてきたハービーがここで去っちゃうんだ!?って最初は衝撃だったけれど、よくよく考えたらジューンは「あの人はただのエージェントよ」と、お世話になってるはずなのにハービーに対して随分と距離を取った見方をしていた。でもルイーズと「ママが結婚したら」を歌っていて、結婚したらママが落ち着くかも、という理由で母親との結婚に期待している様子もあった。(「ママが結婚したら」、お2人とも本当に最高でした)

 

ここでさらにハービーとローズが惹かれあったシーンまでさかのぼって考えてみると、2人は「子どもが好き」というところで意気投合している。

強烈すぎるほどに子どもたちをスターにしようと奮闘しているその姿に惹かれたハービー。あれだけ最初はバーレスクの舞台に娘は立たせない!と激怒していたローズが、「ギャラをはずみなさいよ」とバーレスクの目玉として子どもを売り込む、しかも自分との結婚式をないがしろにして、というこの2点が、ハービーに別れを決断させた理由だったのかもしれない。

ハービーはローズが持つ強烈な母性に惹かれていたけれど、それ故に自分がローズの中で優先順位1位に立つことは決して無く、バーレスクの目玉という一線を超えたことも手伝って、長年の愛情が一瞬にして冷めてしまったのかもしれない。

ただ、ジューンの「あの人はただのエージェント」という言葉を重要視したとしたら、ハービーの中のローズへの愛情の中に「1番下の妹ももう巣立ってしまった。自身の生きがいでもあった、子どもへ愛情を注ぐ環境にまた身を置きたい」というハービーのエゴも詰まっていた可能性はある。エージェントは胃を痛めてしまうと1度辞めたのにまた復帰したことに、1番下の妹が手を離れたことは無関係ではないだろう。ジューンはそれをなんとなく感じ取っていたのかもしれない。

でも、そんな態度をとるジューンに「君のお母さんを愛してる」ときちんと向き合おうとしていたハービーは、やっぱりGYPSYにおける良心だったように思う。

 

このバーレスクでの出来事がローズ&ルイーズ親子崩壊の始まりであり、ジプシー・ローズ・リーの誕生に繋がっていく。

 

 

ジプシー・ローズ・リーの誕生

不況の中、バーレスクで生きるテッシー・マゼッパ・エレクトラの力強さは、ルイーズに大きな影響を与えた。

「ストリッパーに必要なのは才能がないこと」と話していたテッシーは元バレリーナ。元々ストリッパーになりたくてなるという人はおらず、みんなが何かしらの夢破れてバーレスクに流れ着くのだろう。

 

最初あれだけバーレスクに娘は立たせない!と激怒していたローズが、最終的には自身の結婚をないがしろにしてまで交渉を行い、代打の目玉として娘をステージに立たせる。

 

そして「子ども」ではなく「女性」として初めて舞台に立つことになったルイーズは、自身の姿を鏡で見て「ママ、私可愛い女の子だよ」とつぶやく。誰かの付属品ではない、自分。

 

そして幼いころから長年歌ってきた歌をバーレスクで歌う。

おどおどしながら歌う様子がみるみる変わっていき、次第に大がかりになる舞台に立つ様子を次々と見ていると、それこそ「エクディジアスト」という言葉がしっくりくるような、脱皮、つまり変化の様子が見て取れる。(本人は劇中のセリフにあった通り、ストリッパーとは一線を画すという意味合いを込めて使っていたそう)

舞台に立ち、客から求められるという経験が、ルイーズの中に自我を芽生えさせた。

 

ルイーズはジプシー・ローズ・リーとしてすっかりスターになった。

専属のメイドがつき、輝かしい宝石やドレスを身にまとい、豪華なドレッサーに自分の顔を映すルイーズは、間違いなく成功を掴んでいた。

ステージで掴んだ栄光は、ルイーズに豊かさと自立を運んできた。「いい時も辛い時も楽しんでいる」「自分の人生を生きている」というセリフもあった。

ただ、栄光とともにルイーズにとっての心の底からの幸せは訪れなかったのかもしれないとも感じた。

「誰も私を笑わない。だって私が最初に笑うから!」というセリフが印象的だった。

痛みを抱えながら、スポットライトに照らされて生きる。それがジプシー・ローズ・リーというスターだったように感じた。

 

 

ローズの出番

「働いて努力して必死になってやってきた。全部何のためにやったの?私は何のためにやったの?」

と娘に激昂する母に、娘は

「私のためだと思ってたよ、ママ」と答えた。

 

栄光を手に入れたルイーズは、母親の呪いをすっかり解いてしまっていた。娘は自分の言うことを聞かないどころか、母であるローズを楽屋出禁にする。

衣装のことも演目や方向性のことも、全て自分で決めてしまう。ローズは何もやらせてもらえない。

 

「ローズの出番」というナンバーがGYPSYの目玉であり、それをありとあらゆる感情を煮詰めて凝縮して歌い上げたのが大竹しのぶさん。

ローズという主人公にあの情念と呼びたくなる、地の底から沸きあがるような大きな感情を与えられる女優さんが、今の日本にどれだけいるだろうか。大竹しのぶさんが、とにかく凄かった。怖くて恐ろしくて、でもとんでもなく魅力的だった。

 

私は幼いころから父が大竹しのぶさんがテレビに出るのを見るたびに「大竹しのぶはものすごい女優だ」と言うのを聞いて育ち、今回初めて生で拝見し、私は父の感性を色濃く受け継いでいるなと思った。

私が本や映画を見た感想を詳細に父と語り合ったような記憶は一切ないのに、私が父にお勧めする本も、私が父からお勧めされる本もお互いによくフィットする。大竹しのぶさんのあのローズに大感動し、改めて私たちはよく似た親子だなと思った。

 

ローズの出番というナンバーの歌詞をパンフレットで改めて読んでみる。

中盤に苦悩を歌い上げるシーンはあるものの「才能があるのよ 私には いいでしょ?」

「ここから私の出番」

「さあ みんな 道をあけて やってやるわ 完璧に 今度こそ私のもの」

と、ローズの自信に溢れた歌のように見える。

 

ローズの出番の曲中にはママを連呼する歌詞が含まれている。

「ママが見せるから」という歌詞もあるように、序盤のママは間違いなく自分を指した一人称だと思われるけれど、私は次第に連呼される「ママ」が自分の一人称なのか、自分の母親をさした「ママ」なのか分からなくなっていった。

 

ローズの母親は、ローズを捨てて出て行ってしまった。

ルイーズとジューンは母の呪いに縛られた子どもたちではあったけれど、結果的にルイーズはジプシー・ローズ・リーとして名を馳せ、ジューンも後に女優となった。

もしもローズに、うちの子には才能があるのよ!と売り込んでくれる母親がいたら。信じてそばに居て支えてくれる母親がいたら。

ローズ自身も、実は母に捨てられたという大きな呪いを解けないまま、そのエネルギーをステージのスポットライトの中に燃やし続けることで生きてきたのだということがありありと伝わって、私はどうしようもなくなって、泣いた。

 

そして「バラ色の未来 私に」という歌詞で締めくくられ、ローズの観客のいないショーが終わる。

 

ルイーズが「きっとお母さんは何者かになっていたよ」と伝えるも、その答えとしてローズは「なれるならなっていた、それがショービジネス」と答える。

ローズがスターになるのに、「生まれるのが早すぎて、始めるのが遅かった」のは事実だろう。ショービジネスに運やタイミングは重要だ。でも、もしも本当に溢れるほどの才能があったら、例え少しばかり始めるのが遅くても人々は魅了されるということを、実はローズはよく理解していたのだと思う。ローズは恐らく、自分が今からスターになれるとは考えていない。ローズが人生をかけて見てきた夢は、破れたのだと私は思った。

 

そして娘たちをスターにしようとしたのは「自分のためにやった。認めて欲しくて」と素直に娘に伝える。

するとルイーズは「私が認めて欲しかったのと同じ」と答え、「大丈夫よママ、大丈夫よローズ」とまるで母親のように母親の背中をさする。

 

私はこれを見て、ああ赦されたみたいな気持ちになった。上手く言えないけど。

夢や希望を抱き、それに向かって邁進するのが人生において素晴らしいこととされていて、成功は褒められ、認められ、羨まれることだと思う。

でも、人生をかけて叶えようとした夢破れたとしても別に全然ダメなんかじゃないな、と。世間からの賞賛が得られなくても、3度結婚に失敗しても、娘が駆け落ちして出て行っても、恋人が去っても、ローズの人生はダメじゃない。

決して良い母親とは言えないローズに、ルイーズは手を差し伸べることを選んだ。ローズは良い母親ではなかったけど、子どもたちに手をかけて時間を割いて、いつもそばに居てくれる母親ではあった。それは、ローズが自身の母親に求めていたことだったのだろう。

 

娘に毛皮のコートを借りて「私の方が似合うんじゃない?」と言うローズを見て、そうだよな、ここでポキリと折れてしまうような人じゃないよな、と思ってくすりとした。

「同じサイズの服が着られるなんて面白い」と言うローズ。しばらく前から、服のサイズは同じだったはずだ。ハイティーンの娘たちを長年小さな子どもとして扱ってきたローズが、我が子を「大人」として認識した瞬間だった。

娘たちは、これからもステージに立つ。ローズはこれからどんな人生を送るのだろう。同じドレスを着て、同じ夢を見るだろうか。私は事実がどうだったかを知らないけど、少なくともセーターをずっと編んでるような人生は送っていないだろう。どんな境遇でも、ローズはきっと前を向いて逞しく生き抜く。

 

佐々木大光asタルサ

私のブログを見て下さる方は7 MEN 侍のファンの方が多いと思うので、最後に自担でもある大光くんについて触れたいと思います。

私を知ってくれている方はご存じだと思いますが、私は自担のことになると突然語彙力を失ってしまい(他メンバーについての方がよっぽど饒舌に語れる)、何も言えなくなってしまうという習性を持っているのですが、例にもれず今回もそうでして……

なので、順を追って思ったことをそのまま書いておきます。後々の自分の回顧の為に。

 

最初、上手側に突如登場した大光くんにずびびびびびと視線が吸い寄せられて、謎の緊張感で呼吸が止まった(あまりに不審者で申し訳ない)。

本当にタルサとして舞台に立ってる、凄い。

造形が綺麗だな、ひいては存在が綺麗だな、ステージに立つことで大光くんのスタイルの良さはより生きるな、と思ったりしながら、なんとか呼吸を整えた。

舞台に立つ人として、スタイルが良いというのは素晴らしい才能のひとつだなと改めて思い知らされた。

 

子どもから大人の一座に切り替わるところ、なんて長い手足がよく動くんだろう!と思った。笑

ニゾンで歌っていても、聴き慣れた大光くんの歌声がよく耳に入ってきた。

 

セリフを聞いて驚いた。

学ななの時の感想でも発声がより自然になったみたいなことを書いた記憶があるんですが、それがさらにさらに進化していた。

セリフの発声に関して残っていた小さな違和感が、大光くんの声質の良さを失わないまま全て綺麗に無くなっていた。

舞台用というかセリフを言う用みたいな感じが一切なくなっていて、ここでまず大光くんの進化を感じて、大きく感動。

 

そしてもちろん最大の感動ポイントはタルサの見せ場である「彼女さえいれば」。

セリフの発声も歌も、物凄い進化を遂げていたと思う。大光くんのコメントで「ローを響かせて歌いたい」とあったけれど、歌にもセリフにもその意図がきちんと伝わった。

でも佐々木大光を語る上で何よりも欠かせないのは、やっぱりダンスだろうと思う。

 

あ、ちょっと話が逸れてしまいますが、私は砂塚さんの演技が素晴らしかったなと思っていまして。歌やダンスが演技と違和感なく地続きな感じがしたし、魅せ方がすごくチャーミングだった。本来はガッチガチに細かく動きが決まっているであろうところ(特に大人数でわちゃわちゃ動く「ミスター・ゴールドストーン」)も全く無理が無くて自然で。元夢の国のダンサーさんだったと聞いて、とても腑に落ちました。

 

大光くんは、これまでミュージカルや外部舞台の経験があまりない中での大抜擢だったと思うけど、やっぱりダンスの実力がしっかりないとあの「彼女さえいれば」は成り立たなかったと思う。

あまりにもこれまで見てきたダンスと違うジャンルのダンスだったことで、これまでたくさんの大光くんのパフォーマンスを見てきたファンとして、どれだけこの舞台のために努力を重ねてきたのかが透けて見えた。

多分大光くんが元々得意なのはいわゆる重心の低めのダンスだと思うけれど、彼女さえいればの特にワルツのシーンでは、良く言われる「頭のてっぺんにある糸が上に引っ張られている感じ」が見てわかる程の美しい姿勢のクラシックなダンスで、アイドルとして全く違うジャンルの歌・ダンス・演奏・ラジオ・各種バラエティ・雑誌撮影等様々な種類のお仕事を並行しながらトレーニングを重ねて、この舞台にどれだけ真摯に向き合って情熱を注いだんだろうと思ってたら泣いてしまった。(安定の涙腺激弱)

まだ若いし伸び代はあれど、百戦錬磨の共演者さんたちに囲まれながらあれだけの素晴らしい舞台の見どころのひとつを任され、それをスキルできちんと成立させた大光くんは、素晴らしかったと思う。

出来栄えが素晴らしかったというだけではなく、成長・進化という観点から見られるのはファンならではの目線かなと思います。

 

最後に

GYPSYという舞台は、私の中の色々を変えてしまった。

これを言語化するのはとても難しいのだけれど、GYPSY以前と以後で、私の考え方が変わったように思う。

 

私は間違いなく佐々木大光のファンであり、大光くんが出るからこの舞台のチケットを取った。これは間違いなくそう。

でも、この舞台を見て、絶対に「大光くんがかっこよかった」という感想はツイートしたくないと思った。

大光くんがかっこよかったのが本当にただの事実でしかなかったとしても、あの舞台を見て「大光くんかっこいい」という感想が真っ先にくるのは、(私の中で)それは嘘だなと思った。

自担が出るから見に行ったけど、自担が出てるということ以上に素晴らしいことが山ほどあって、そんな素晴らしい舞台に立っている自担をより好きになる、という感情の構造だった。

 

これだけ真っ当に努力したことに対して、正しく評価したいと思ったんですよね、なんか。評価っていうと随分偉そうで私の気持ちとしっくり来ないのに、他に適切な言葉が見当たらなくて使ってしまうけれど。

アイドルとしての大光くんが好きだしアイドルの大光くんを応援しているけれど、タルサのことをアイドルとして見るのは、私の中では違うな、みたいな。

(別に私と違う考えの人がいても大丈夫です、みんなが同じである必要はないので)

 

今回これだけの努力の成果を目の当たりにして、大光くんが1番頑張ったこと、見て欲しかったことって「かっこいいかどうか」ではないだろうと思ったりもして。

いや、かっこよさにはこだわってたと思うよ、減量もとても頑張ってたし。実際見た目に変化もあった。

ただ、エンターテイメントを享受する1人として、アイドルファンだからといって安易に「かっこよかった」では済ませず、きちんと作品と努力の成果を見たいなとそう思いました。自担が真摯に向き合ってることに対して、私も真摯に向き合って鑑賞したいと強く思った。これが舞台だろうとライブであろうとなんであろうと、会いに行くことではなく、そういうところを見るために私はお金を払っていきたいです。

だからこそ出てくる気持ちもあるとは思うけど、かっこよかったからまぁ良かったとして受け取って終わりにしたくないなーみたいなことを思ったりしました。なぜなら、どんな立場の人がどんな考えを持っていようと、私はアイドルである彼らの舞台にとても期待しているからです。

GYPSYを見て、上手く言えないけどそういう気持ちになりました。まぁそのうち考えは変わる可能性もあるけど、頭で考えて、自分の倫理観と照らし合わせてそうしようと思ったのではなく、作品を見てそういう気持ちになったのは初めてなので記録として書いておきました。

再度言いますが、私の考えと同じである必要はありません。私と違う考えの人を否定するつもりもありません。各々好きな楽しみ方で素直に楽しんでください、私もそうします。

 

 

最後の最後に、大光くん21歳のお誕生日おめでとうございます。

私は1年前の誕生日に怖いくらいの長文ブログを書いてまして笑、それを今回読み返してみたんですが、この1年で恐らく大光くん自身が大きく変わったことで私の見方や大光くんに抱く印象も大きく変わったなという感じがしています。

末っ子のかわいらしさが無くなってしまったわけではないけれど、簡単に言うと「みんなが幸せでいてくれたらいいなっていう願いを掛けてる人」から、「メンバーを幸せにできる人」になったなーみたいなことを思っています。

 

引き続きダンス・歌・演奏の高いスキルでパフォーマンスのクオリティをあげてくれているし、全体のバランスを取るだけではなくて、自分のスキルを前に押し出すこともここ1年で増えたし、Jr.CHAMPみたいな場所で優勝を勝ち取ってきたり、ドラムで優勝してきたりもするし、ライブの演出や構成や振付を中心で担っている話もよく聞いたし、最近は特にバラエティでの振る舞い方に大きな変化を感じる。

相変わらずメンバーのことをよく考えていて、だからこそグループの一員である自分がどうあるべきかみたいなことをきっとすごく考えているんじゃないかなと感じることが多かった。

20歳を迎えて、さらに頼もしい人になった。

 

私は自担・自軍を応援する上で成長や変化を楽しむタイプのオタクだなという自覚があるので、大光くんのファンでいることと7 MEN 侍のファンでいることが、私の毎日を楽しいものにしてくれているなと本当に思います。

 

さて、今年も怖いくらいの長さになってしまいましたので笑、いい加減終わりにします。

大光くんには、素晴らしい舞台と出会わせてくれてありがとう!!と心の底からお礼が言いたいです。

間違いなく、私の人生に刻まれたミュージカルになりました。

素敵な21歳を過ごしてください。今日も生きてくれてありがとう。明日も生きてね。

DADDY(4/17)感想垂れ流し

あのですねーーーー!!!

まず最初に言わせて欲しい。

私、今回上手く観劇できませんでした。

 

とにかく席が前すぎまして。

色々なものが細かく見えすぎたが故に、その目の前の事象に意識を持っていかれすぎて、作品として全体を受け取りきれなかった。これは単純に私が前に慣れていなくて、観劇が下手くそすぎるせいです笑。

 

そういう前提があって感想を書くので、もやっとふわっとすると思います笑。

いつも以上にまとまりのない、思いつきで羅列したような内容になります……

 

 

まずは嶺亜くん。

人間で、男性でした。(頭悪すぎる感想)

 

最近特に、女の子みたいに可愛いもちもちおもち嶺亜くんを雑誌やらなんやらで沢山見ていたのに、めちゃくちゃ男性だった。

なんだかもう知らない人みたいだったな。なんだろう、何が違ったのかよく分からないけど、凄みみたいなものがあった。

サマステの時もかなり前で、目の前でファンサする嶺亜くんを見てる時は本当にきらんきらんの、カメラを通してみる嶺亜くんを100倍パワーアップさせた感じで衝撃だったんですが、イメージの違いみたいなものは一切感じなかった。

手紙の時も、わぁ!嶺亜くんだー!と思った。(というか、手紙は完全に原作を嶺亜くんをイメージしながら読んでから臨んだ)

 

でも今回は違ったんですよね。

それが近すぎて下から見上げていたからなのか、役柄によるものなのかよく分かりません。素敵だったのは大前提でね。

 

歌もダンスも嶺亜くんの進化を感じる舞台でした。

嶺亜くんの引き受ける力?みたいなのをすごく感じたなぁ。

歌唱指導の先生からも嶺亜くんの努力に関するお話があったけど、任されたらこの人はなんでもやっちゃうんだろうなって。やり切れる人なんだろうな、みたいなことはすごく思った。

ピッチがとにかく安定してた。もう不安感すら無くなった。

 

話は逸れますが、私最近YouTubeの誰かもよく知らないカップルチャンネルの子どもができたドッキリshortみたいなものが流れてきて目にしたんですが、それを見て盛大に「いやまじ????」と思ったんですよね。

動画では子どもが出来たと勘違いするようなことを彼女に突然言われて、喜んでいる彼氏を隠し撮りみたいなやつだったんですが、突然子どもが出来たと聞かされてまず嬉しい!ってなる?なるの??普通の人ならなるんですか???そうですか、すいません()

 

だって、人が生まれてくるんですよ。

計画していて念願の!だったら喜ぶのは分かる。

でも結婚もまだで、ドッキリな訳だから子どもをつくろうって計画もしてないわけでしょ?

私ならまず不安が勝つ。ちゃんと思考も知識も現実に追いつかせないと、という不安とプレッシャーがまずくると思う。

だって、親として知っているべきことを知らなかったら赤子は死んでしまうよ。はちみつを1歳未満の子どもに与えたら死ぬとか、うつぶせで寝てたら死ぬとか。「知らなかった」では済まされない。

私は心理学を学んでいた頃に発達障害児と関わるボランティアをしていた経験があるので、自身の子が何かの病気ではないかとか、何かの障害があるんじゃないかとか、小さな違和感から知識と行動に繋げる作業も必要だし、そこからケアの仕方・対応の仕方から、どう子どもと自分たちのメンタルを安定させるかにまで意識をめぐらせて勉強して、親ってなんて大変なんだと思ったりしてました。(発達障害児の親向けのセミナーのお手伝いをしてたせいもある)

少し前に、甥っ子が最近自分の手を見つけたようだ、と姉から聞かされた。自分に手があるのにも気付かないまま数ヶ月生きてきた生命体。言葉も当然通じない、その命を守らなきゃいけない。そんなのどう考えても大変に決まってる。

 

そんなことを最近思ったところだったので、結婚もまだのこーすけが突然「息子です!」って現れた未来の子どもを混乱して受け入れられないのが当然だよね、と思いました。(突然だった以外に理由があったのは2幕で明かされますが)

親は子どもに育てられるってガーすけと同じテーマですね、と思ったり。(そういえばガーすけにも「強く願えば叶うよ!」ってシーンあったね)

最初から親の人なんていない。

 

印象深かったのは、息子と抱き合うこーすけと、ダディと抱き合うこーすけが全く違ったということ。

息子と抱き合うこーすけは本当に頼もしくて子を大切に慈しむ気持ちを感じられたし、ダディと抱き合うこーすけはやっぱり息子で、甘える側だった。

親になっても、息子でもある。

これを見て、私の親だって祖父母の子どもなんだよな、みたいなことを思いました。

私の祖父母は全員他界してしまっているし、自然の理として祖父母が先に亡くなるのは普通じゃないですか。

でも親を失った私の親にとって、自然の摂理であっても、親を失う悲しみってきっと小さくならないんだろうな、とか。私の両親は両家の祖父母の写真を居間に飾っている人達なのでね。

幼くして父を失ったこーすけの衝撃と喪失感が大きかったのは当然のことで、親子関係で埋めるべき大きな空白を埋められなかったと感じるのも当然。

私自身だって来年も再来年も生きるつもりではいるけど、そうできるかどうかは分からないなとか。私がもし突然死んでしまった時に影響を受けてしまう人達に、私は生きてる今何ができるかな、とか。

 

……こんなことを思ったのに、爆笑したし明るく楽しい気持ちで観劇していたというのは、本当に舞台が持つ力だな、という感じがしました。

私がファミリーミュージカルって聞いてイメージするのは「おかあさんといっしょ」のコンサートとかなので、普通は子ども向けにつくられているものだと思うけど、その枠にとどまらず大人の心も動かすDADDYっていう作品は深みがあって素晴らしかったなと思った。

 

途中うんことかおならとかでてきて、いい大人でうんこやおならを喜ぶ人は多分あまりいないと思うけど笑、子どもがもう絵に描いたように笑い転げていて、子どもがこんなに楽しそうに笑うんだったらうんこもおならも正義だよなと思いました笑。

 

 

あまりに近くて、リアクションが大きかったりじっとしていられない子どもが目の前にいたり、静かなシーンで声を出してしまう子どもがいたりする中で、集中力を切らさずにお芝居できること自体凄いことだなみたいなことも思いました。

大和田さん、だいすけお兄さんの目にうっすら涙が浮かんでいるように見えたりもして、この環境でしっかり入り込めるのは凄い。素人みたいなこと言って逆に失礼かもしれないけど。

 

アンサンブルの皆さんも、本当に本当に本っっっ当に素晴らしかった。

物凄い運動量で汗をかいているのもはっきり見えたし、でも呼吸は盛大に乱れてる感じがしなくて、完璧なパフォーマンスの合間に優しく子どもと目線を合わせていたり、浮世離れしたプロフェッショナル集団で、本当に夢の中の人って感じだった。まじで人間?これマチソワやってんの??正気???みたいな笑。

目力というか顔の圧がある派手顔俳優さん方に圧倒されたし、アンサンブルの皆さん本当に好きだー

現実ショコラちゃん(?)が同級生に激似でした(まじでどうでもいい情報)

 

あと特筆すべきは衣装・美術関係ですかね。

衣装の縫い目まで良く見えましたが、衣装も小道具もセットも本当に丁寧に作り込まれていていたな、という印象です。(虹がちょっと破損してたのも後半公演のリアル笑)

あれだけの色んなパターンがあったし、子ども向けだったのに全くちゃちい感じがしなかったのも良かった。

 

生バンドの方々が舞台後方にいたんですが、ちゃんと物語の一員の役割を担っていて大好きになりました。

 

衣装や小道具・音楽・生バンド・アンサンブルの素晴らしさがDADDYという舞台をより上質なものに押し上げていた感じがしました。

 

宇宙のダディが全ての命のダディでしたが、私は音楽の生みの親である掃除のおじさんからめちゃくちゃ父性を感じました。

あの方がキャスティングをした訳ではないかもしれないけど、あの方が人生の中で生み出してきた数々の音楽で、あの方が伝えたかった想いを乗せた舞台の主演に嶺亜くんが選ばれたこと、ありがたいしとても誇りに思う。

嶺亜くんが主演してくれたおかげで、良い経験が出来ました。(嶺亜くんじゃなかったら絶対に行かなかった舞台なので)

 

あと、ショコラちゃんが最高だったのは言うまでもないって感じです。

 

これは舞台に限らずですが、何か伝えたいことがあった時にどう伝えるかってすごく大事じゃないですか。

どう伝えるかで届くものって変わる。

ファミリーミュージカルとして、明るさと楽しさの中にどっしりした核を据えて伝えるという方法が、決して子どもにおもねっている訳でなく、大人に伝える手段としても楽に深くまで届ける有効な方法なのかもしれないと思いました。

小さい子はもちろん、中学生、高校生くらいの年頃の子にも是非見て欲しいね。それくらいの年代だったら、親に連れられてじゃなくて痺愛として見に行った子もいるよね、きっと。

私は人の感想にはあまり興味が無い方なんですが、それくらいの年代の子がどういう感想持つのかにはちょっと興味がある。

 

DADDYを間近で見て、私はなんて頭の中がうるさくてあっちこっちに意識が飛んでしまう人なんだろうというのを自覚したので(衣装の縫い目なんて見えても見るなよ……笑)、そのあたりをもう少し鍛えられたらといいなと思いました。笑

ガーすけと桜の子(3/14昼)感想

とんでもなくごちゃごちゃしそうなので、めずらしく目次機能なんか使っちゃうよ!!!

考察っぽいことを書いてますがそんなに高尚なものではなく、基本は思ったままを書くただの感想なので、軽い気持ちで見て下さい。(丁寧なハードル下げ)

あとダラダラ書いてるので、めっちゃ長いです。いつも長いけどいつも以上に長いです。

 

 

芸人さんってすごい

ガーすけ、とっても良かったです。

その要因として、あべこうじさんの存在が大きい。どう考えても天才やで……

 

ガーすけ、アドリブだろうなというシーンがたくさん見受けられるんですが、あべこうじさんを筆頭に芸人さんてアドリブにめちゃくちゃ強い。

アドリブの入れ方、特に間の取り方がやっぱり抜群。

私は古のお笑いオタクなので(あべさくMCの某番組よくみてたよ)あべちゃんと呼ばせていただきますが、あべちゃんといえばやっぱり漫談です。

近年のR-1で純粋に漫談する人って本当にいない。なぜなら恐らく大会向きじゃないから。漫談で勝つの、相当難しいと思う。

しっかりコント設定やフォーマットをつくりこんだ方が、大きな爆発地点をつくれて賞レースでは点数に繋がりやすいんだろうと思います。

そんな中、ごりっごりの漫談でR-1優勝してる人ですからね、あべちゃんは。

ずっと客席に真正面向いて立って、お客さん全員をひとりで相手してネタしてきた人なんだから、そりゃ空気の掴み方も上手いに決まってるよな~と思いながら見てました。

完全に空気を掌握してるから、何してもおもしろくなっちゃう。

 

ひょっこりはんも同じくピン芸人だし、あと春美さん役の上地さんも今は女優として活躍しているけれど元芸人さんだそうで、コメディーにおける芸人さん(の経験)の存在の力強さはやっぱり必要不可欠だなと思いました。(そう考えると当時感想にも書いたけど、川田さんがいたとはいえ学ななで主演とその他若手俳優たちにコメディー要素のほとんどを託す勇気も凄いし、託された俳優のカロリーは相当なものだっただろうなと思う)

 

阿達くんがやばい

阿達くんがやばい。めちゃくちゃにかわいい。わんこすぎる。

阿達くんは正体不明の謎の生命体サクラを演じたわけですけれど、あの天真爛漫さがわざとらしくなくイラッとしないのは、阿達くんが普段からゴリゴリのアイドルだからだと思っています。

 

終始一貫して明るくてルンルンなサクラが泣き始めるシーンでの、泣き声に変わるその瞬間が好き過ぎました。

手足もすらっとしていて、動きからいい意味での若さもすごく感じるし、元々いい子だなと思ってはいたけど、さらに大好きになりました。

 

最後の挨拶で、ガーすけが人生初の舞台だという菅生くんと初日から開演前お互いに背中をバンって叩くルーティーンをやってるって話をしていました。

緊張している菅生くんに阿達くんが「緊張してますか?僕もめちゃくちゃ緊張しちゃうんです」って声かけたことから始まったルーティーンだそうで。

……いや、そりゃあ舞台に立つっていうのは緊張することなのかもしれない。特に初日は。でも本当にめちゃくちゃ緊張していたら、他の人のことを気遣う余裕はないぞ普通。初舞台を踏む俳優さんに「僕もめちゃくちゃ緊張しちゃうんです」と声掛けられる高校生…恐ろしい子!!!©ガラスの仮面

 

何かしらの形でまた侍と共演する機会があればいいなー

まだ若いのにこれだけの信頼感をかっさらっていく阿達くん、超凄い。これは強火ファンを抱えているのも納得。

SHOCKも頑張れ~~~~

 

俳優・矢花黎

ご存じの方も多いかと思うんですが、私は病的なスタイルフェチなんですね。スタイルのいい人がとにかく大好き。

ただ矢花くんを見ていると、スタイルがいいとはまた少し違った「骨格がいい」を感じる。

骨格に魅力を感じる人、私の中ではなかなかいないです。

細いけど肩幅がしっかりあるので、頼りないひょろひょろした感じがあんまりしない人だなと思います。どこか和装を現代風にアレンジしたような、ウエストがしぼってある衣装なのもウエストの細さを感じる(後ろから見た時が特にやばい)んですが、とにかく佇まいが綺麗。

私は上手側だったので、あの鼻筋の通ったお顔をななめからたくさん見られてとても嬉しかった。(が、構造上龍之介のお部屋の中は見えにくかったのでそこは残念)

 

あと、途中で劇の中の登場人物という役割から脱して、こちら(客席)に語り掛けるシーンが冒頭含めて数回あるんですが、その切り替えが自然でした。とっても良かった。

 

美大の駅伝見て矢花くんのお芝居ってとってもいいなと思ったけど、舞台でもとってもとっても良かったです。特に素の喋りが。(語彙力)

 

あとこれは昔っから言ってますが、一緒に仕事をして長い時間を共有して、いろんな面を知っているであろうメンバーから「とにかく優しい男」と評される矢花くんから、私は金属のイメージを感じる(今回は特に鋭さも感じた)ので、次はコメディーじゃない舞台が見たい。

あの鋭さを生かして、矢花くんの悲劇とか見たいね。古典も古典、ソポクレスとかどうですか笑。コロス的な動きが似合う人なんだろうなというのもとっても思ったので。

矢花くん、最後の挨拶で「昨日少クラ収録で久しぶりに龍之介から矢花になって、周りにいつもの5人がいてワーワーしてて、そういえばこんな仕事してたなって不思議な気持ちになった」みたいなこと言ってたので、悲劇をやったらダーク期が続いてしまうかもしれないけど笑、きっと舞台上以外でも龍之介マインドで過ごすことが多いんだなぁ、と思いました。役が抜けないタイプなのかもしれない。

 

役者・矢花黎の可能性をひしひしと感じる舞台でした。

これからも矢花くんのお芝居の仕事がたくさん見たいので、事務所の偉い人よろしくお願いします。

 

考察のようなもの

まずはじめに神話におけるハデスとは?

考察をするにあたって、ハデスのことを知っておく必要があると思うので、私なりに抽出してみます。

 

ハデスはギリシャ神話に登場する冥界の王です。全知全能の神ゼウス、海を支配するポセイドンに続いて3番目に強大な力をもっているとされている神です。(ガーすけでは「ハデスさんのお友達」とされていますが、ポセイドンゼウスはハデスの兄弟)

なのにいつも冥界にいるため、オリュンポス十二神には数えられないことが多いし、ハデスにまつわる神話も少ないです。

ハデスの神話で有名なものといえば、ペルセポネに関する話だと思います。

ペルセポネは、ハデスの妻。ゼウスの娘なので、叔父と姪という関係性です(ギリシャ神話では平気で兄妹で結婚したりします)。

超ざっくり言うと、ハデスはペルセポネに一目ぼれ。ペルセポネが水仙を摘んでいる大地を引き裂いて登場、冥界へと連れ去ります。

ペルセポネの母親はデーメーテールという豊穣の女神です。娘が誘拐されてデーメーテールが怒りと悲しみに暮れたため、大地は不作となって荒れ果てます。

ゼウスはハデスは娘の夫に不足ないと言っていましたが、このまま大地が不作続きでは困るので、ハデスにペルセポネを返すように遣いをやります。

しかし、ペルセポネは既にハデスから丁寧に扱ってもらったことや空腹から、ハデスからもらった12粒のうちの4粒のザクロを口にしてしまっていました。

これは黄泉竈食(よもつへぐい)といって、日本のイザナギイザナミの神話にも見られるパターン。あの世のものを食べると、この世には戻れなくなってしまうとされています。

12粒のうち4粒食べてしまったので、ペルセポネは12か月のうち4か月を冥界で過ごすことになり、ペルセポネが地上に戻ってくると母である豊穣の神デーメーテールが喜んで、作物が実を結び花が咲く暖かい春がやってくるので、ペルセポネは冥界の女王でありながら春の女神とされています。そしてペルセポネが冥界に戻ると草花は枯れ、冬になります。これが四季の始まりです。

また、ハデスは冥界の番犬ケルベロスを飼っています。ケルベロスはハデスに忠実で、死者が冥界から逃げ出そうとすると食い殺してしまうといわれている、頭を3つ持つ地獄の番犬です。

普段は3つの頭が交代して眠るので常に監視を続けられますが、甘いものが大好きで、甘いものを与えられると夢中になって監視が緩んでしまうらしい(かわいい)。

 

夢を思い出すのに必要なものを手に入れる

夢は「なくしてしまうと取り戻すのは難しいかもしれませんが、忘れてしまっていたものであれば思い出せる」とされています。(パンフレットより)

龍之介の願いを叶えるためにやってきたサクラに、「就職は龍之介の夢?」と聞かれ「就職は夢にまでみた現実」と答えています。就職は龍之介の夢ではない。

龍之介が夢を思い出すのに必要なことを、たちどまり荘のみんなと四季を通して取り戻していく物語だと私は思いました。

 

1.親との関係性(春)

春美&いぶき親子の関係修復、娘のいぶきちゃんがかなり下手に出ているところに個人的には多少モヤりましたが、「子どもは親を選べない」、「子どもが未熟で産まれてくるのは、身体より脳の進化を優先したからとか、子が親を育てるためとも言われている」みたいなセリフがあったので、子が親を育てる形を強調したんだろうなと思いました。

龍之介は親か子かで言えばまだ圧倒的に子なので、「親に何をしてもらうか」ではなく「子が親にどう働きかけるか」がメインになる必要があったのかな、と。

ここで特に気になるのは、いぶきちゃんがハデスさんに手紙を託したということ。

ハデスさん、時々見えなくなるんですよね。前半部分で夏目ちゃんから見えなくなっていたけど、いぶきちゃんにはきちんと見えて、しかも手紙を託すことまでできた。

あ、あと蛇足ですが、春美さんのビジュアルが湯婆婆似なのは黄泉竈食繋がりかもしれない。千と千尋も黄泉竈食から始まる物語なので。

 

2.夢に対する熱い気持ち(夏)

夏目ちゃんが女優を諦めて実家に帰ると言い出した時、龍之介が熱い気持ちを露わにして止めることで、夢に対する熱い気持ちを思い出すことができた。

「諦めたらそこで試合終了っていうけど、諦めなかったら勝てる訳では無い」

「終了のホイッスルを吹くのは自分」っていうセリフがある。

夏目ちゃんは頑張れと言われて「頑張ってる」と答える。夢っていうのは、頑張ったからって叶うものでもないんですよねぇ。

夏目ちゃんに「芝居なんて嘘。脚本だってあるし練習だってたくさんする。私だって所詮全部嘘!」みたいなセリフがあるんですが、それに対して龍之介が言うのが「芝居が嘘だとしても、あの時客席から見たステージ上の夏目さんは、僕にとっては真実だった」。これは完全にオタクと推しとの関係性。

「アイドルは夢と夢と夢を売る仕事」ってセリフもあるように、この辺は矢花黎がアイドルであるという前提があってこその当て書きだろうな、と。

アイドルって確実に見せる部分と見せない部分をきちんと選定していて、私たちが見ることが出来るのは例えどんなに自然に見えてもお仕事の顔のみ。

でも、ステージの上で見せてくれる彼らの中に彼らの真実があると私は夢見るし、これぞ正しく「夢を売るということ」なんだろうな~みたいなことをぼんやり思ったりして聞いてました。

これはコロナ自粛の時に本当に感じたことだけど、龍之介のセリフ通り「娯楽がなくなったら心が死ぬ」んですよ。

あと、夏目ちゃんのお父さんも春美さんと同じく子どもが生まれて俳優の道を諦めた人だそうです。

 

3.守るということ(秋)

大家さんの名前は秋男。大家さんは立ち退きを命じられるものの、たちどまり荘を守るためになんとか交渉を引き伸ばしてくれます。

龍之介もたちどまり荘を守るために、絵本の賞を取るために奮闘する。

親子関係をきちんと築き、自分の中に熱い気持ちを取り戻したその先のミッションは、仲間を守るということ。

龍之介にとってたちどまり荘は住む場所で、みんなの大切な場所を守るという意味合いですが、大家さんにとってだけは「父親から受け継いだものを守る」が含まれているですよね。たちどまり荘は大家さんのお父さんが建てたアパートなので。

龍之介も才能を信じ続けてくれる岡本(=龍之介の才能を「咲かせてくれる人」である美大出身の「咲人」くん)の存在があって絵本という方向にシフトチェンジするものの、龍之介が絵本作家を目指すことは仲間を守ることと、父親から受け継いだ才能を守る(捨てない)ことの両方の意味があるような気がしました。

 

4.対峙(冬)

満を持してお父さん(とと)登場。

お父さんが訪問してくる前、サクラがクリスマスツリーみたいな門松みたいな置物を持ってくるんだけど、あれはお父さんとの対峙がクリスマスと正月が1度にくる(くらいのビッグイベント)ってこと?ですかね??

 

龍之介にとって、出来上がった作品をお父さんに見てもらう、そして認めてもらうというのは大きな意味があったんでしょう。

父親と同じ道を辿る、龍之介の憧れであり目標であり夢が作家。(だから名前が芥川から取って龍之介なんですかね)

でも龍之介は「僕には才能がなーい!」と思ってた。それが、岡本くんの才能とかけ合わさって、絵本作家という道を行くことになった。

私も今の仕事、巡り巡って結局昔いろんな事情で諦めた夢の亜種みたいなことをやらせていただいてるので、境遇的に重なります。

小説家であるお父さんからは「自分の物語を書きなさい」的なことを言われる。

同じような道を選んでも、そこに「自分」が存在することが大事なんですね。

気になったのは、ととが来る時にサクラは眠ってしまうことと、ととにはサクラの耳が見えるということ。

ととにサクラの耳が見えるのは、ガーすけが伝えたいことがある人だからなのかな(ととにも拾ってくれてありがとう!と言っていた)と思ったけど、ととが来てくれた時寝ちゃってたら伝えられないじゃんと思ったりして。

龍之介にとって大事な場面だったので、邪魔しないように寝てたのかな。でも、意識的に寝たというよりは「寝てしまっていた」って感じだったけど。

 

大人になることって、春美さんがいぶきちゃんを産んで演歌歌手を諦めたり、夏目ちゃんのパパが夏目ちゃんが生まれて俳優の道を諦めたりすることだったりもするのかもしれない。

龍之介も「なんでも出来るような気がして夢を描いたキャンバスが、ただの落書きだと気付くのが大人になるってことだと思ってた」みたいなこと言ってたし。

でも、「物語の主人公は自分」として、自分の人生に自分で納得のできる形で自分で責任をとることが大人になるということなのかもしれません。

 

サクラ

サクラはガーすけでした。

龍之介が強く願うことができたとき、龍之介はサクラがガーすけであることに気付きました。

でも、ガーすけのことを忘れていたわけではないんですよね。だって龍之介がたちどまり荘のみんなと協力して書き上げた絵本のタイトルがガーすけのことを描いたであろう「ガーすけと桜の子」なので。

気になったワードは「3番目だからな」というセリフ。すごく象徴的だったように思います。

単純にお母さん・ガーすけ・サクラで3番目、で良かったのかな。サクラはガーすけだったけど、ガーすけとサクラとで2度人生(犬生?)を共にしたみたいな感覚?ってことなのかな??

その後の「俺のところに来い」ってセリフが、圧倒的子の立場だった龍之介の、親の立場への移行みたいな感じがしました。責任を負う立場になったというか。

 

事故のシーンについてはいつ差し込まれたものなのかの記憶が曖昧で……笑。複数回見るチャンスがあれば意識して見たかった部分です。

 

ハデスさんは何者なのか

ハデスさんは多分ハデスだと私は受け取りました。普通に冥界の王。

何故そう思うかっていうと、ハデスさんがめちゃくちゃバイトに行ってるからです。

神話の中のハデスもとても忙しい。なんせ盆正月関係なく人は毎日どこかで誰かが死にます。なのでハデスはいつも冥界にいてオリュンポスにいなかったから、ゼウス・ポセイドンに続く実力者でありながら十二神に数えられないことが多いです。そして神話の中のエピソードも少ない。

命を扱う仕事です、とも言ってたので、冥王のお仕事(って具体的には何か知らんけど笑)してたんだろうなぁと思ってます。

 

最後のシーンでハデスとサクラは存在しなかったことになっています。

龍之介は、次は金賞を取るぞと意気込むわけなので(=絵本を書いて賞を貰ったことは事実)、ハデスとサクラは絵本「ガーすけと桜の子」で龍之介が描いた物語の登場人物だったのかもしれない、と思ってます。

 

ハデスが序盤の夏目ちゃんから見えなくなることの意味を考えると、ハデスさんは「後悔を抱えている人」にはよく見える存在なのかもしれない。

だから夢を一生懸命に追う序盤の夏目ちゃんからは少し見えにくくなる時があるのかな?とか。それなら強い後悔を抱えていたであろういぶきちゃんからはよく見えるはず。

あともう1回観劇のチャンスがあれば、ハデスさんと直接会話してない人っているかな、中でも特に岡本くんとハデスさんの直接的な会話ってあったかなってあたりは見ておきたかったです。

 

ガーすけにも龍之介に対する後悔の念が強くあって、その後悔を解消するためにハデスさんが力を貸してくれたのかな、と。

本来だったら亡くなった人は、番犬ケルベロスがいるので冥界から現世に来ることはできませんが、ハデスさんが取り計らってくれたんだろうと思います。

最後、サクラとハデスさんが存在しないことになってるシーンで、サクラがお団子を持って出てきたのは、再び冥界に帰るときにケルベロスにあげるためだったのかなと思ったりしました(ケルベロスは甘いものが好き)(神話では焼き菓子だったようですが)

 

ハデスさん、ポスタービジュアルがどっからどう見てもデトロイト・メタル・シティ(松山ケンイチ主演で映画化もされたギャグ漫画)なんですよね。メタルバンドにおける白塗り文化は他もありますが、髪型も一致してるし口の端っこの模様がどう見てもDMC

1巻か2巻までしか読んだことがないので内容はほぼ覚えてないんですが、主人公は自分が好きなポップミュージックのミュージシャンとして売れたいのに、どんどんメタルバンドとしてカリスマ的人気を誇っていってしまう、みたいな内容だったと思います。簡単に言えば好きなことと才能(与えられた役割)が違うみたいなことです。

ハデスさんも冥王という立場だし、いかにも怖そうな風貌ですが、本当はこうして人助けがしたい優しくて心穏やかな神様だったのかも、と思ったら急にかわいく見えてきました笑。

 

まとめ

多分、子どもの有無・ペットを飼った経験の有無、親の死に直面したことがあるかどうかで、大きく感想が違う舞台のような気がします。

私はあまり人の感想を積極的に拾っていくタイプじゃないんですが、TLで流れてきたものは見ていて、生まれてから観劇までにした経験・それまでに思ったことで受け取り方って大きく違うんだろうな、というのは凄く感じました。

私個人としては、なるべく多くのものを受け取りたいなと思って観劇した舞台でした。

これまでつらつらと書いた私の感想が本来の狙いだったのかどうかは不明ですし、そもそも1度しか観劇していないので間違って受け取ってるところもあるかもしれないんですが、別に細部まで合っている必要も特にないかなと思っていて笑、夢を追う人がいて、その周りに支えてくれる人がいて、その両方が「自分の物語の主人公」だと胸を張って言える人生だったらいいよね、みたいなことを大筋として受け取りました。

なので、私もどんな立場におかれようとも「自分の物語の主人公は私だ」と胸を張って生きていける選択ができるようにしていたいな、と思いました。

 

やっぱり矢花くんの存在感って凄かったなと思います。本当に綺麗だった。

そりゃーもちろん顔はいいんですけど、顔が良いってだけじゃなくて本当に雰囲気のある人だなと思いました。

矢花くんて音楽面に優れているので、もしかしたら先輩方がまだ誰も通っていないような道を行くんじゃないかなと勝手に思っているんですが、お芝居というフィールドでの活躍も並行していってくれたら嬉しいなと思う舞台でした。

座長矢花くん・そして阿達くん、カンパニーの皆様、大千穐楽おめでとうございました。全ての公演が無事開催されて、私も体調を崩すことなく見に行けてよかったです。

そして阿達くんという存在がいたことで、座長であり先輩としての矢花くんの顔も垣間見れて嬉しかったです。

阿達くんはすっかり私の無所推しリストの中に入りました。

 

また、矢花くんのお芝居を見に行く機会がありますように!!!

 

最後まで根気強く読んだ人がいたら、あなたは凄い!!!(約8500文字)