好きな人やものが多すぎて。

自分の情報収集記録用。7 MEN 侍。SexyZone。

MORE デビュー10周年記念連載特別拡大版 菊池風磨

MOREさんのSexy Zone特集の最後が風磨くんで、先月からドキドキしておりました。

一体風磨くんは何を語るんだろうって。

結論から言えば、わかってたこととはいえ、私は少し苦しくなったかなぁ。

 

私は風磨くんよりの箱推しって自称しているんですが、風磨くんが一番魅力を言語化するのが難しい人だなと常々思っています。

風磨くんの好きなところはまず初めに歌声なんですけど、彼の内面の魅力って言うのは言葉で形容しがたい。

多分、いろんな場所でいろんな顔を持っていて、それを意識的にうまく使い分けているからなんだと思います。

メンバーの舞台を見に行って、笑い声や歩き方や拍手の仕方でバレる、いつでもどこでも『ド中島』なシンメがいると、自然とバランスをとる方向に動きたくなるもんなのかな笑。

風磨くんは周りが見えて、賢いからなおさら。

 

でも、風磨くんは決して周りの顔色を窺って自分の意見が言えなくなったり、自分の意志がないってわけでは決してない。

一本、自分のなかに揺るぎない信念がある。それが本人の言う「友達に恥じるような人生は送りたくない」ってところなのかもしれない。

 

私は若い時の風磨くんを見ていて、不満そうであることは感じ取っていました。

正直浮いてたし、本当はこんなことやりたくないんだろうなとも思っていた。

当時セクラバ未満の私にでさえそう見えたんだから、メンバーだってスタッフさんだって、その風磨くんの気持ちに気付いていたはず。

「生意気そう」「チャラそう」みたいなイメージを持たれてるのは、そういう過去があったからなのかなとも思う。

ちょうどタイムリーに昨日のラジオで言ってた「プロ意識がない」も、今までことあるごとに無神経に言われてきたんだろうな、とか思ったり。

それを「反抗期」と形容したりされたりするわけだけど、Sexy Zoneのお兄ちゃんであり親でもある風磨くんだって、その時期は本当は自分のことでいっぱいいっぱいだったはず。

でも、自分の置かれている環境では、自分のことに集中したり、誰かの手助けを大っぴらに求められる状態ではいられなかったという、ただそれだけ。それだけで、色々抱えながらメンバーのお兄ちゃんと親の役割を担ってくれていた。

これは本当にケンティーに対してもそうだけど、ものすごく感謝をすべきところだよね。年上だから当たり前だと思っちゃいけない。なんせまだ当時2人とも高校生。

自分が高校生だった時は自分がそんなに子どもだとは思ってなかったけど、今思い返せばまだまだ子どもだったもん。

ケンティーと風磨くん、それぞれ長いこと重圧を背負って葛藤しながら、それでも潰れないでいてくれた。

私はライネク新規なのでこの当時のことを詳しく知らないけど、当時のふまけんを抱きしめてあげたい気持ち。

よく頑張ってきた、ずっとよく頑張ってくれてる。偉い、すごいよ、こんなことなかなかできることじゃないよっていっぱい言ってあげたい。(誰かそう言ってくれる人がそばにいたことを願う)

 

風磨くんがSixTONESに憧れる気持ちもすごく分かるし、SixTONESのメンバーになれていたらそっちの方が性に合ってたんだろうし、もっと違うジャニーズ人生を送れていたと思う。

もっと楽しく仕事して、自分のことに集中して、仲間と高めあって、理想とする自分に近い自分でいられたのかもしれない。

たらればを言い出したら、きりがないけど。もしかしたら、そっちの方が風磨くん個人の人生として考えたら、幸せだったのかもしれないとすら思う。私の心の中にずっと引っかかってるんだ、これは。

 

でも、現実は違ったから、ずっと葛藤してきた。理想の自分とは程遠い仕事をしながら、周囲の友達の輝きを前にいろんなことを感じて、考えてきた。

 

どのグループもそうだけど、ジャニーズのグループって自分で好きな人同士で組むことは基本的にはほとんど無くて、大人に「はい、今日から君たちは仲間でチームだからね」って言われるわけじゃない?

まぁSixTONESとか7 MEN 侍は直談判しにいったのか。他にもそういうグループあるのかな。あんまり詳しくなくて知らないけど。

当人たちの意に沿わないメンバー構成って意味では、Sexy Zoneってトップクラスなんじゃないかと思うのよね。

しかも「この子たちは誰なんだろう」って状態でデビューが決まるのも異例中の異例だよね、多分。

 

つい昨日ちょっと調べたいことがあってアイドル誌を見返してたんですが、IMPACTorsが結成間もなく1年でやっとチームらしくなってきたと言われるようになってきた、って答えてる記事をちょうど目にした。

メンバー全員年も十分に大人で、実力もしっかりあって、経験も積んできたIMPACTorsでさえ「チーム感」を生み出すのに年単位の時間がかかるんだなぁなんて思いながら読みました。

実力もまだまだ、経験も乏しい、年齢的にも明らかに子どもで、マリちゃんは特に日本語すらたどたどしい状態で、厳しい芸能界に放り出された。

年下組、なかでもマリちゃんは本っ当大変だったと思う。でもやっぱり、大変だったのは年下組だけじゃなくて、Sexy Zoneは全員が全員、それぞれ違った葛藤してきたグループだなって思う。

ほんと、ジャニーさんは一体何を考えてたの?????(今更)

またたらればの話になるけど、ある程度の年齢差があったり面識がないスタートだったとしても、Sexy Zoneだって結成して何年かJr.のまま下積みしてたら、また全然違った道を歩んでたと思うんだよ。

なんであの状態でデビューさせたんだろうね。

数々の山を乗り越えたからこその場所に今いるんだろうとは思うけど。

私は基本的にマインドがモンペなので笑、もう少しみんなが苦労しない道、助け合える道を準備してくれても良かったじゃんジャニーさん!と思ってしまう。

 

その時があったから今がある。それはわかります。頭ではちゃんと理解してます。なんか愚痴っぽくなってきちゃったな。ポジティブでなくてほんとすいません。

 

ただ、だからこそ風磨くんのことはすごく好きだし、尊敬している。

私、この前の9/25のドリボ記事で「風磨くんは少し不幸の香りがする」って書いたのね。

不幸の香りがする人って、私の個人的な経験上では成育環境に起因することが多かったから、風磨くんはご両親にすごく愛されて育った感じがするのにな~なんでだろ?的なことを書いたんだけど、もしかしたら成育環境の問題でなく、彼が仕事を始めてから多くのことを自分の中で長いこと抱え込んできたってところなのかもな。

まだ精神の柔らかい思春期に抱え込んでいい量を超えて、抱え込んできたのかも。

 

でも、Sexy Zoneが風磨くんが心をぐちゃぐちゃに乱されながらも育てて守ってきた場所だからこそ、これから先10年は絶対に絶対にぜーーーーーったいにSexy Zoneが風磨くんを幸せにする場所であり続けて欲しい。

まだマリちゃんが休養中だし、これからももしかしたら予期せぬ何かが色々あるのかもしれないけどさ、菊池風磨Sexy Zoneにはとにかく幸せになってもらわなきゃ困るんだよ。私はモンペなので。

風磨くんは負けず嫌いだししっかりしてるから、どんなマインドでも仕事をこなすことが出来る人だと思うの。

でも、20周年を迎えたときに、「10周年を振り返った時は楽しいことばかりじゃなかったって言ったけど、20周年までの10年間は本当に楽しいことが多くてありがたかったっすね」って風磨くんに笑ってて欲しい。

Sexy Zone、売れて欲しい。風磨くんの夢だから、叶って欲しい。その夢を叶えるだけの苦労と努力を重ねてきた人たちだと思うのよ。

そしてSexy Zoneがその夢を叶えるには、風磨くんが必要。5人が必要。

 

あー、私やっぱり風磨くんのこと大好きだな。

風磨くんがとにかく大好き。

 

色々感じたけど、結局これなんだよな。